こんにちは。かわ吉です。
銀行が取り扱っている主力商品は『お金』です。『お金』は誰にとっても必要なものなのですが、銀行側からすれば、『お金』の商品って他の銀行と差別化が難しいです。
自動車業界であれば、形や性能など目に見えてイメージしやすい差別化ができます。食品会社であれば、味を工夫したり値段を安くするなどして差別化することができます。
一方で銀行業界のメイン商品である『お金』はどこで借りてもほぼ同じです。強いて言うなら金利の安さで差別化することは可能ですが、今はどこの金融機関も金利を下げまくっていますから、差別化の観点ではコスパが良くないと思います。
仮にそうであれば、銀行はどのような点でライバルと差別化すれば良いでしょうか??
現役銀行員であるかわ吉が考えた差別化の手段と、他の銀行と差別化するために銀行員が始めるべき趣味TOP3について解説してみようと思います。
この記事が、同僚や他の銀行と差を付けたいと感じている銀行員のお役に立てれば幸いです。
ではいきましょう!!
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大前提:差別化のポイントは人間力

ぶっちゃけ『お金』の商品で差別化するのはコスパが悪いです。
たとえば、手っ取り早い『金利の引下げ』を行えば、一時的には差別化できますが、他行も同じ金利にすれば、アドバンテージはなくなります。しかも一度下げた金利は上げにくいですから、銀行の収益を結果的に圧迫して終わると思います。(シェアを取りに行く目的であれば短期的には悪くない戦術かもしれませんが。。。)
その他システムへの投資も考えられますが、システムに疎い銀行員がその土俵で勝負してもコスパが悪いと思います。
ではどのような点で差別化を図れば良いのでしょうか??
それは『人間力』です。
あ!今『人間力』と聞いてあきれて離脱しようとしたそこのあなた!!ちょっと待って!!
確かに『人間力』という言葉自体は抽象的です。『人間力』でググっても抽象的な解答しか出てきません(笑)
でも結局、差別化されていない『お金』をどこで借りるかの判断基準って、『人』にたどり着くのではないでしょうか??
だとすると『人間力』のある人から借りたいですよね??
『人間力』で勝負するということは、『あなた自身』を商品として売ることです。
『あなた自身』を商品にするには、顧客にあなたには『親近感』があると感じさせればOKです。
なので、今回紹介する3つの趣味は、顧客に『親近感』を感じさせるために役立つものとなっています。
そのような視点でこの記事を読んでみてください!!
①ゴルフ:下手な方がお得

顧客とゴルフをすると聞くと、嫌悪感を示す人も多いと思います。
そのように感じる理由は以下の2つだと思います。
1つ目は『接待』のイメージが強い。
2つ目は下手なプレーをすることで相手に悪いイメージを与えるのではないかという恐怖心。
これはこれで一理あると思います。ただ、たったこの2つの理由は全く大したことないです。
1つ目の『接待』のイメージが強いということに関しては、それは間違いないです(笑)顧客とゴルフに行くのですから、『接待』の要素はもちろんありますし、あるべきです。お客様への配慮は絶対に必要です。
ただ、実際にプレーしてみると意外と楽しくできるものです。良いプレーが出ればお互いに『ナイスショット!!』と褒め合えばお互い気持ちが良いですからね。
気を遣う面もありますが、トータルでは『楽しい』が勝ちます。お客様の新しい一面も知ることができて、仕事では絶対にしない会話もできたりします(笑)
2つ目の下手なプレーをすることで相手に悪いイメージを与えるのではないかという恐怖心については、気にする必要は一切ありません。なぜなら、下手な方が『親近感』が湧くからです。人間は、自分より下手な人を見ると優越感を感じて気持ちが良くなります。なんか助けたくなったり、可愛く感じるものです。
そう感じさせたらもうあなたの勝ちです。
ぶっちゃけ上手すぎるとお客様から逆に気を遣われるので損です。
ゴルフは下手な方が得です。
だからチャレンジしましょう!!
お客様とのゴルフであれば、ゴルフ代は経費で出るところも多いのでないでしょうか??そうであればよりお得だと感じませんか??
オススメのゴルフ動画を貼っておきますので興味ある人は見てみてください。
②お酒:得意なお酒を見つけろ!!

銀行員に会食はつきものです。
会食では、お酒を飲むことが多いと思います。そもそもお酒を飲まない顧客は会食を避ける傾向がありますし、こちらからもお誘いしないことが大半です。
だから、会食に参加する顧客は、少なからずお酒が好きなはずです。『お酒が好き=お酒に興味がある』という認識で問題ないでしょう。
となると、お酒に関する知識はあって損はないはずです。その知識を会食の場で活用すれば、会話のネタになるし顧客があなたに興味を持つ1つのツールになるかもしれません。
では、この知識をどのように活用するのかというと、例えばワインであれば、会食で出てきた料理に合うワインを紹介できます。ウイスキーであれば、2次会でバーに行ったときに盛り上がると思います。
ちなみに、私はコチラの書籍を読みながら勉強しています。
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昔は、マッカランなどお高いお酒を飲んでいましたが、必ずしも『高い=美味しい』というわけではなさそうなので、少しリーズナブルなウイスキーを買って週末の夜を楽しんでいます。
バランタインはリーズナブルかつ美味しいですから、是非一度ウイスキーを嗜んでみてください!!
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ただし、あなたがお酒について興味が無かったり、そもそもお酒が好きでなければやめた方が良いです。そもそも好きでなければ、勉強するモチベーションも湧きませんから。
お酒がダメであれば、コーヒーなどについて勉強してみるのも良いかもしれませんね。
③グルメ:地域の美味しいお店をマスターしろ!!

地元の美味しい店を知っている人に興味ない人っていますか??
そんな奴!!いねーよな!!??
だから、地元の美味しい店は把握しておきましょう。話のネタにもなるし、そもそも美味しいものを食べること自体、めちゃくちゃ幸せなことだ音もいますし。
ただ、『どこのお店が美味しいかなんて分からないし、見つけるのも面倒だな』と感じる人も多いと思います。
そのような方は、まず顧客から『紹介された店』を片っ端から行ってみませんか??
紹介されたお店は、少なくともその顧客は美味しいと感じているわけでハズレの可能性は少し低くなります。さらに紹介されたお店に行ったことを顧客に報告すれば、めちゃくちゃ喜んでもらえると思います。少なくとも私の経験上、百発百中で喜んでもらいました。
美味しいお店も知れるし、顧客も喜んでもらえるというまさに一石二鳥です。これを繰り返していけば、美味しいお店のデータベースは自動的に出来上がります。
グルメは仕事とプライベートの両方を生き生きさせる最強の趣味ですね。
まとめ
今回は、『親近感』をテーマに銀行員が始めるべき趣味TOP3を解説しました。
その3つとは以下になります。
①ゴルフ:下手な方がお得
②お酒:得意なお酒を見つけろ!!
③グルメ:地元の美味しいお店をマスターしろ!!
どうせ新しい趣味を始めるならプライベートだけではなく仕事でも生かせるものにチャレンジしてみませんか??
以上、お役に立てれば嬉しいです。