こんにちは。かわ吉です。
今回は、FP1級学科試験を独学で挑戦する場合の注意点について解説します。
この記事が、FP1級受験者のお役に立てれば幸いです。
ではいきましょう。
独学のメリット・デメリット

最初に、独学のメリットとデメリットについて解説します。
一番のメリットは、受験費用を抑えることができる点です。基本的には、参考書・問題集・直前問題集の3冊と受験代といったところでしょうか。金額にすると20,000円弱になると思います。
そしてデメリットは、勉強方法が非効率的だと合格率が低くなり、何度も受験しなければならないリスクがあることです。受験代は1回8,000円程度ですから3回4回と受験するとかなりの費用が掛かることになります。合格率が10%程度の試験ですから、丸暗記での強行突破は非常に難しい試験です。
だから、FP1級学科試験を独学で挑戦するときは、しっかり効率的な勉強をしなければ、受験回数が増えて受験費用が増大します。この失敗を避けなけば受験費用を抑えるために挑戦した独学なのに、莫大な費用がかかる結果になりかねません。
では、FP1級学科試験に独学で挑戦する場合に注意すべきことについて解説していきます。
負荷を掛けているか

FP1級学科試験の合格率は10%程度です。それなりに難しい試験の1つだと思います。
丸暗記や雰囲気で問題を解き続けても合格へは近づけません。しっかり負荷を掛けた勉強をしなければ良い結果にはつながらないと思います。
では勉強に負荷を掛けるとはどういう意味でしょうか?
それは分からない問題の本質をしっかり理解する習慣を身に付けることです。
不正解だった問題の解答を読んで分からなかった場合、あなたはどうしますか??
大半の人は解答をとりあえず丸覚えするもしくは、そのままその問題を放置する選択肢を取ると思います。
ただ、それでは確実にFP1級に合格することはできません。なぜならFP1級に出題される問題は、解答を読んだだけでは全く腹落ちしない問題ばかりだからです。
なぜそのような解答になるのか??制度的な背景は??そのような制度が無ければどのような社会的なリスクがある??
このように問題を深堀して理解すると、丸暗記よりも脳のリソースを使わずに済みます。FP1級はリソースをいかに使わずに多くの問題を解けるようになるかゲームです。
にもかかわらず、丸暗記に頼る勉強しかしていない人が、この試験に合格できるわけがありません。FP1級を舐めないでください。
負荷を掛けることは、短期的にはつらいですが長期的にはあなたの勉強効率を上げてくれます。まずは最初の壁を乗り越えましょう。
その負荷を掛け続けることができるか

注意点の2つ目は、負荷を継続して掛け続けることができるかどうかです。
厳密に言うと、自分に負荷を掛け続ける環境を自分自身で作ることができるかということです。
問題の本質を理解する習慣を身に付けることができるか。
幸いなことに、問題の本質を理解するためのツールは、無料で提供されています。
それはYouTubeです。
私も分からない問題についてはYouTubeを積極的に活用しました。
ぶっちゃけそこらへんにある優良の講座より数百倍分かりやすいと思います。
インプットに参考書や問題集以外にお金を費やす必要はありません。
分からない問題があれば、その都度立ち止まりYouTubeを活用して腹落ちさせていく習慣を身に付けましょう。
この習慣を身に付けるためには時間が必要です。
YouTube動画をチェックするのも手間がかかりますからね。解答を流し読みして次の問題に行く簡単な流れではありませんから。
現時点では、負荷を掛ける方法は再現性高く誰でもできると思います。
ただ、その時間を確保できるか否かが重要なポイントとなります。
時間を確保する方法は以下の記事で解説しておりますので、やり方が分からない人は参考にしてみてください。
これらができなければ永遠にFP1級の受験生で終わるかも

FP1級学科試験を独学で挑む場合の注意点について解説しました。
結論としては、負荷を掛けることができるか、そしてその負荷を継続して掛け続けることができるか。この2点が大きなポイントとなります。
これができれば、あなたがFP1級学科試験を突破する確率はグンと上がります。一方で、これができなければ、あなたは一生FP1級の受験生として終わるかもしれません。
以上、お役に立てれば嬉しいです。
私が独学3か月で得点率70%を記録した効率的な勉強方法をまとめた記事はこちらになります。