こんにちは。かわ吉です。
2月のアライアンスバーンスタイン米国成長株投信C・Dコースの分配金が発表されました。
今月の分配金は以下になります。
Cコース(為替ヘッジあり) | Dコース(為替ヘッジなし) | |
第101期分配金(1万口当たり、税引前) | 0円 | 0円 |
基準価格(1万口あたり、2023年2月15日時点) | 8,651円 | 10,174円 |
ちなみに先月の分配金はこちらになります。
Cコース(為替ヘッジあり) | Dコース(為替ヘッジなし) | |
第100期分配金(1万口当たり、税引前) | 0円 | 0円 |
基準価格(1万口あたり、2023年1月16日時点) | 8,260円 | 9,329円 |
Cコースは先月に続き無配でした。
Dコースは良いところまでいきましたが、あと一歩でした。
直近1か月の基準価格の騰落率をチェックしてみましょう。
Cコース | +4.73% |
Dコース | +9.05% |
Dコースは約10%の素晴らしい上昇でした。
もやもやする相場が続きますが、今月もアライアンスバーンスタインよりレポートが発行されましたので内容をまとめてみます。
ホルダーとして、このファンドが市場をどのように見て、それに対してどのような投資方針なのかは把握して損はありません。
この記事が、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信C・Dコースホルダーの不安の解消になれば幸いです。
ではいきましょう。
かわ吉はツイッターもやっておりますので是非フォローをよろしくお願いします。
直近1か月の米国株式市場
米国株式市場は、2023年2月初めにかけて早期利上げ停止観測が高まったことから上昇しました。その後1月の雇用統計で労働市場のひっ迫が確認されたことや、米連邦準備理事会(FRB)高官のタカ派的発言などを受けて早期利上げ停止観測は後退し、株価はやや弱含みました。為替市場では、早期利上げ停止観測の後退を受けて円安米ドル高が進みました。
その結果、2023年2月14日の基準価格はCコースが8,606円、Dコースが10,086円となり、基準価格の水準や市場動向等を勘案し、Cコース、Dコースともに収益分配金を見送ることになりました。
米国経済は、金融引き締めの影響が顕在化し減速するものの、企業および家計の財務が健全なことから、景気後退は回避できると見込んでいます。インフレが低下し金融政策への警戒感が後退すれば、市場の関心は徐々に企業ファンダメンタルズに移り、株価もそれを織り込む過程で穏やかに反転に向かうものとみています。

指数に負けている
分配金が0の時点で、インカム狙いのファンドとしては落第です。パフォーマンスの面で見ても、直近1年はダウ平均とベンチマークであるS&P500種指数に負けています。

あのアライアンスバーンスタイン米国成長株投信でさえも、ベンチマークである指数に勝ち続けるのは不可能です。
そうであれば、1つのファンドの依存せずしっかり分散したポートフォリオを構築したいところですね。
ここ1年の相場であれば、金利敏感株ではなく景気敏感株やディフェンシブ株の方が底堅く推移しました。
アライアンスバーンスタイン米国成長株投信に加えてインカムファンドを検討するのであれば、フィデリティ世界バリュー株式ファンド(予想分配金提示型)やインベスコ世界厳選株ファンド(毎月決算型)、モルガンスタンレーグローバルプレミアム株式オープン(予想分配金提示型)などを組み合わせてポートフォリオを構築したいですね。
アクティブファンドのコストは高い
分散投資はリスクをコントロールする上で非常に大切です。ただ、インカムを狙うファンドの運用管理コストは高い傾向があります。
アライアンスバーンスタイン米国成長株投信の運用管理コストは年1.727%です。コストだけでファンドの良し悪しを判断すると大きな機会損失になる可能性はありますが、アクティブファンドの運用管理コスト高い問題は解消したいところですね。
その1つの方法として、『松井証券』を活用することをオススメします。
コストの高いファンドを松井証券で保有すべき理由は、松井証券には『投信毎月現金・ポイント還元サービス』があるからです。これは、松井証券が受け取る信託報酬のうち0.3%を超える部分を全て投資家に還元するサービスです。つまり、信託報酬が高いファンドほど還元率も高くなります。
たとえばアライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコースを300万円1年間保有した場合の還元は以下になります。

もちろん、この還元分とは別に分配金ももらえます。
微々たるものかもしれませんが、ちりも積もれば山となります。しっかり証券会社を使い分けることで効率よく運用したいですね。
是非、松井証券の口座開設も検討してください!!