こんにちは。かわ吉です。
10月のアライアンスバーンスタイン米国成長株投信C・Dコースの分配金が発表されました。
今月の分配金は以下になります。
Cコース(為替ヘッジあり) | Dコース(為替ヘッジなし) | |
第95期分配金(1万口当たり、税引前) | 0円 | 100円 |
基準価格(1万口あたり、2022年10月17日時点) | 7,563円 | 9,847円 |
ちなみに先月の分配金はこちらになります。
Cコース(為替ヘッジあり) | Dコース(為替ヘッジなし) | |
第95期分配金(1万口当たり、税引前) | 0円 | 100円 |
基準価格(1万口あたり、2022年9月15日時点) | 8,412円 | 10,624円 |
Cコースは引き続き無配で、Dコースは100円減配となりました。
さて今月もアライアンスバーンスタインよりレポートが発行されていますので内容をまとめて考察してみます。
ではいきましょう。
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直近1か月の米国株式市場の見通し
9月の米国株式市場は、物価の高止まりを背景に米連邦準備理事会(FRB)当局者によるタカ派的な発言が相次ぎ、長期金利が上昇したことから、下落基調で推移しました。為替市場では、円安米ドル高が進行しました。
その結果、2022年10月14日(計算期末の前営業日)の基準価格はCコースが7,763円、Dコースが10,119円となり、基準価格の水準や市場動向等を勘案し、第97期の収益分配金はCコースは0円、Dコースは100円となりました。
米国株式市場は、物価抑制を最優先するFRBの金融引締め継続を背景に景気後退懸念が高まっています。当面は長期金利と企業業績を意識した神経質な展開が続くと思われますが、金融引締め懸念が後退した場合には、市場の関心は徐々に堅調な企業ファンダメンタルズへと移るとみており、株価は企業の利益成長を織り込む穏やかな上昇トレンドに戻ることが想定されます。
リセッションはいつ来るのか??もしくはもう来ているのか??
相場の気になるテーマとして、『リセッションのタイミング』が挙げられます。
リセッションとは、『景気後退期』のことであり、景気が低迷して不況になるまでの状態を指します。経済学では、景気が最も悪い時期(谷)から最も良い時期(山)を経て、再び最も悪い時期にいたるまでの流れを「景気循環」と呼び、景気循環の内、景気の山から谷までの期間をリセッションと呼んでいます。

このリセッションがいつ到来するかは分かりません。ただ、リセッションが近いと考える投資家も多いですから、この点を考慮する必要もあると思います。
ではこの『リセッション』の局面が株価にはどのような影響があるのかまとめていきます。
リセッション局面での株価のパフォーマンスは良くない
結論として、リセッション局面での株価のパフォーマンスは良くないです。

ITバブル崩壊やリーマンショックや2020年のコロナウイルスなどのリセッションの期間の株価のパフォーマンスを見れば一目瞭然ですね。
資産の大半はマイナスリターンとなっていますね。
ただ、これから投資を始める人にとっては、リセッションは大きなチャンスになる可能性が高いです。
まずはコチラのグラフをご覧ください。

このグラフの横軸は投資期間で、縦軸はその期間でのS&P500種指数のパフォーマンスとなります。
紫色のグラフはリセッション期に投資を始めた場合で、黒色のグラフは景気拡大期に投資を始めた場合を表しています。
このグラフを見ると、投資期間が3か月をケースを除き、景気後退期に投資を始める方がパフォーマンスが良いことが分かります。
しかもパフォーマンスの差は、投資期間が長くなればなるほど大きくなっています。
つまり、このグラフから分かることは、これから長期投資を始めたい投資家にとってこの『リセッション局面』は大きなチャンスになるということです。さらに、既に投資をしている人にとっても押し目買いなどをするには悪くないタイミングとも言えますね。
このような結果になる理由は、シンプルにリセッション局面では株価の推移が軟調になって、安く買えるからだと思います。
リセッション局面では、どうしても株や投資信託を買いたい気持ちは失せがちですが、実は株式や投信を安く買えるチャンスでもあるのです。
とはいえ、リセッション局面がいつまで続くかは、誰にも分かりませんから、株式や投信を買う際は、よほどリスク許容度が高くない限り複数回に分けて購入することをオススメします。
そして、もしこれからアライアンスバーンスタイン米国成長株投信などの予想分配金提示型ファンドに投資を検討しているなら、楽天証券やSBI証券ではなく、『松井証券』で口座開設してください。
その理由は以下の記事で解説していますので、松井証券について良く知らない方は、絶対に読んでください.
アライアンスバーンスタイン米国成長株投信C・Dコースを含め、予想分配金提示型ファンドは運用コストの高い傾向があります。そのような投信ほど、松井証券で買うべきなんです。
以上、お役に立てれば嬉しいです。