こんにちは。かわ吉です。
予想分配金提示型ファンドは、これからインカムを狙いたい投資家にとって最適な仕組みの1つになると思います。
理由としては、これまで投資信託で満たせなかったインカム投資家のニーズに応えることができるから。予想分配金提示型ファンドの本数ってまだまだ少ないからこの仕組みを知らない投資家も多いんです。
そこで今回は、まだ『予想分配金提示型ファンド』について徹底的に解説しようと思います。
この記事を読むと『予想分配金提示型ファンド』のメリットやデメリット、オススメファンドが分かるようになります。
全体像を把握した上で、自分のポートフォリオに予想分配金提示型ファンドを組み込むかどうか決めましょう!!
予想分配金提示型ファンドのメリット
最大のメリットとしては、毎月受け取る分配金の中身の大半が運用収益から出やすい仕組みになっていることです。
従来のインカム狙いの投資信託は、運用収益が出ていない状態でも毎月分配金を安定的に出すため、その原資が投資元本になっていました。大半のインカム投資家のニーズは、『安心して使える分配金』です。元本を払い戻してまで受け取る分配金は安心して使うことができません。つまりは、定期預金の利息のように分配金を使いたいんです。だからこれまでの毎月決算型の投資信託は、ニーズに応えることができませんでした。
予想分配金提示型ファンドの仕組みは運用収益が出ているときは多めの分配金を出し、運用がうまくいっていないときは分配金を減らしたりもしくは0にすることで元本から取り崩す割合を小さくすることができます。
このような仕組みであれば受け取る分配金を安心して使えると感じる人も多いと思います。
その他にもメリットはありますが、詳しくは以下の記事で解説しております。
予想分配金提示型ファンドのデメリット
予想分配金提示型にもデメリットがあります。それは、毎月の分配金が安定しないということです。
理想は、定期預金の利息のような安心して使える分配金を毎月受け取りたいですよね。しかし、株式や債券のリターンは一定ではありませんから、毎月安定的に受け取るのは難しいです。
『元本を取り崩す割合を小さくする代わりに分配金は安定しない』というのが最大のデメリットです。
元本の払い戻いかどうかよりも、毎月安定した分配金を重視したい人は、従来の毎月決算型投信が良いと思います。ただ毎月決算型投信を選んだからといって未来永劫安定した分配金が手に入るわけではないのでご注意ください。
詳しくは以下の記事に書いています。
おすすめファンドは??
予想分配金提示型投信の仕組みのメリット・デメリットが分かった上で、この仕組みを使うとして次の問題は具体的にどのような投信を買えばいいのかということです。
ぶっちゃけ言うと、特にこだわりがなければ『アライアンスバーンスタイン米国成長株投信C・Dコース』でいいと思います。
理由は単純で、このファンドには『クセがない』からです。
『アライアンスバーンスタイン米国成長株投信』は、個人的にはS&P500種指数をベースとしたアクティブファンドだと思っています。
このファンドについては以下の記事でまとめています。
ある程度長期保有が前提の投資家であれば、クセがある投信は不要です。極力シンプルでセクターも分散されたポートフォリオの投信を選ぶことで長期的に安心して保有しやくなります。
これ以外のオススメファンドも知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
まとめ
予想分配金提示型ファンドは、インカム投資家の本来のニーズに応えることができる商品です。もちろんメリットだけではなくデメリットもありますから、その点も理解した上で自分に合っているかどうかを判断してみてください。
まだ予想分配金提示型ファンドの数は少ないですが、今後種類が増えてくれば選択肢も増え自分に合ったファンドも見つけやすくなると思います。
いまのところは『アライアンスバーンスタイン米国成長株投信』でいいかなと思います!!
ではまた
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