こんにちは。かわ吉です。
アメリカ株式の投資信託には魅力的なファンドが多いです。
AB米国成長株投信やグローバルAIファンドもそのうちの1つです。
ただ忘れてはいけないアメリカ株投信もまだまだあります。
その1つが『netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース』です!

このファンドは、米国を中心としたコスト構造・収益性・競争優位性の改善や維持が期待できるような強固なビジネスモデルを持っている企業を選別し投資していきます。

そして、このファンドは『R&Iファンド大賞』を5年連続で受賞している優秀なファンドでもあるんです。

ただ楽天証券の閲覧回数を見てみるとこのファンドを閲覧している人はまだまだ少ないようです。

そこで今回は、まだ知られていないのに優秀なファンドである『netWIN GSテクノロジー株式ファンドBコース』の魅力を3つ紹介しようと思います。
この記事を読んでいただくと『netWIN GSテクノロジー株式ファンドBコース』について詳しくなれます(笑)投資する必要があるかどうかへ別として。
いろんなファンドを知ることで自分が持っているファンドの良さを再認識できたり、状況によっては乗り換えなどの必要性も感じてくるかもしれません。
ではいきましょう!
①約20年間の圧倒的な運用実績
このファンドの設定日は1999年です。運用歴は、20年を超える大ベテランファンドなんです。
そもそも10年以上の運歴があるファンド自体、6,000本あると言われている投資信託の中でも約900本しかありません。
20年以上の運用実績となるともっと本数が少なくなっていて、その本数はなんと『32本』です!!

運用歴の長さは、投資家からの信頼の証だと思います。
AB米国成長株投信の運用歴は約15年、グローバルAIファンドは約5年ですので、これらのファンドと比較しても運用歴は負けていませんね。
販売会社も野村證券や大和証券などの大手証券を含めた81社あります。長く愛されているファンドの1つでしょうね。
純資産も約7,500億円ありますから、繰上償還のリスクも可能性も低く長期保有の対象としても問題はなさそうです。

②直近のパフォーマンスは良いが実は苦労人ファンド
いくら運用歴が長くてもパフォーマンスが冴えなければ、優良なファンドとは言えません。
直近3年のパフォーマンスは以下のようになります。

分類平均と比較しても圧倒的なパフォーマンスを発揮していますね。直近3年のリターンは+97.69%でしたから、投資元本は3年で約2倍です。
この期間だけでみれば、華やかなファンドのように見えますが設定日以来で見ると少し見方が変わるかもしれません。

実は、投資信託のスタートの金額である10,000円の基準価格を約13年間(水色で囲った部分)も下回っていたんです。なぜならこのファンドが設定された1999年はITバブル崩壊の直前だからです。
しかも、このファンドのポートフォリオはITバブルの崩壊で一番影響を受けたハイテクセクターの比率が一番大きかったんです。そのようなことをあり低迷する期間が非常に長かったんですね。

このような歴史を知ると、『NASDAQのレバレッジだけに投資しとけば億万長者!!』的な考え方がいかに危険な考え方であるかが分かりますね。
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少し脱線してしまいましたが、このファンドは実は苦労人ファンドなんですよね。
③安定した分配金実績
年2回決算なので、運用実績次第で分配金が支払われます。
直近6年程度で見れば、このファンドはキャピタルとインカム両方狙うことができました。
分配金実績はこちらです。

直近の基準価格で100万円購入したとすると、半年に1回受け取れる分配金は約20,000円程度(税引き前)になります。
半年に1回しか出ないので毎月分配金を受け取りたい投資家のニーズには合いませんが、『少しだけお小遣いがもらえれば十分だわ!』という投資家であればニーズを満たせるかもしれません。
ただこのファンドの暗黒期間であった2000年以降の約13年間の分配金実績がまったくありませんでしたから、分配金ありきで投資するのはオススメできませんね。あくまで分配金はおまけです。

まとめ
今回は、『netWIN GSテクノロジー株式ファンドBコース』の魅力TOP3をご紹介しました。
20年を超える運用実績と直近の良好な運用パフォーマンスと安定した分配金実績でしたね。ただ良好なパフォーマンスと安定した分配金実績については2014年以降のことであったそれ以前は、基準価格も低迷し分配金実績も0でした。
現状の相場環境であれば、良好なパフォーマンスが続くと思いますが2000年から2013年の暗黒期のことを考えると過信は禁物ですね。
どのファンドにも低迷する期間はあるはずです。暗黒期を知ることで分散投資の必要性を再認識できます。超優良ファンドのAB米国成長株投信の暗黒期については以下の記事をどうぞ。
以上、お役に立てれば嬉しいです。
ではまた