インカム投資

【退職世代必見】予想分配金提示型投信が最強な理由

2021年3月6日

こんにちは。かわ吉です。

予想分配金提示型投信をご存じですか??

投資というとドンドン値上がりを狙っていくイメージがあるかもしれません。これをキャピタルゲインといいますが、もうひとつインカムゲインというものがあります。

インカムゲインとは、株式や債券などの資産を保有中に得られる収益のことです。つまりは株式の配当や投資信託の分配金がこれにあたります。お金はあの世へは持っていけませんから使ってなんぼです。もし仮に自分の寿命が分かればそこから逆算してお金を使うペースが計算できます。でももちろん自分の寿命はデスノートのリュークにしか分かりませんからお金を使うペースってうまく決めることができません。

とはいえ、銀行の普通預金口座から定期的に出金しているとドンドン資産が減っていきます。人間は右肩上がりが大好きな生き物だと私は考えます。つまり、資産が右肩下がりに減っていく人生って多分めちゃくちゃ不安でしんどいと思います。だから理想としては、配当金や分配金でお金が入ってくるけど元金は減らないのが一番です。

でもそんな都合の良い方法があるのでしょうか??

それが予想分配金提示型なんです。もちろん投資信託なので元本割れはあります。比較的運用益から分配金を出す仕組みというだけです。

この予想分配金提示型のおかげで安心して使える分配金を投資家の人たちは得ることができるようになりました。

そこで本日は『予想分配金提示型』を徹底解説します。今回の内容は、キャピタルゲインだけではなくインカムゲインが欲しい人や、普段の生活にプラスαの収入が欲しい人のお役に立てれると思います。是非最後までご覧下さい!!

①予想分配金提示型の仕組み

予想分配金提示型の仕組みとしては、『運用益がたくさん出ているときは分配金をたくさん出すけど、運用益があまり出ていないときは分配金を出さない』ということです。

では運用益がたくさん出ているか出ていないかをどのような基準で判断するかというとそれは基準価格です。

出所:アライアンスバーンスタイン

例えば基準価格が11,600円であれば分配金が1万口あたり200円出ます。基準価格10,000円のときに100万円分のファンドを購入した場合、口数は100口になります。このケースで200円の分配金が出れば税引前20,000円の分配金が受け取れます。中身としては、基準価格(11,600円)は当初買付をした基準価格(10,000円)よりも上昇していますから実質利益のみから分配金が支払われていると言えます。

逆に基準価格が10,000円を切っている状態で分配金を出すと運用収益は発生していない可能性が高いですからが分配金の原資は当初の投資元本になります。これでは自分のお金を自分で崩して使っているだけですので安心して使えませんね。なのでこのような状態では分配金が出ないまたは少なめに出す仕組みになっています。

②予想分配金提示型のデメリット

予想分配金提示型は、運用益が出ているときは分配金を多く出し、少ない時は分配金を0または少なめに出す仕組みです。デメリットは、分配金が安定しないということです。

安定したキャッシュフローが欲しい方は、楽天証券にある定期売却を使っていくか、毎月分配の投信を保有するかになると思います。後者は、元本払戻金が多くなるケースが多発しており減配のリスクもありますから個人的にはオススメできません。

投資において毎月のキャッシュフローがないと生活できない人は、まずは家計から見直す必要があると思います。そのように考えると本当に毎月分配金が必要な人はいないと思います。だから、大半の人は健全な分配金のみで十分だと思います。

③予想分配金提示型のファンド紹介

①アライアンスバーンスタイン米国成長株 Cコース・Dコース

https://www.alliancebernstein.co.jp/retail/110492/

セクターも比較的分散されていてオススメです。個人的にはS&P500に近いポートフォリオだと思っています。去年の3月には約30%以上下落していますからリスク度合いは決して低くありません。複数回に分けて買いながら時間分散するも良いと思います。

②グローバルAIファンド

https://www.smam-jp.com/fund/top/1253081_1551.html

AIに関連する企業の詰め合わせパックです。リスク度合いはアライアンスバーンスタイン米国成長株より高いです。組入れ銘柄にはテスラが入っていますからそれなりにボラが高いと思います。リスク許容度が高い方にはオススメです。

ではまた

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