こんにちは。かわ吉です。
最近の投資のブームのひとつにインデックス投資があります。インデックス投資を始めれば
「これでお金持ち決定!!」
「資産運用成功!!」
「結局インデックス投資が一番だよね」
みたいな雰囲気もあるような気がします。
でもインデックスファンドの何が一番良いのでしょうか??
それは、
コストです。
個人投資家の多くは、すべての面においてインデックスファンドが有利だと考えています。
たとえば「一番儲かる!!」とか「1番リスクが小さい」とかです。
この認識は誤解だと思っていて、インデックスファンドはリターンが1番高いわけでもなく、リスクが一番小さいわけではないんです。
本日は、インデックスファンドの誤解を解いていきたいと思います。
インデックスファンドの最高の魅力=運用コスト
投資信託には、アクティブファンドとインデックスファンドがあります。
主な違いはコストです。
投資信託に関係するコストは以下をご覧ください。
例えば、平均的なアクティブファンドの年間信託報酬は、1%から2%ですが、インデックスファンドなら0.5%以下でたくさん見つかります。
アクティブ投信で有名なファンドは、レオスキャピタルワークスのひふみ投信などがあります。
インデックスファンドよりも良いリターンを出すアクティブファンドもたくさんありますが、正直に言うと、アクティブファンドの半分以上は、インデックスファンドよりリターンが低くなる傾向があります。
特に長期になればなるほどその傾向は残念ながら強まってしまいます。
であればインデックスファンドが一番儲かるのかと言われると、
「そうです!!インデックスファンドだけ投資してけば良いです!!」
とは、なかなか断言はできないですね。
そもそもそれぞれのファンドのリスクが異なるので、単純にリターンだけ比較してファンドの優劣をつけるのは難しいです。
そして、インデックスファンドの方が、パフォーマンスが良くなる傾向があるのは、過去の一時点の結果であって、これからのリターンを保証するわけではありません。
投資の世界では、過去に起こったことがこの先の未来にも同様なことが起こると決めつけるのは大変危険な考え方だと思います。
リスクは低い??
これも一概には言えないですよね。
確実に言えることは、個別の企業に投資するよりは、リスクを抑えることができます。
でも、結局分散しても運用の途中で発生する短期的な損失は大きいし、その発生頻度も決して少なくないことを考えると、インデックスファンドがリスクが低いと決めつけるのは良くないと思います。
私たちが、投資初心者に進めるのは、コストが低くて、管理が個別銘柄への投資と比較すると簡単だからです。
低コストだからといって、低リスクではありませんのでその点は要注意です。
今回のコロナショックでも20%から30%の下落はありましたからね。
積立投資であれば、時間分散により一定のリスクヘッジはできますが、一括投資をする際は要注意です。
まとめ
インデックス投資はかなり浸透してきています。
ただインデックスファンドに過度な期待をしている人も増えているような気がします。
インデックスファンドの特徴は、コストが安いことであって、必ずしもパフォーマンスが1番良いわけでもなく、リスクが一番低いわけでもありありません。
その点をしっかり認識してインデックスファンドに投資すればきっと良い結果が待っていると思います。
一緒に勉強していきましょう!!
ではまた