経済の話

【これから投資を始める君へ】あなたの長期投資を邪魔するもの3選

2021年3月14日

こんにちは。かわ吉です。

投資を成功させる秘訣は長期&分散です。長期投資と分散投資を比較すると容易なのは後者の分散投資です。分散されている商品はどんどん増えていますから比較的誰でも簡単に分散投資はできるようになっています。

しかし、長期投資は少し違います。これは商品性だけではカバーできません。長期投資をするためには、自分で長期投資ができる環境を作らないといけません。ようは、長期投資を邪魔するものを徹底的に排除すればいいんです。

そこで今回は、長期投資を邪魔するものを解説します。このブログを読めば、長期投資を邪魔するものを排除でき、長期投資をしやすい環境を作れるようになります。是非最後までご覧ください。

①下落相場

下落率の小さい調整であれば、耐えられる人も多いと思います。ただ去年の3月のコロナショックではS&P500種指数は30%以上下落しました。このような大きな調整になると、株価の動きについていけずパニック状態になり狼狽売りをしてしまう人も出てきます。大きな調整相場は定期的に来ます。これを毎回うまく避けるのは難しいと思います。大きな調整相場の対策としては、万が一そのようなタイミングに遭遇してしまったことを想定してポートフォリオを考えておくことです。投資対象が偏ったポートフォリオであれば投資対象を分散させる、もしくはキャッシュポジションを厚くするなどの方法が有効です。

②他人のパフォーマンス

SNSなどには、様々な人の投資成果が発信されています。たとえば『my PFは+200%!!』、『含み益過去最高!!』とかです。自分よりパフォーマンスの良い人がいると自分のPFが雑魚く感じてしまい、自分の運用に自信が無くなってしまいます。そして、そのうまくいった人のポートフォリオの真似をして失敗して、また別の誰かのポートフォリオを真似して失敗しつづける人も多いと思います。この対策としては、『自分の運用の軸を持つこと』だと思います。

詳しくはこちらをどうぞ。

ポイントとしては『どのくらいの時間軸で運用を考えているか』です。たとえばS&P500や全世界型インデックスファンドへの積立投資をしている人って10年や20年など比較的長い時間軸で投資するべきだと思います。もちろん短期的にはもっとパフォーマンスが良いポートフォリオもあります。でもそこと比較してもしょうがいないですよね。あくまでも10年後や20年後にしっかり資産が増えていればいいのであって短期的に資産を増やしたいわけではないですよね。他の人のパフォーマンスを見て気持ちがブレそうになったときは、『自分の運用する目的ってなんだっけ??』と一度立ち止まって冷静になりましょう。そこで目的が分からなければ一度投資を止めて目的について考えなおしてみても良いと思います。

③資金繰りの悪化

ついつい投資していると自然とキャッシュが減ります(笑)相場が好調な時はドンドン株式の比率が高まっていきやすいです。そしてそのようなタイミングで、家電が壊れたり、急な出費が重なったりします。そうなるとキャッシュがないので運用資産を崩す形になります。10,000円札を崩すと自然とお金が無くなっていく現象があるように、投資も一度解約を始めると歯止めが効かず一部解約をしがちになってしまいます。この対策としては、ある程度のキャッシュは確保しておくことです。私は約3か月分の生活費分をキャッシュを確保しています。何か月分をキャッシュにするかは正解はないと思いますが、2か月分くらいは確保してても良いとでしょう。

まとめ

老後に備えて投資をするなら長期投資は重要です。でも長期投資を邪魔するものもあって、まずはそれを知り、それらを排除することが大切です。長期投資を邪魔するのもは主に3つあって、下落相場・他人のパフォーマンス・資金繰りの悪化です。

これらの問題をしっかり乗り越えることであなたの長期投資はかなりやりやすくなります。一緒に頑張っていきましょう。

ではまた

-経済の話