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【アライアンスバーンスタイン米国成長株投信】とりあえず毎月インカム狙いの長期投資家が検討すべきファンド

2021年3月12日

こんにちは。かわ吉です。

『アライアンスバーンスタイン米国成長株C・Dコース』

このファンドがとりあえずインカム狙いの投資が検討すべきファンドだと思います。

理由は、単純に『クセがない』からです。もちろんポイントは『予想分配金提示型』という仕組みなんですが、この仕組みを適用したファンドも増えてきています。

『予想分配金提示型』については以下のブログにまとめていますのでご参照ください。

種類が増えてきている『予想分配金提示型』ですが、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信の特徴とそのほかの投信と具体的にどのように違うのかを解説していきます。

ちなみにかわ吉は、20代の金融機関勤務のサラリーマンです。主に資産運用のアドバイザーをしています。比較的、金融機関のリアルな事情も踏まえながら解説していきます。

ツイッター(https://twitter.com/fpkawakichi)もやっていますので是非フォローをよろしくお願いいたします。

①アライアンスバーンスタイン米国成長株投信の特徴

このファンドは、その名の通り米国市場の成長株の詰め合わせパックです。

運用のプロセスは以下になります。

出所:アライアンスバーンスタイン

銘柄も50から70銘柄で構成されておりますので、1銘柄あたりの比率はS&P500種指数やETFのVTIと比較すると高くなります。

出所:アライアンスバーンスタイン

直近の月次レポートです。組入上位10銘柄で約半分を占める形になります。上位には、アルファベット・マイクロソフト・アマゾン・フェイスブックなどアメリカを代表する企業がランクインしています。個人的な感覚としては、銘柄数こそ少ないですが、S&P500種指数をベースにしたアクティブファンドといったところでしょうか??

出所:アライアンスバーンスタイン

セクターは、アメリカの十八番である情報技術やヘルスケアの比率が高いですが、それ以外のセクターもある程度分散されたポートフォリオになっています。セクターの偏っていないポートフォリオであることも良い意味でクセがないので長期保有を前提に検討している投資家に適しているかもしれませんね。

続いて直近10年のC・Dコースのそれぞれのパフォーマンスです。

出所:アライアンスバーンスタイン

ちなみにCコースとDコースの違いは、Cコースは為替ヘッジありでDコースは為替ヘッジなしということです。円高局面では為替リスクもしっかり取るためにDコース、円安局面ではあえて為替リスクを取らないCコースを選ぶといったところでしょうか。今くらいのタイミングがなかなか判断が難しいところです。ある程度長期保有であれば通貨分散の意味も込めて為替リスクは取ってもよいと思います。

直近10年のアメリカ市場は、調子が良すぎたのもありますがパフォーマンスは文句なしでしょう。しっかり利益が出しているので安心して使える分配金を受け取ることができるんです。

②他の予想分配金提示型投信との違い

ここでその他の予想分配金提示型のファンドをご紹介します。比較することでいかにアライアンスバーンスタイン米国成長株投信にクセがないか分かると思います。

・グローバルAIファンド

グローバルAIファンド(予想分配金提示型) | 投資信託 | 楽天証券 (rakuten-sec.co.jp)

仮にアライアンスバーンスタイン米国成長株投信がS&P500種指数をベースにしたアクティブファンドとしたら、このグローバルAIファンドはナスダック指数をベースとしたアクティブファンドと考えたら分かりやすいかもしれません。

これは1989年からのチャートです。オレンジがNASDAQ指数で青がS&P500種指数です。単純に比較するとNASDAQ指数の方がパフォーマンスが良いです。ただこの期間に手放さずに保有しつづけれればという大前提がありますが。おそらくこの期間の鬼門は2000年代のITバブルを乗り越えられるかどうかがポイントだと思います。この期間のナスダック指数とS&P500種指数の下落幅は圧倒的にNASDAQ指数の方が大きいです。その分、精神的なストレスも大きくなります。なるべくハラハラドキドキせずに分配金を受け取りたい投資家や退職金の運用で検討している投資家には、あまりオススメできないと思います。

その他にも探せばたくさんありますが、最近はテーマ型投信の予想分配金提示型のファンドも見かけるようになりましたから、長期投資家の方は注意して商品選択をしていただければと思います。

まとめ

毎月の安心して使える分配金が欲しい長期投資家にはまず、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信を検討して欲しいです。理由としてはクセがないからです。米国市場の成長株の詰め合わせパックであり、組入銘柄数は少ないかもしれませんがセクターなどはしっかり分散されておりイメージとしてS&P500種指数をベースとしたアクティブファンドになると思います。予想分配金提示型だけで見ればグローバルAIファンドやテーマ型の予想分配金提示型ファンドもありますが、長く付き合うファンドとしては少しばかりリスクが高いと思います。安心して使える分配金を受け取るのにハラハラドキドキ運用は不要です。とはいえパフォーマンスは良いですから一部だけポートフォリオに入れるのはありだと思います。これらのファンドはメインにはならないものだと思います。

まずはアライアンスバーンスタイン米国成長株投信からストレスのない範囲で買ってみるのが良いと思います。

『投資信託はどこの証券会社で買っても同じ!!』というわけではありません!!証券会社によっては投信を保有しているだけでポイントや現金を還元してくれるサービスを行っている証券会社もあります。そのうちの1つが松井証券です。松井証券でアライアンスバーンスタイン米国成長株投信を保有すると信託報酬の最大0.45%程度の還元を受けることができます!!

詳細は以下の記事で解説しておりますので是ご参考にどうぞ!!

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