AB米国成長株投信 予想分配金提示型

【予想分配金提示型ファンドホルダー向け】現時点で考えるこれからの投資戦略について

2022年2月26日

こんにちは。かわ吉です。

ついに先日、ロシアがウクライナへの攻撃を開始しました。

個人的には、実際に武力行使を行ったことによって一番危惧していた懸念点は1つ解決したように思います。

今後、戦争が長期化すればまた別のリスクが出てくる可能性はありますが、ウクライナ情勢が株式市場に与える影響はこれでいったん落ち着いたと思っています。

次の懸念事項は、FRBの金融政策の行方です。

これについては以前の記事で解説していますので、ウクライナ情勢で頭がいっぱいになっていた方は是非こちらの記事をご覧ください!!

この記事の内容を簡潔にまとめると以下になります。

FRBは労働市場の改善により利上げに踏み切る!!そしてある程度、株価が調整されることは覚悟で金融政策を進める可能性が高い!!

引き締めサイクルの序盤は、大きく利上げをするというよりは利上げ回数を増やすことで対応する可能性が高い。9月異国についてはそのときの経済状況になってみないと分からない部分が多い。

FRBは軸足を急速かつ明確に変えた。インフレ状況が悪化しない限り、今後数か月間は金融引き締めに向けて着実な歩みを進めていくことになる。実際に引き締めに着手すれば、早足は疾走に転じることになる。

今回は以上を基本シナリオと仮定した場合に、インカム投資家はどのような投資戦略を取るべきか考えてみようと思います。

この記事を読んでいただくと以下のメリットがあります。

インカム狙いの投資家が今考えるべきことが分かる

現在の懸念点が落ち着いたときに向けてどのようなファンドが恩恵を受ける可能性があるか分かるようになる

この記事が読者の資産運用の一助になれば幸いです。

ではいきましょう。

ただ今回考えている投資戦略は個人的に考えているだけです。投資はあくまでも自己責任なので参考程度に読んでいただけるとありがたいです。

①インカム投資家が現時点で考えないといけないこと

インカム狙いの投資家が考えるべきことは、現時点で最大の懸念点であるFRBの金融政策の行方の目途が立った時に何を保有すれば、その恩恵をしっかり受けることができるかということです。

インフレ率が高止まりし、FRBが利上げを進めていけば金利敏感株である情報技術やバイオ関連は大きく影響を受ける可能性が高いです。

なぜこれらの銘柄が金利上昇で悪影響を受けるのかは過去の記事で解説しておりますので、まだご覧になられていない方はそちらから是非ご覧ください。

概要をまとめると、現在の株価は以下の式で表すことができます。

PV=FV÷(1+rt)

PV:現在価値(=今の株価)

FV:将来価値(=未来の株価)

r:金利

t:時間

仮に将来価値を100とした場合、金利を5%、すなわち0.05とすれば、

PV=100÷(1+0.05×1)=100÷1.05=95.24

今はFRBが利上げを行おうとしているので、株式市場全体に対して逆風です。さらに情報技術やバイオ関連は『t』の数値も大きくなることから、半端ない逆風に見舞われています。

影響が大きいのでFRBの金融政策の行方がある程度分かるまでは、チャンスとは言えませんがこの問題の解決が見えてきた時にしっかり値上がり益が狙えるのは金利敏感株である可能性が高いと思います。というかこれ以外はないかなと思います。

つまり、インカム狙いの投資家がやるべきことは、

FRBの金融政策の方向性がある程度定まったときにリターンを狙うためにどのようなファンドを選ぶべきか

ということだと思います。

もっと言えば、

なるべくポートフォリオに金利敏感株の比率が高いファンドの目星をつけておくことだ

と思います。

新型コロナウイルスのパンデミックのときでいうグローバルAIファンドを探すといったところでしょうか??

②インカム投資家はどのようなファンドを選ぶべきか??

投資タイミングの問題は別として予想分配金提示型ファンドの狙いどころは、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信・グローバルAIファンドあたりかと思います。

ただ予想分配金提示型ファンドもかなり種類が増えてきたのでこれら2つ以外の優良ファンドもあるかもしれません。ようは金利敏感株の比率が比較的高いファンドが狙い目だと思います。

ただ金利敏感株も大型や中小型でリスク度合いも異なりますからその点はよく中身をチェックする必要があると思います。

ただ、おおまかなターゲットとしては金利敏感株が主力のファンドで良いと思います。

あとはリスク度合いに合わせてファンドを選べばOKです。

『あまりリスクは取れないよ!!』と考える投資家はバランス型やディフェンシブ中心の予想分配金提示型ファンドを保有するのもありだと思います。無理は禁物ですから。

そのようなファンドを保有したい人はこちらのファンドをご覧ください。

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信やグローバルAIファンド以外で魅力的な予想分配金提示型ファンドもある可能性はあるので、今後はそのようなファンドを探して記事にしてみようと思います。

FRBの金融政策の行方に目途がついたときに狙うべきは金利敏感株の可能性が高いから、今のうちにどのようなファンドに投資するのが最適か考えておいてそんはない!!

まとめ

今回は、予想分配金提示型ファンドホルダー向けに現時点で考えるべき投資戦略について解説しました。

まとめると以下になります。

FRBの金融政策の方向性がある程度定まったときにリターンを狙うためにどのようなファンドを選ぶべきか

なるべくポートフォリオに金利敏感株の比率が高いファンドの目星をつけておく

どのようなファンドを選ぶべきか今後の記事で解説していきます!!

以上、お役に立てれば嬉しいです。

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