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【今月もあります】12月のアライアンスバーンスタイン米国成長株投信C・Dコースの分配金報告

2021年12月18日

こんにちは。かわ吉です。

先日、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信C・Dコースの収益分配金のレポートが出ました。

結果として以下になります。

出所:アライアンスバーンスタイン

ちなみに先月はこちらになります。

出所:アライアンスバーンスタイン

Dコースは先月と一緒だけど、Cコースは100円下がりましたね。

そうですね。ちなみに分配金が決まる計算期末の前営業日である12月14日の基準価格は以下になります。

 CコースDコース
計算期末の前営業日の基準価格(12/14)11,86112,548円
出所:アライアンスバーンスタインのデータを元にかわ吉作成

復習ですが、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信C・Dコースは予想分配金提示型です。この仕組みは一言でいうと以下になります。

基準価格が上昇しているときは分配金を多めに出し、基準価格が下落しているときは分配金を減配もしくは0にします

基準価格がどの水準でいくらの分配金を支払うかは既に決まっています。アライアンスバーンスタイン米国成長株投信C・Dコースの分配方針はこちらです。

出所:アライアンスバーンスタイン

12月14日のCコースの基準価格は、11,861円なので200円になるってことだね。

そうです。一方でDコースは、12,548円なので300円出ました。

予想分配金提示型は、今の基準価格でどのくらいの分配金がもらえるか予想しやすいですね。

ちなみにアライアンスバーンスタイン米国成長株投信の分配金報告レポートには、市場概況と今後の見通しにつきましても軽く触れられていますので、簡単にまとめてみようと思います。

市場概況

11月中旬から12月初旬は、米国株式市場にマイナスとなるイベントが多く発生しました。

新型コロナウイルス(オミクロン株)感染拡大に伴う景気停滞の懸念台頭

パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が量的緩和縮小ペースの加速を示唆

これらの影響で12月頭にかけて軟調な展開となりました。

しかしそれ以降については、オミクロン株が経済活動に与える影響は限定的との見方が広がると、米国株式市場は大きく反発しました。

ただ為替については11月後半にかけてドル高が進みましたが、オミクロン株への警戒感からリスク回避姿勢が強まると、一転して円高ドル安基調で推移していきました。

出所:SBI証券

11月26日あたりから一気に円高に振れていますね。戻りも鈍いですね。

そうですね。為替の戻りは鈍かったですが基準価格はかなり戻ってきています。次のチャートはアライアンスバーンスタイン米国成長株投信Cコースの直近1か月の基準価格です。

出所:楽天証券

本当だ!!ほぼ同水準で戻ってきていますね。

基準価格は戻ってきたけど為替が戻らなかったので、今回はCコースとDコースの分配金の明暗が分かれましたね。

今後の見通し

結論としては、米国経済は引き続きコロナ禍からの景気回復基調が続くと期待されています。

今後の注目イベントは以下になります。

経済政策やインフラ投資を重視した大型財政政策の行方

金融政策の動向

利上げの開始時期などを注視しながらも、大規模な財政政策や堅調な企業業績への期待を背景に米国株式市場は底堅く推移すると見ているようです。

個人的にはインフレ率が、治まっていくかどうかもかなり気になります。

まとめ

今回は、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信の分配金報告レポートが出ましたのでその内容をフィードバックしました。

結論としては以下になります。

12月の1万口あたりの分配金は、Cコースは200円(前月比▲100円)・Dコースは300円(先月比±0円)で決定!!

オミクロン株の台頭懸念で11月下旬から12月頭にかけて米国株式市場は軟調だがその後は回復。ただ為替は円高気味で戻りは鈍かった。

今後は、利上げ回数などの金融政策や企業業績の動向に注目!!

以上、この記事がみなさまのお役に立てれば嬉しいです。

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