経済の話

【使いこなそう!!】銀行・証券会社で資産運用するメリット3選 【注意点もあり】

2021年6月8日

こんにちは。かわ吉です。

『銀行や証券会社で資産運用するのはオススメしません!!』というネット記事をよく見かけます。

その理由としては、銀行や証券会社が手数料を稼ぐためにコストの高い商品を売ってきたり、無理な回転売買を勧誘してくることで投資家のパフォーマンスを悪化させるからです。

でもそのようなネット記事って銀行や証券で資産運用するデメリットしか書かれていません。何事にも一長一短あります。なので銀行や証券会社で資産運用するメリットももちろんあります。

そこで今回は銀行や証券会社で資産運用するメリットを3つ解説します。

ちなみに私は、現役の地方銀行員で約6年間ほど資産運用のアドバイザー業務を行っています。証券会社とのつながりもあり、それなりに銀行や証券会社事情については知っています。私の経験も含めて解説していきます。

担当者がいる安心感を得られる

一番のメリットはこれです。資産運用の相談相手がいるというのは圧倒的な安心感があります。

相場の下落局面などでは、どうしても混乱してしまう可能性があります。混乱して誤った投資判断をしてしまい予想外の損失を発生させてしまうこともあります。

それを防ぐためには、相談できる相手が必要です。そのような相手としてはプロが多い銀行や証券会社が最適です。

ただ『知識や経験などがありあなたのことをしっかり考えてくれる担当者』であるというのが大前提ですが。

長期保有する商品か短期的なトレンドに乗る商品なのかをしっかり伝えてくれてあなたを安心させてくれる担当者を見つけてみましょう。

市場のトレンドが分かる

銀行や証券会社では日々、相場や商品の新しい情報が入ってきています。これらの情報はあなたが何も言わなくても、担当者から情報提供してくれます。

たとえば、新しい投資信託の情報・IPO・最新のトレンドなどがこれにあたります。

担当者から教えてもらうことで自分でわざわざ情報を仕入れる手間が省けます。もちろん『情報収集が好き!!』という人には不要かもしれませんが、資産運用に手間を掛けたなくない人はかなり有難いことだと思います。

ただ担当者からの情報が全て良い情報とは限りませんからその点には注意が必要です。

銀行や証券会社が自動で運用してくれるマネーマシーンになる可能性がある

これは証券会社のあるあるですが、担当者の言いなりになることでほぼ手間を掛けずにトレーディングをして利益を出すことができます。

ただこれは非常にリスクが高いです。良い担当者でなければ、あなたの資産はゴリゴリ減っていく可能性があります。逆に、ある程度信用できる担当者であれば、割り切って言いなりになることであなたの資産を増やしてくれる可能性もあります。

ある意味、担当者の言うことを聞いてトレーディングするだけで儲けられるマネーマシンが出来上がります。もちろん売買手数料などは売買の回数が増えてしまうため高くなる傾向はありますが、手間を考えると悪くない選択肢かもしれませんね。

まとめ

銀行・証券会社で資産運用するメリットを3つ解説しました。

『担当者がいる安心感を得られる・市場のトレンドが分かる・銀行や証券会社が自動で運用してくれるマネーマシーンになる可能性がある』でした。

ただこれらのメリットを享受するためには、『信用できる担当者である』というのが大前提です。ただ信用できるかどうかは取引を開始してみないと分からないことも多いですから、そこは敢えて飛び込んで吟味してみるかしかないです。

ではまた

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