こんにちは。かわ吉です。
今はアメリカ株ブームです。銀行や証券会社が勧めてくる投信や株式はアメリカが中心になっています。確かに長期的に見ればアメリカ株のパフォーマンスには目を見張るものがあります。ただ運用期間を10年で区切ってみると、2000年代はアメリカ株のパフォーマンスは軟調でした。
上のチャートは2000年以降のS&P500種指数です。私たちの記憶に新しいのは2010年以降の株価の動きです。綺麗な右肩上がりになっていますが、赤色で囲った部分は、2010年以降のチャートとはかなり動きが違います。最強のアメリカ株でもパフォーマンスが低迷する期間は絶対にありますから、やはり安心して長期投資をするには分散投資が大切です。
そこで前回は、分散投資の対象として中国株への投資について解説しました。
今回は、日本株への投資について解説します。
アメリカ株は、S&P500種指数などに連動するインデックスファンドに投資すればある程度はうまくいきますが、日本株に関しては別です。中々、過去の最高値を超えられないのが日本株です。つまり日本株への投資はアメリカ株投資と比較すると少し難易度が高いんです。
インデックス投資が難しいのであれば、銘柄選定に定評がある投信を買うという手段も有効です。ただどのような投信を買うべきか分からない人も多いと思いますので、本日はオススメの日本株ファンドをご紹介します。
その投信とは、『MASAMITSU日本株戦略ファンド』です。
今回の記事は、日本株への投資したいけど個別銘柄への投資はしたくない人が検討すべき投信が分かります。日本株投信も捨てたもんじゃないですよ。
MASAMITSU日本株戦略ファンドとは??
このファンドの概要は以下のようになります。
概要 | |
委託会社 | ファイブスター投信投資顧問 |
設定日 | 2014年11月27日 |
純資産 | 85億円 |
信託報酬 | 年1.895% |
『MASAMITSU』の由来は、日本興業銀行やドイツ銀行、リーマンブラザーズでの勤務経験があるこのファンドマネージャーである大木昌光(おおき まさみつ)さんの下の名前です。
このカリスマファンドマネージャーのもとで、投資対象を特定のテーマやセクター等に限定せず、短期・中期・長期の各観点から収益を狙っていきます。
とりあえずこのファンドは、『ファンドマネージャである大木昌光さんにお任せして日本株に投資する』という認識でいいと思います。
パフォーマンスはどう??
このファンドにはベンチマークは設定しない絶対収益追求型ですが、比較対象があった方がパフォーマンスが分かりやすいので、日経平均とTOPIXと比較してみます。
TOPIXとの差はかなりありますが、日経平均株価と比較するとその差は小さくなります。
リスク度合いで比較すると、MASAMITSUは他の2つよりもリスクが大きくなります。
TOPIXと比較すればMASAMITSUの勝利ですが、日経平均株価と比較すると圧倒的な差はTOPIXほどありません。なので若干パフォーマンスが悪化してもリスク度合いを下げたい人は日経平均株価への投資もありかもしれません。たった7年程度の投資期間での比較ですから一概には言えませんが。
シャープレシオについては、日経平均株価の方が良いかもしれませんが絶対的なリターンで見るとMASAMITSUに分があることは間違いないです。
MASAMITSUに投資することによって得られるものとは??
パフォーマンス以外に、MASAMITSUに投資する付加価値があると思います。
それは、ファンドマネージャーの投資哲学を知ることができるということです。これはインデックスファンドでは絶対に得られないことです。
MASAMITSUに関して言えば、『大木レポート』が定期的に発行されています。
ファイブスター投信投資顧問株式会社 (fivestar-am.co.jp)
もちろんこのようなレポートは、このファンドを買わなくても見ることはできます。ただ、レポートを読む本気度は圧倒的な差があります。
自分のお金を任せている人の哲学と、全く関係ない人の哲学であればどちらに興味があるかと言われて後者という人はいないと思います。
資産運用は、あくまでお金を増やすことだけに集中したい人は、インデックスファンド中心の投資で十分だと思いますがそれ以上に投資について知りたい人はアクティブファンドを選ぶ価値は十分あると思います。
まとめ
『日本株はオワコン』という風潮もありますが、メインにするかどうかと投資するかどうかは全く別問題です。
日本株投信でもしっかりパフォーマンスを発揮している投信もあります。それが今回ご紹介した『MASAMITSU日本株戦略ファンド』がその1つです。
ファンドマネージャーである大木昌光さんの意向によって投資パフォーマンスは左右されますが、設定日以降のパフォーマンスを日経平均株価やTOPIXと比較するとこれらの指数をアウトパフォームしています。
ただパフォーマンスがインデックスファンドよりも良いだけではなく、ファンドマネージャーの投資哲学なども副産物として知る機会も得ることができます。これはインデックスファンドにはない副産物です。
ただし、このファンドの信託報酬は高めの年1.859%です。信託報酬の高さはアクティブファンドの1つの弱点です。
ただし、この弱点を克服する方法があります。それは、松井証券でこのファンドを保有することです。
松井証券では、松井証券が受け取る信託報酬のうち0.3%を超える部分を全て投資家に還元します。
このファンドを松井証券で500万円保有した場合、毎月2,291円分の現金が還元されます。ようは0.55%分を還元してくれるということです。
口座開設してこのファンドを購入(もちろんノーロード)して保有するだけです。手間はかかりません。
是非、リンクを貼っておきますのでこの記事で興味を持たれた方は下のリンクから口座開設をお願いします!!ブログを書く励みになります。。。