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【検証!!】アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Cコースの分配金が多かった年はいつ??

2022年1月7日

こんにちは。かわ吉です。

以前の記事でアライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコースの分配金が多い年について解説しました。

Dコースの結論としては以下になります。

2021年が一番分配金が多かった

平均すると年間の分配金は1万口あたり1,500円程度だった

Dコースはそのような結果だったけどCコースはどう??

Cコースについても同様に調べてみましたので、今回はそれを解説しようと思います。

この記事を読んでいただくと以下のメリットがあります。

設定年である2014年以降のこのファンドの分配金実績が分かる

2014年以降の分配金の平均が分かる

2021年の分配金実績が例年と比べて多いのか少ないのか分かる

この記事が読者の資産運用の一助になれば幸いです。

ではいきましょう。

①2014年からの分配金実績

まずは設定年である2014年からの年間分配金を比較してみましょう。

出所:楽天証券のデータを元にかわ吉作成

2014年の分配金実績が0だったので省略しています。

2016年の分配金はDコースでは0でしたが、Cコースは600円出ています。

こう見ると、設定年以降で分配金が一番多かったのは2021年なんですね。

そうですね。実際に支払われた分配金の金額は異なりますが、Cコース・Dコースともに2021年が一番多い結果となりました。だから、最近このファンドに投資をし始めた投資家は来年もこのペースが続くとは考えない方が良いでしょう。少し割り引いた見通しを立てておくのが良いです。

②平均すると年間の分配金はいくら??

ちなみに年間の分配金の平均はいくらになりますか??

こちらもおおよそ1500円程度ですね。だから、今年の分配金実績は平均の倍以上になっていることが分かりますね。

今年をベースとして、来年以降の分配金をイメージすると予想外の結果になるかもしれませんね。

少し控えめな予想をしておいて損はないはずです。

お金の計画を立てるときに、去年と同じ水準の分配金が入ることを想定していると計画が狂う可能性があります。今年も去年と同じ水準の分配金を狙いたい投資家は、このファンド以外のインカム商品を併せて保有すると良いかもしれません。

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信C・Dコースは、予想分配金提示型ですから分配金はどうしても安定しません。そのような商品を相性が良いのは債券だと思います。利回りはアライアンスバーンスタイン米国成長株投信よりも低くなりますが、利払金は安定しています。

ポートフォリオに債券がない投資家の方で今年もインカムを狙っていきたい意向であれば債券を検討してみてください。

③Dコースと比較するとどう??

Cコースの分配金実績は分かりました!!Dコースと比較すると違いはあるの??

そこは重要なポイントですよね。では比較した結果はこちらになります。

出所:楽天証券のデータを元にかわ吉作成

そこまで大きな差があるようには見えませんね。

一見、そのようにも見えますね。ただ累計で比較してみると差は出ています。

出所:楽天証券のデータを元にかわ吉作成

確かに累計で比較すると意外と差があるように感じますね。

そうですね。ただそこまで圧倒的な差があるわけではないので、為替リスクを抑えたいから否かで自分に合ったコースを選べば良いと思います。

まとめ

今回は、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Cコースの年間分配金を比較してみました。

結論としては以下になります。

2021年の分配金が設定来で一番多い

平均すると年間分配金のは1万口あたり1,500円程度

2021年の分配金実績はかなり優秀だった。今年も同じ水準の分配金が狙えるかは微妙

とはいえ、去年同等の分配金が必要な人は債券などの商品へ分散投資するのもあり

以上、お役に立てれば嬉しいです。

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