こんにちは。かわ吉です。
巷では、
『お金のアドバイスなんか手数料を払ってまで受ける必要はない!!』
『銀行・証券の窓口に行って案内される商品は全てゴミ商品だ!!』
とかいろいろ言われています。
金融機関に勤めている私からすれば、耳が痛いですが(笑)
ただ、私たち金融機関も別に全員が手数料の高い商品ばかり売っているわけではないし、以前と比較するとかなりマシになってきていると実感しています。
最近は、インデックスファンドに投資をしておけばコストも安いし手間がかからないから全てOK!!みたいに風潮はありますが、これはこれで思考停止になっていると私は考えています。
きっと、私たちのようなファイナンシャルアドバイザーもうまく使えば、払った手数料分の代価はあります。
ポイントは手数料が高い低いではなく、ファイナンシャルアドバイザーたちとどう付き合っていくか?どう使っていくかというところにあると思います。
今日は、そのことについてまとめてみようと思います。
相手も知ろう
確かに、金融機関によっては、特定の金融機関や保険会社の商品を中心に案内し、提案が偏っているアドバイザーもいるかもしれません。
これはアドバイザーが悪いというよりは、提携先の金融商品しか売れない仕組みを作っている会社が悪いと思っています。
とはいえ、『そのような環境下で自分の目の前にアドバイザーは働いている』ということは、理解しておいた方が良いでしょう。つまりは、相手の言うことは、少し1歩引いて考えてみるとちょうどよいと思います。
投資信託であれば、取り扱い商品一覧を見てみて特定の運用会社の投資信託が多ければ、その金融機関はその運用会社と強い結びつきがあるということでしょう。
結びつき自体が悪いことではない
やはり会社であるかぎりある特定の会社の商品を中心に案内することもやむを得ないケースも多いと思います。
結びつきより重要なのは、目の前にいるアドバイザー自身があなたのことを一生懸命考えてくれているかということだと思います。
アドバイザーから良いアドバイスを受けることができたが、提案してる商品はコスト面で他に有利な商品がある場合どうするのが良いか??
おそらく良いアドバイザーであれば、今後もあなたにとって最善の提案をしてくれる可能性が高いと思います。
目先、良い提案だけしてもらい、商品は手数料の安いところで買うのでは、次の良い提案を受けることができなくなるかもしれません。
それは長期的に見るとあなたが損をしてしまうかもしれません。
完全フリーのアドバイザーもいる
最近、IFAという独立系のファイナンシャルアドバイザーもいます。
これは、銀行でも証券会社でもない、完全にフリーで働いているファイナンシャルアドバイザーです。
親会社やグループ会社の意向などの縛りが一切ないことから、あなたにとって最善の提案をしてくれるかもしれません。
彼らは、アドバイスというサービスにお金を払ってもらっているので、アドバイスの質は高いと思います。
ちなみに、IFAでなくても、私が勤めている会社は、複数の証券会社と業務提携することで、幅広くお客さまに合った提案をできる仕組みができている会社もあります。
つまりは、本部の指示で特定の商品を販売するというよりは、アドバイザー個人で提案を考え、提携している証券会社などのサービスをツールと使っているわけです。
そのような時代になってくると、銀行や証券で相談するのがダメなわけではなくて、ダメなアドバイザーに相談することがダメという時代になってくると思います。
だから、ネットの情報を鵜呑みにして金融機関を全く使わないというのは、大きな機会損失になる可能性はあります。
アドバイザーの目利き
あなたのことを本気で考えてくれるアドバイザーは絶対にいます。
問題は、そのアドバイザーにあなたが出会えるかどうかです。
そのためには、まずはアドバイザーと会うしかありませんよね。
私が好きなIFAの会社がこちらです。
IFA法人GAIA(ガイア)|あたらしい資産運用の生涯パートナー (gaiainc.jp)
私も次に転職するならこのような会社に行きたいものです(笑)
ではまた