経済の話

【現役銀行員にしか分からない!!】お客さまが投資に踏み切れない原因 TOP3

2021年8月5日

こんにちは。かわ吉です。

資産運用や投資は絶対にあなたの人生で役立ちます。

ただ投資を始められない人もたくさんいることをも知っています。その理由は、そんなに多くないと思っていて大きく分けると3つしかないと思います。

そこで今回は投資ができない人の原因を3つ解説します。この記事を読んでいただくと、投資ができない人が『自分が何に恐れて迷っているのか』が分かるようになり、投資ができるようになります。

一人でも多くの人が投資を始めれるようになればうれしいです。

ではいきましょう。

そもそも投資がギャンブルだと思っている

日本人の大半は投資を経験していません。

出所:ありがとう投信

日本人の資産の半分は、現金や預金です。株式や投資信託の比率は約10%と低く、アメリカと比較するとその差は圧倒的です。

この投資の経験不足から、『投資=ギャンブル』だと思い込んでいる人が多いです。もちろん投資にはギャンブル要素はあります。ただ、投資のギャンブルの面しか見えていない人が多すぎます。

実は長期&分散投資をベースに投資をすれば、成功する可能性は爆発的に上がります。

出所:GPIF

これは、私たちが納めている社会保険料を運用しているGPIFの資料の一部です。1969年以降、株式や債券の価格は右肩上がりです。外国株は50年間で100万円が3,898万円になっています。もちろんこの間に売買は一切していませんから、相場について詳しく知る必要もないし、複数のモニターに噛り付いて株価をチェックする必要もありません。

長期で投資できるかどうかが全てです。

長期で投資すれば成功すると歴史が証明されています。

投資にはこのような面もあることをしっかり理解すれば、また投資をしたくなるかもしれません。

過去に大失敗をしてトラウマになっている

過去に投資を大失敗した時の経験は、トラウマものです。このトラウマを払拭することはできる人は、あまり多くありません。

ただこのトラウマを跳ね返す方法はあります。それは、『なぜ大失敗したのか分析すること』です。

投資で大失敗する大半の原因は、『自分のリスク許容度を超えた投資』です。

自分のリスク許容度を超えた投資の先にある未来は、大きな損を抱えて泣く泣く損切です。リスク許容度を超えた投資は人生一発逆転を狙わない限りオススメしません。

ちなみにリスク許容度の計り方は以下の記事で解説しています。

過去に自分のリスク許容度を超えて投資をして大失敗した人は、次は失敗しない自分のリスク許容度に合った投資をする必要があります。

でも『自分のリスク許容度に合った投資って何??』と思う人も多いと思います。

そのような方は、一度ファンドラップを検討してみる余地があります。ファンドラップは、長期&分散投資がベースになっている商品で複数のコースがありあなたのリスク許容度に合った投資を全自動で実践してくれます。

インデックスファンドと比較すると運用コストは少しだけ高いですが、投資で予想以上の損失を被るなどの大失敗は圧倒的に少なくすることができます。

一度、ご検討下さい。証券会社やネット証券で取り扱いされています。金融商品仲介を行っている銀行であれば、そこでも買えます。

そもそも自分で決められない

そもそも投資するかどうか自分自身で判断できない人も意外と多いです。

そのような方は、信頼できる人と一緒に判断するのが良いです。一緒に判断するには、一緒に話を聞くのが良いと思います。

理想としては、最終判断は自分で下したいところですね。じゃないと、その投資で失敗した時に一緒に決めた人を恨んでしまう可能性があります。お金だけじゃなく友人も失ってしまうかもしれません。

お金を取り戻すのはまだ簡単ですが、友人から信頼を取り戻すのはかなり難しいと思います。

自分で判断して決めたことについては、成功しても失敗しても喜びや後悔を本気で味わうことができますからとても大事なことだと思います。

失敗しても良いから自分で決めましょう!!

まとめ

今回は、投資に踏み切れない原因3つを解説しました。

投資の手法に正しい・間違いという概念は基本的にはありません。ただ、1つの側面だけ見て判断するのは危険だし、それで投資しないのは大きな機会損失につながる可能性があります。

このブログでは、投資についていろいろ視点で記事を書いていくことを心掛けています。

『○○について知りたい!!』や『○○はどのような人に適している??』などの疑問的があればコメントください。

分かる範囲でしっかり解説します!!

ではまた

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