こんにちは。かわ吉です。
税金は学校で習いません。でも社会に出ると誰もが税金と付き合っていかないといけません。
でも税金について詳しいことを知る機会がないんです。
そこで本日はサラリーマンが最低限知っておいて損はない税金の基礎知識をまとめてみようと思います。
今回の内容は、基礎中の基礎なので『全部知ってるよ!!』っていう人は、タックスリテラシーがかなり高いかもしれません。
源泉徴収とは?
そもそも源泉徴収とは、毎月の給料から会社が天引きをして代わりに税金を納める制度です。
これによってサラリーマンは、税金を意識しなくても生きていけます。
だって、会社が税金を全部計算して、納税までしてくれますもん。
でも源泉徴収という仕組みが国民の税金に対する知識が身につかない1つの理由だと思います。
結局、わたしたちサラリーマンは、手取りがいくらになるしか興味が持てず、一体自分の給料から何がどのくらい引かれているか分からないんですよね。
逆に、フリーランスは税金について理解しないと生きていけないんです。
経費だったり控除だったりしっかり使わないと税金ばかり取られることになってしまいますから。
源泉徴収されるものは??
源泉徴収されるものは、所得税・住民税・厚生年金・雇用保険の4つです。
この4つの税金はどこを基準で税金が源泉徴収されているのでしょうか?
⑴所得税:その月の給料の概算
⑵住民税:前年の年収に対して →住民税だけ他の税金と少し違うんです
⑶厚生年金・雇用保険:その月の給料の金額
そして所得税は毎月概算で源泉徴収されているので、ズレが生じます。それを調整するのが、よく聞く『年末調整』なんです。
ちなみに住民税は他の税金と違い期がズレます。住民税以外は、その月の給料が基準になるのに住民税だけ前年の年収が基準になります。この理由は後半に説明します。
だから、住民税には悲劇が起こります。仕事を退職した次の年の住民税の支払いはかなりヤバくなる人が多いんです。例えば、年収がバクっているプロ野球選手が引退した翌年の住民税は半端ないことになるので、住民税の悲劇に巻き込まれてしまうんです。
毎年に源泉徴収される金額ってどのくらい??(30歳独身のケース)
・月額30万円 30歳 扶養家族なし
⑴所得税:6,850円
⑵住民税:15,000円
⑶厚生年金:42,300円
⑷雇用保険:900円
手取り:234,950円
結論としては、、、
社会保険料がバカ高い
です。
所得税が高いってイメージがありましたけど実際は案外大したことなくて、負担が大きいのは社会保険料なんですよね。
年末調整
一般的な年末調整って、『源泉徴収がもらえて少しだけ税金が返ってきて嬉しい!!』ではないでしょうか??この回答は3点です(笑)
住民税の計算は自治体が行うから納税する時期がずれてしまうんです。
一方、所得税は概算で毎月の給与から天引きされています。つまりは、その月だけ残業代が多かったらその給与が今後も続く計算で税金が計算されてしまうんです。生命保険料控除も給与天引きにしていなければ控除しないといけないですからね。そうなると税金を払いすぎている可能性があるので調整しないといけないですよね。それが年末調整なんです。
会社の人事部か総務部がやるべきことは、12月に従業員の所得税を計算して天引きしすぎた税金を返します。
そして税務署へ給与総額等の届出と、従業員が住んでいる自治体へ各従業員の年収を報告しなければなりません。
私も人事部の経験はありませんが、かなり大変な作業のようです。
この時期の人事部や総務部の人たちには少し気を使った方が良いかもしれませんね(笑)
感謝です!!
まとめ
ざっくり源泉徴収と年末調整の意味が分かればそこから派生して税金に関する知識がスッと入ってきやすいような気がします。
直接、自分に関係することですからより真剣になれるかもしれませんね。
一緒に税金に関してこれからもい一緒に勉強していきましょう!!
ではまた
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