経済の話

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコースを『今』買うことで得られる本当のメリットとは??

2022年3月14日

こんにちは。かわ吉です。

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信C・Dコースはインカム狙いの投資家にとって最適なファンドの1つになります。

その理由については過去の記事で解説しています。

①予想分配金提示型の仕組みによって、投資元本を崩して受け取るたこ足配当にはなりにくいため安心して使えるインカム収入が期待できる。

②予想分配金提示型と、長期的に大きく成長している米国成長株との相性が良い。

③投資セクターが比較的分散されており、非常にバランスが良い。

②、③の強みは今も変わりませんが、①についてはこのファンドに投資するタイミングによって受けれる恩恵が異なります。言い換えれば、このファンドは投資するタイミングによって『たこ足』分配になってしまうこともあるということです。

具体的にどのようなタイミングで購入すると『たこ足』になるのかは過去の記事で解説しておりますので、それについて知りたい方はこちらをどうぞ!!

少しだけ話が脱線しましたが、私が伝えたいことは、今の局面で買えばこのファンドの①の強みである『予想分配金提示型の仕組みによって、投資元本を崩して受け取るたこ足配当にはなりにくいため安心して使えるインカム収入が期待できる』を最大限享受できる可能性が高いということです。

なぜ、このタイミングでこのファンドを購入すれば安心して使えるインカム収入を狙いたい投資家が最大限の利益を享受できるのか解説します。

この記事をよんでいただくと以下のメリットがあります。

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信の強みが分かる

予想分配金提示型の仕組みを再認識できる

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信を『今』買うことで得られるメリットについて理解できる

この記事が読者の資産運用の一助になれば幸いです。

ではいきましょう。

①アライアンスバーンスタイン米国成長株投信についてざっくり解説

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信について詳しく知らない読者もいらっしゃると思いますので簡単にこのファンドについて解説します。

『ファンドの説明は不要!!』という読者の方は飛ばしてください!!

このファンドを一言でまとめると以下になります。

米国経済を牽引する米国成長株の詰め合わせパックかつ運用益を中心に毎月のインカム収入が狙える商品

メリットとデメリットは以下になります。

キャピタルゲインとインカムゲインの両方が狙える

これ1本で米国の優良な成長株に分散投資ができる

米国成長株と予想分配金提示型は鬼に金棒

長期保有にも向いている

信託報酬などの運用管理コストが高い

基準価格が一定の水準以下になると分配金が0になるリスクがある

投資対象は株式なのでリスク度合いは高い

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信は国内で一番売れていると言っても過言ではないファンドの1つです。

②アライアンスバーンスタイン米国成長株投信の分配方針は??

このファンドを『今』買うべきメリットを語るのに、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信C・Dコースの分配方針を外すことはできません。

まずは予想分配金提示型の仕組みについて解説します。

この仕組みを一言でまとめると以下になります。

運用益が出ている(基準価格が高い)ときは分配金を多めに出すが、運用益が出ていないと(基準価格が低い)ときは分配金を減らしたり0にする仕組み

ではそれぞれどのような基準でいくらいの分配金が支払われるのか見ていきましょう。

出所:アライアンスバーンスタイン

このファンドの分配方針は以上になっています。基準価格が高い水準にあるときは1万口あたり500円で11,000円未満になると分配金が減ったり0になる可能性があります。

このような仕組みによって、相場が悪いときは分配金を出さないことで『タコ足』分配を防ぎます。

このファンドのパフォーマンスが良い時は分配金利回りは25%以上になっていた局面もありましたから、分配金の中身が利益中心でここまでの利回りを出せたファンドは少ないですから、このファンドが人気な理由が良く分かります。

③アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコースを『今』買うべきメリットとは??

では最後に、この仕組みをご理解いただいた上でこのファンドを『今』買うことで得られるメリットを解説します。

結論から言うと以下になります。

今くらいの基準価格の水準であれば、今後受け取れる分配金は収益分配金になる可能性が高いから。

まずはこちらをご覧ください。

出所:楽天証券

これは設定日以降のアライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコースの基準価格の動きです。

赤枠で囲った期間は分配金が0になっています。この期間の基準価格は10,000円を切っています。過去の分配金実績をみると基準価格が10,000円を切ると分配金が0になる可能性が高まります。

過去に分配金が出た月で、分配金落ち後の基準価格が一番低かったのは2019年8月の9,893円でした。

3月11日の基準価格は10,149円でしたから、このあたりの基準価格が平均取得単価になれば受け取れる分配金の中心は収益分配金になる可能性が高いです。

出所:楽天証券

ただ、これは『今』買うことでアライアンスバーンスタイン米国成長株投信の分配金が『たこ足』になりにくいというだけで、今が相場の底だと断言しているわけではないのでその点にはご注意ください。

なので、これからこのファンドへの新規投資を検討している方などが買うタイミングとしては悪くないのではないかと思います。もちろん不安定な相場なので複数回に分けて買われることをオススメします。

まとめ

今回は、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコースを『今』買うことで得られる本当のメリットについて解説しました。

まとめると以下になります。

今のアライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコースの水準は、『たこ足』分配になりにくいところまで下がってきている

平均取得単価がこの水準であれば、今後受け取れる分配金は収益分配金になる可能性が高い

安心して使える分配金を狙いたい投資家にとっては悪くないタイミング

ただこれ以上基準価格が下がらない保証はないので複数回に分けて購入されることをオススメします

以上、お役に立てれば嬉しいです。

かわ吉はツイッター もやっておりますので是非フォローをよろしくお願いします!!

-経済の話