インカム投資

インカムゲインとキャピタルゲインはどのようなバランスで狙うべきか?

2022年4月7日

こんにちは。かわ吉です。

ある程度運用期間が長くなれば様々な課題や疑問が発生します。その問題・課題の1つとして、、、

『キャピタルゲインとインカムゲインをそれぞれどのようなバランスで狙っていくべきか?』

というものが挙げられます。

今回は、この課題に対しての私の持論を展開していこうと思います。

この記事を読んでいただくと以下のメリットがあります。

インカムゲインとキャピタルゲインの片方しか狙わなかった場合のデメリットが分かる

インカムゲインとキャピタルゲインをどのようなバランスで狙っていくべきか分かる

この記事が読者の資産運用の一助になれば幸いです。

ではいきましょう。

インカムゲインとキャピタルゲインのバランスが偏ると発生するデメリット

そもそもなぜインカムゲインとキャピタルゲインを狙うバランスを考えないといけない1つの理由として(もちろん全員が考えるべきではないよ)、機会損失が挙げられます。

例えば、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信C・Dコースのような毎月分配型のファンドへのご意見として、『複利で運用しないとお金の増えるペースが遅くなるよ!!分配金を受けとる行為は、運用効率を悪化させているんだ!!そんなことも気づけない奴は情弱!!』というものがあります。ようは、機会損失が発生しているということです。

これは、ごもっともな意見です。しかし、これには『資産の最大化を狙いたいのであれば』という前提条件があります。キャピタルゲインを重視しすぎて20代から給料の大半を積立投資に回して運が悪く30代・40代で不慮の事故等で亡くなった場合、これはこれで『お金を使う機会を損失した』と考えることもできると思います。

一方でインカムゲインばかり重視しすぎると、資産の成長が遅くなるというデメリットが発生します。

最近はiDeCoやつみたてNISAが少しずつ普及しているものあり、キャピタルゲインを重視する人が増えてきていると思います。それもあり、『投資=キャピタルゲイン』というイメージが強くなっている気がします。

老後資金を気にして資産形成することも大切ですが、必ずしも全員に老後資金が必要とは限りません(=老後を迎える前に死んでしまうリスクはある)。投資で『今』を楽しむお金を作るのもありだと思います。

そう考えると、キャピタルゲインとインカムゲインは両方あった方が人生が少し豊かになる気がしますから、これらのバランスはしっかり考えるべきだと思います。

インカムゲインとキャピタルゲインともに偏った狙い方をすると、大きな機会損失になる可能性があるからこれらのバランスを考えることは重要

インカムゲインとキャピタルゲインの比率の絶対的な正解はない

この『インカムゲインとキャピタルゲインはどのようなバランスで狙うべきか』という課題には、悲しいですが絶対的な正解はありません。

絶対的な正解がない理由は以下のことが考えられます。

インカムを狙う目的は人によって異なる

20代で投資に回せる金額が一緒でも、インカムを狙う目的は異なります。老後資金の不安が強いからキャピタルゲインメインでインカムゲインはお小遣い程度でOKの人もいれば、『FIRE』したいからインカムをガンガン狙っていきたい人など考え方は人それぞれです。

これは本当に人によって違うので、年齢や投資金額だけで最適なインカムゲインとキャピタルゲインを狙うバランスを決めることはほぼ不可能です。

強いて言うなら、年齢が上がれば上がるほどインカムゲインを重視していけばいいのではないかと個人的には思います。その理由としては、若い時は老後資金が足りるかどうか不安な気持ちを抱く人が多いと思いますが、年齢を重ねていくと老後が近くなっていくので今のままで老後資金が足りるかどうか何となくイメージできてくると思います。

そうなれば、お金はあの世へ持って行けませんから、体力があるうちにインカムゲインの比率を高めてお金を『使う』ことを重視していくのが綺麗な流れかなと思います。

インカムゲインとキャピタルゲインの比率に絶対的な正解はない。強いて言うなら、年を重ねるごとにインカムゲインの比率を高めていくのが綺麗な流れかもしれない。

自分に合った最適な比率を見つけるしかない

面白くないまとめ方ですが、インカムゲインとキャピタルゲインを狙うバランスは自分で決めるしかありません。

決め方としては、キャピタルゲインではなくインカムゲインベースで決めていくのが分かりやすいかと思います。

とりあえず20代・30代の方は、一部の人を除いて老後資金が足りるかどうか判断しにくい環境の可能性がありますからキャピタルゲインの比率を高めて、インカムゲインは旅行代や自分の趣味に必要な金額だけ狙えるようにポートフォリオを組むのもありだと思います。

私の場合は、『Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード』の年会費49,500円とブログのサーバー代とお小遣い程度の金額が狙えたら御の字としてキャピタルゲインメインでポートフォリオを考えています。

配当や分配金で得たインカムゲインって、給料よりも気軽にお金が使える気がします。自分の好きなことに使ったり、家族サービスなどにも使えてみんな幸せです(笑)

それが決まれば必要なインカムゲインも決まりますから、比率ではあまり悩まなくて良いと思います。

比率が決まった後は、それをどのようなツール(投信?ETF?株式?)を使って狙っていくかを考えないといけないわけですが、それについてはなんちゃってFPであるかわ吉に聞いてください。メッセージ待ってます(笑)

インカムゲインとキャピタルゲインの最適なバランスは自分で見つけるしかない。インカムゲインベースで考えていくと良いかもしれない。お金を『使う』計画を立てるのは楽しいしね。

まとめ

今回は、『キャピタルゲインとインカムゲインをそれぞれどのようなバランスで狙っていくべきか?』ということについてまとめてみました。

内容をまとめると以下になります。

インカムゲインとキャピタルゲインともに偏った狙い方をすると、大きな機会損失になる可能性があるからこれらのバランスを考えることは重要

インカムゲインとキャピタルゲインの比率に絶対的な正解はない。強いて言うなら、年を重ねるごとにインカムゲインの比率を高めていくのが綺麗な流れかもしれない。

インカムゲインとキャピタルゲインの最適なバランスは自分で見つけるしかない。インカムゲインベースで考えていくと良いかもしれない。お金を『使う』計画を立てるのは楽しいしね。

皆さんはインカムゲインtとキャピタルゲインの比率をどのように決めていきますか??

既に決めているいる人は、どのような理由でその比率にされたのですか??

ツイッターでのコメント待ってます(笑)

以上、お役に立てれば嬉しいです。

かわ吉はツイッターもやっていますので是非フォローをよろしくお願いします。

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