こんにちは。かわ吉です。
フィデリティで、テンバガー(10倍株)の見つけ方についてまとめられていました。
今回は、それをベースにテンバガー(10倍株)の見つけ方について解説してみようと思います。
そもそもテンバガーとは株価が10倍になると期待される銘柄のことです。テンバガー(10倍株)を発掘し投資する運用担当者を‘‘テンバガー・ハンター‘‘と言います。
彼ら、どのような投資哲学を持ってテンバガー(10倍株)を探しているのでしょうか??
その哲学は3つあります。
①感情的になり、勘にしたがって投資してはならない。忍耐強く、合理的に投資をしなければならない。
②流行に左右されたり、他社と似たり寄ったりの事業に投資してはならない。得意分野を持ち、特別な製品やサービスで、健全な財務を備えた強い事業に投資しなければならない。
③華やかで最新の話題性を持つ銘柄は価格が過大であることが多い。割安な銘柄に投資をしなければならない。
では、テンバガー(10倍株)とはどのような銘柄なのでしょうか??
それは『割安成長株』だと言われています。
『割安成長株』とは、市場が気づいていない成長機会を持つ割安な銘柄です。
テンバガー(10倍株)のイメージは以下になります。
テンバガー(10倍株)になるためには以下の2つの条件を満たす必要があります。
①市場が気づいていない成長企業
・独自の商品・サービスによる強い競争力が市場に認知されていない。
・時代の変化を活かす経営戦略が見過ごされている。
②割安な株価で投資
・成長期待が低いと思われており、注目度も低く人気がない。
・カバーするアナリストが少なく情報不足。
・小型株で投資対象から外されている。
・市場では低PERに放置されている
この2つの条件を満たすことで『利益成長とPER拡大のダブルメリット』が得られます。
なぜこのようになるかというと、市場予想以上に利益成長を達成し、人気が出ていて情報が増加し、時価総額拡大で投資家層が拡大するためです。
この2つの条件を完璧に満たす銘柄を探すのは至難の業だと思います。今のような相場環境であれば、ハイテク株で業績は良いが、利上げの影響で株価が大きく調整されている銘柄あたりがテンバガー(10倍株)の可能性が高いのではないかと考えています。
いずれにせよ、テンバガー(10倍株)を探すのは至難の業であることに変わりありません。とはいえテンバガー(10倍株)は魅力的に見えます。
そのような方は、まず『投資信託』でテンバガー(10倍株)に投資してみませんか??
具体的なファンドを挙げると、『フィデリティ・世界割安成長株投信』が良いと思います。
このファンドは、為替ヘッジの有無と、インカムの『質』に拘る投資家にとって最適な仕組みの1つである予想分配金提示型であるC・Dコースの取り扱いもあります。
詳しくは、前回の記事で解説しておりますので、ご興味ある方は是非読んでみてください。
以上、お役に立てれば嬉しいです。
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