こんにちは。かわ吉です。
今回は、優秀な予想分配金提示型ファンドの条件について解説します。
この記事は以下の読者にお役に立てる記事となっております。
アライアンスバーンスタイン米国成長株投信の代わりになるファンドを探している方
優秀な予想分配金提示型ファンドを探したい方
優秀な予想分配金提示型ファンドの条件について知りたい方
ちなみにこの記事を読んでいただくと以下のメリットがあります。
優秀な予想分配金提示型ファンドの見極め方が分かる
現時点での優秀ファンドの特徴を通して条件が理解できる
優秀な予想分配金提示型ファンドの見極め方が分かることでファンド選びの失敗を防げる
予想分配金提示型ファンドはインカム狙いの投資家にとって最適なファンドの1つです。
少しずつ注目され始めて、新設される予想分配金提示型ファンドも増えてきています。
ただファンド数が増えたことで、ファンド選びに悩んでいる人も多いですから、今回はその悩みに終止符を打ちます(笑)
ちなみに『優秀』の定義は以下になります。
分配金が安定しているもしくは短期間でも圧倒的な分配金実績を出している
この記事が読者の資産運用の一助になれば幸いです。
ではいきましょう。
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投資対象と設定されたタイミングでほぼすべてが決まる
結論として、投資対象と設定されたタイミングですべてが決まります。
投資対象が重要な理由
投資対象というと少し難しく聞こえるかもしれません。私は、投資対象を3つ分けて考えています。
その3つとは以下になります。
①金利敏感株:金利動向に大きく左右される株式
②景気敏感株:景気動向に大きく左右される株式
③ディフェンシブ株:金利動向や景気動向に左右されにくい株式
これらの株式は金利動向や景気動向によって株価の動きが異なります。それぞれどのような局面が強くて弱いのかをイメージするには、セクターローテーション戦略でよく使われるこちらの表が有効です。
今は、インフレで金利が上昇しており、景気はまだ強い局面だと思います。そのように考えると、今のポジションは右上の過熱(青色)にいるという認識で良いと思います。
最近、基準価格の動きが芳しくないファンドは、左上のハイテクやバイオ関連のファンドが多いと思います。基準価格も上がらないですから、これらのファンドは分配金実績が2020年や2021年と比較すると悪化していると思います。
たとえばグローバルAIファンドやグローバルAIファンド、あとはグローバルAIファンドですね。
そのファンドのポートフォリオはどのような投資対象で構成されているのはチェックすべきですね。メタバースや自動運転などのテーマで判断するのも否定はしませんが、分解して投資セクター別で見る方がイメージしやすいと思います。
そしてこれらの投資セクターは、金利動向や景気動向によって得手不得手がありますから、これから投資を検討しているファンドのポートフォリオと今後1,2年後の相場環境と相性が良いのかどうかはしっかり吟味することが大切です。
設定されたタイミングが重要な理由
優秀な予想分配金提示型ファンドは、投資家に分配金をたくさんプレゼントしてくれます。
ただし『それぞれの予想分配金提示型ファンドの分配方針に従って』という条件が付きます。
例えば、アライアンスバーン米国成長株投信Dコースの分配方針は以下になります。
このファンドがあなたに分配金をプレゼントしてくれる条件としては、基本的に基準価格が11,000円以上をキープしていることです。
投資信託の新規設定時の基準価格は10,000円ですから、設定後にうまく投資対象と相場環境の相性が良ければ基準価格が安定的に推移することで分配方針に従って分配金が出ます。
一方で設定時の相場環境と投資対象の相性が悪い場合、10,000円でスタートした基準価格はズルズル右肩下がりになり当面の間は、分配金が受け取れない状況になる可能性が高いです。
下手すると設定日に、当時の相場環境と相性の悪い予想分配金提示型ファンドを購入して、1回目の分配金を受け取るのに2,3年かかるようなこともあるんじゃないかと思います。最悪、しびれを切らして1回も受け取らず損切という可能性もあるかもしれませんね。
そのようにならないためにも投資対象と設定日の相場環境との相性の良さは非常に重要だと考えます。
優秀な予想分配金提示型ファンドは松井証券で保有するとオトク
優秀な予想分配金提示型ファンドを見つけたのであれば、あとはそのファンドを銀行・証券会社で買うだけです。ただ、何も考えずなんとなく今使っている証券会社でファンドを購入するのはもったいないです。
優秀な予想分配金提示型ファンドもまだまだ運用管理コストが高いです。保有しているだけでかかる信託報酬などの運用管理費は年1.5%以上のものが多いです。運用するのであれば、当たり前ですが運用管理コストは抑えたいところですよね。
ただ信託報酬等のコストは既に決まっているので、この点はどうしようもありません。
しかし、これを挽回する方法が1つあります。それは、松井証券でこれらの運用管理コストの高いファンドを保有することです。松井証券では『投信毎月ポイント・現金還元サービス』を行っています。これは松井証券で投資信託を保有するだけで、ファンドによって異なりますが毎月0.5%程度のポイントまたは現金で還元を受けることができます。
このサービスを使えば、優秀な予想分配金提示型ファンドの弱点であった運用管理コストの高さを少しだけ克服できます。
このサービスの概要については、過去の記事で解説しておりますのでご興味がある方はそちらをお読みください。
ちなみに松井証券では、『最大10万ポイントGET!はずれナシで投信お引越しが超オトクキャンペーン』を開催しています。6月30日までエントリーの上で他証券から1万円以上の投信移管&10万円買付するとポイントが当たるキャンペーン実施中ですので興味ある方は今がチャンスかもしれません。
ただ松井証券で取り扱いのあるファンドが対象になりますのでそちらをまずご確認ください。
まとめ
今回は、優秀な予想分配金提示型ファンドの条件について解説しました。
その条件とは以下になります。
投資対象と設定されたタイミングが相場環境と相性が良いこと
『予想分配金提示型』は『毎月分配型』と異なり、基準価格に応じて支払われる分配金に変動があります。その特徴により、設定直後にポートフォリオと相性が悪い相場環境だと、基準価格がズルズルと下がり分配金が狙えなくなる可能性があります。
設定後に良いスタートが切れるファンドなのかはしっかり吟味したいところです。そうしなければ、せっかく予想分配金提示型ファンドを購入したのに1度も分配金が受け取れる泣く泣く損切する事態になりかねません。
致命的な失敗を防ぐためにもしっかりファンドを選びましょう!!
以上、お役に立てれば嬉しいです。