FPの勉強 銀行員としての生き方

銀行員を辞めるデメリットTOP3

2022年10月17日

こんにちは。かわ吉です。

私は30代前半の現役銀行員なわけですが、30歳を超えてくると自分のキャリアについて考えることが多いなりました。

『このまま銀行で働き続けていいのか?』

『辛そうな上司がいて、自分もこのような道を辿ることになるかもしれないが、それでよいのか?』

『サラリーマンとしてではなく、自分のビジネスを始めてみるのも悪くないのではないか?』

などなど考えることが増えましたね。

そこで何かを始めるということは、何かを辞めなければなりません。(もちろん両立できないことはないかもしれませんが、かなりのエネルギーを消費するので持続力に不安が残ります。)

大切なことは、『これから始めることのメリットと、今やっていることを辞めるデメリットを鑑み総合的に判断すること』だと思います。

そこで今回は、『今やっていることを辞めるデメリット=銀行員を辞めることのデメリット』について考えてみようと思います。

この記事が、現役銀行員で転職も視野に入れている人のお役に立てれば幸いです。

ではいきましょう。

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①これから狙えるそこそこ多い年収を捨てることになる

金融業界は、ノルマは大変ですが、平均年収は決して悪くありません。

出所:転職サイトdodaのデータを元にかわ吉作成

私の勤務先は地方銀行ですが、支店長クラスになれば年収1,000万円も十分に狙える環境にはあります。

もちろん役員クラスになれば、それ以上も十分に狙える可能性はあります。

それ自体には、夢がありますよね。このまま本業を頑張れば、ある程度の生活は保証されている可能性が高いです。(もちろん時代の変化は早いのでこのようになれるかは分かりません)

だから、もし銀行員を辞めるのであれば、少なくとも銀行員で働き続けた場合に想定される年収を上回る可能性がある業種や企業に転職すべきだと思います。

お金が全てではありませんが、お金は決して軽視してはいけないファクターだと思います。

②貴重な経営者との接点が無くなる

経営者と直接話す機会が多い業種は決して多くありません。

銀行にも様々な部署がありますが、この仕事をしていると経営者の方と接する機会はかなり多いと思います。

経営者と聞くと、細かったり、クセが強くて面倒くさいというイメージを持っている方も多いと思います。

うん。そのイメージは200%正しいです(笑)

しかし、だからこそ経営者の方々から学ぶことは意外と多いんです。

だから個人的に銀行で働く一番のメリットは、経営者と接する機会が多いことだと考えています。

なぜなら、経営者は我々と違った視点をたくさん持っており、そこから多くのことを学べるからです。

たとえば、人との話し方や会食での立ち振る舞い、考え方など挙げ始めるとキリがありません。

経営者と我々庶民の大きな違いは、我々サラリーマンは短期的な視点で物事を考えてしまうのに対して、素晴らしい経営者の方は長期的な視点で物事を考えている人が圧倒的に多いです。(もちろんそうでない経営者の方もいます)

そのような考え方を自分の生活に取り入れれば、自分の人生も少しは豊かになるかもしれませんね。そのような機会を与えてくれること自体は、他の業種では多くない、銀行員で働く大きなメリットだと思います。

そして、銀行員を辞めるということは、この貴重な経営者との接点が無くなるということでもあります。

もし銀行員を辞めるのであれば、この点をリカバリーできる業界や企業に転職するのもありかもしれません。

③情報源が無くなる

銀行は、様々な業種との接点があります。そのおかげで、銀行は地域のたくさんの情報を持っています。

その情報とは、不動産・政治・金融・行政・学校などなど多岐に渡ります。

これほどジャンルを問わず、情報が集まる業種は多くないと思います。

様々な分野の情報を知るとシンプルに面白いです。地方がどのような仕組みで回っているのか?地元の有力者は誰なのか?あのお店は誰が経営しているのか?などなど地域全体が見えてきます。

これは仕事云々でなく、知ること自体がシンプルに楽しいです。

銀行員を辞めるとこの楽しみが無くなります。

この楽しみを失いたくなければ、地域と密着度の強い業界や企業を探してみるのもありかもしれませんね。

銀行員を辞めるデメリットは意外と大きいかも

今回は銀行員を辞めるデメリットを3つ解説しました。

銀行員は、ノルマ等の辛いことも少なくないですが、お金・人・情報という観点で見れば、決して悪くない働き方かもしれませんね。むしろ恵まれているのかもしれません。

ですが、人生は1回きりです。現状だけに満足するのではなく、自分のキャリアに真剣に向き合い自分に合った働き方や生き方を考えていきたいですね。

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以上、お役に立てれば嬉しいです。

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