AB米国成長株投信

【市場センチメントに変化あり!?】アライアンスバーンスタイン米国成長株投信の四半期レポート

2024年6月15日

こんにちは。かわ吉です。

アライアンスバーンスタインよりAB米国成長株投信の四半期レポートが発行された。

今回のレポートの概要は以下。

端的にまとめると、直近四半期は底堅い経済と良好な企業業績が好感され米国株式は上昇した。ということ。

つまりは、絶好調。

ということで、今回は米国経済と企業業績がどのように絶好調だったのかレポートの内容をまとめながら解説していく。

この記事がアライアンスバーンスタイン米国成長株投信ホルダーのお役に立てれば幸い。

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2024年1-3月期における米国株式市場の振り返り

想定以上に堅調な米国経済と、予想を上回る企業業績等が好感され上昇

2024年1-3月期の米国資本市場では、想定以上に底堅い経済指標の発表などから、利下げ時期の後退が意識され、長期金利が反転上昇した。

しかしながら、株式市場では底堅い経済指標が好感されたことや、人工知能(AI)関連企業を中心に企業決算が市場予想を上回る内容となったことなどを受け、米国株式(S&P 500株価指数、米ドルベース)のリターンは+10%と堅調に推移。

当期間の株価上昇をけん引したのは、AI向け半導体の世界最大手エヌビディア。同社の株価は82%上昇し、米国株式全体のリターンの25%を占めた。

続くマイクロソフト、メタ・プラットフォームズを含めると、わずか3社で米国株式のリターンの約4割を占めている。

ただ、昨年みられたような「マグニフィセント・セブン※」への一極集中は解消に向かいつつあるといえる。昨年、S&P 500株価指数のリターンを上回った銘柄は約500銘柄中138銘柄だったのに対し、2024年1-3月期には197銘柄と増加している。また、同指数のセクター別リターンに目を向けても、テクノロジー関連以外のエネルギーや金融、資本財・サービスなどの景気敏感セクターもS&P 500全体をアウトパフォームしていることから、物色対象の広がりが確認できる。

2024年1-3月期におけるパフォーマンス要因分析および主要売買

個別銘柄選択が奏功し、ベンチマークを大きく上回るパフォーマンス

当ファンドの2024年1-3月期におけるパフォーマンスは、ベンチマークを大きく上回る結果となった。個別銘柄選択では、エヌビディアやマイクロソフトがプラスに寄与し、パフォーマンスに貢献した。

セクター配分は小幅なマイナス寄与となった。ベンチマークであるS&P500株価指数対比で金融セクターのアンダーウエイト等がマイナスに寄与した一方、不動産セクターのアンダーウエイト等がプラスに寄与した。

今後の米国市場の見通し

バリュエーションの先行きは不透明も、企業利益は堅調に推移する見込み

バリュエーション:FRBのタカ派スタンスへの転換から利下げ観測が一段と後退し、先行きに不透明感漂う

・2024年年初以来、堅調に推移してきた米国株式市場は4月以降軟調に推移している。

・ここ数か月底堅い経済指標やインフレ統計の発表が続くなか、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が4月16日に行われたイベントで、利下げに慎重なスタンスへの転換を示唆した。これを受け、市場では利下げ観測が一段と後退し、長期金利が4.5%を超える水準で推移した。

・こうしたなか、長期金利と株価が共に上昇した1-3月期の市場センチメントは一変し、長期金利の上昇がバリュエーション調整を促す構図が強まっている。

・今後インフレ率が期待どおりに下がらず高金利環境が継続する可能性もあるなか、バリュエーションの先行きが不透明。

企業利益:底堅い経済等を背景に、通年で二桁増益を見込む。なお、1-3月期は市場予想を上回る好決算

・一方、底堅い経済は企業利益にとっては追い風になる可能性がある。米国の景気先行指数の1つである全米供給管理協会(ISM)景況感指数と米国の企業利益の推移に目を向けると、両者の方向感には連動性があることが見て取れる。2023年7月以降、およそ10カ月にわたり政策金利が5%を超える環境が続いたにもかかわらず、米国企業の景況感が底堅く推移してきたことは今後の企業利益にとって明るい材料といえる。

・なお、2024年1-3月期における米国企業の決算は市場予想を上回る内容となっている。2024年5月3日現在、決算発表を終えた約400社のうち8割近い企業が市場予想を上回る利益を発表している。結果として、当期のEPSは、3月28日時点の事前予想+5.1%(前年同期比)に対し、+7.1%と大きく上回り着地した。(5月3日時点)

・ただ、今後インフレ率が期待どおりに下がらない場合には、企業間での利益格差が拡大する可能性がある。インフレによるコストの増加を商品価格に転嫁できる価格決定力の有無が利益を左右するため。

今後の投資方針

持続的な成長企業への投資を通じ、ベンチマークを上回るリターンを目指す

・インフレ率が期待通りに下がらないケースや高金利環境が継続した場合には、外部環境に左右されにくい、卓越したビジネスを有する『持続的な成長企業』を見極めて厳選投資を行う当ファンドの優位性が高まると見ている。

・マザーファンドの組入上位10銘柄(2024年3月末時点)の予想EPS成長率に目を向けると、2024年予想では+34%、2025年では+18%と、いずれもS&P500株価指数を上回る利益成長が予想される。

・引き続き当ファンドでは、『持続的な成長企業』への厳選投資により、当ファンドのベンチマークであるS&P500株価指数(配当金込み)を長期的に上回るリターンを目指していく。

まとめ

以上がアライアンスバーンスタインのレポートの内容。

個人的な見解としては、AB米国成長株投信は継続保有でOK。

その理由は、今後の予想される相場環境でアライアンスバーンスタイン米国成長株投信の相性が悪くないと考えるから。

今後、予想されるリスクは、金利上昇によるバリュエーションの調整。からの株価の調整。

2024年4月以降、金利と株価は逆方向の動きをする傾向がある。本来、金利上昇は株価に対してマイナス材料。これはPER(バリュエーション)が調整されるから。

株価=EPS(業績)×PER(期待値)

2024年4月以降は金利が上昇することでPERが下落する可能性がある。ただ、その下落以上にEPSが伸びれば株価の下落率は限定的もしくは上昇するかもしれない。

PERが下落して、業績も悪い企業はEPSも下落するというダブルパンチになる。その点、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信の組入銘柄の業績(EPS)は堅調に推移していく予想だから、EPSの下落は気にしなくていいかも。

気を付けないといけないのはPERの高いセクター(情報技術・コミュニケーションサービス)の比率が高いファンド。つまりは、かわ吉ブログで紹介している金利敏感株ってやつ。

金利敏感株の比率が高い代表的なファンドは、グローバルAIファンド。業績が安定的に推移すればいいけど、業績が市場予想を下回り始めると調整幅は大きくなりやすい。

とはいえ、未来は読めないから、分散投資を励行すればそこまで気にしなくていいと思う。

以上、お役に立てれば幸い。



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