こんにちは。かわ吉です。
3月のアライアンスバーンスタイン米国成長株投信C・Dコースの分配金が発表されました。
今月の分配金は以下になります。
Cコース(為替ヘッジあり) | Dコース(為替ヘッジなし) | |
第102期分配金(1万口当たり、税引前) | 0円 | 0円 |
基準価格(1万口あたり、2023年3月15日時点) | 8,260円 | 9,896円 |
ちなみに先月の分配金はこちらになります。
Cコース(為替ヘッジあり) | Dコース(為替ヘッジなし) | |
第101期分配金(1万口当たり、税引前) | 0円 | 0円 |
基準価格(1万口あたり、2023年2月15日時点) | 8,651円 | 10,174円 |
C・Dコースともに先日に引き続き無配でした。
直近1か月の基準価格の騰落率をチェックしてみましょう。
Cコース | ▲4.52% |
Dコース | ▲2.73% |
C・Dコースともに基準価格は下落しました。
3月は米SVBの破綻など大きなイベントが多かったですが、今月もアライアンスバーンスタインよりレポートが発行されましたので内容をまとめてみます。
ホルダーとして、このファンドが市場をどのように見て、それに対してどのような投資方針かは把握して損はありません。
この記事が、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信C・Dコースホルダーの不安解消になれば幸いです。
ではいきましょう。
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直近1か月の米国株式市場
米国株式市場は、インフレの高止まりを受けて利上げが長期化するとの見方が強まったことや、2023年3月上旬のシリコンバレー銀行(SVB)の経営破綻をきっかけに金融システムの健全性への不安が広がったことから軟調に推移しました。
為替市場では、やや円安米ドル高となりました。
利上げが長期化するとの見方から米ドル高に推移した後、2月の雇用統計での賃金の伸びが鈍化したことやSVBの経営破綻を背景に米連邦準備理事会(FRB)による利上げ観測が後退し、米ドルが下落しました。
その結果、2023年3月14日(計算期末の前営業日)の基準価格はCコースが8,104円、Dコースが9,608円となり、基準価格の水準や市場動向を勘案し、Cコース・Dコースともに第102期の収益分配金が見送られることになりました。
米国経済は、2023年に入りハードランディングを回避しつつインフレ低下を実現するというFRBの目標達成に近づいています。
このような環境下、これまでFRBの金融政策に向いていた市場参加者の関心が、徐々に今後の企業利益へと回帰しつつあると見ています。
AB米国成長株投信はSVBの株式を保有していない
3月の投資トピックスとしては、SVBの破綻が挙げられます。この破綻によってアライアンスバーンスタイン米国成長株投信に大きな影響を与えるのではないかと不安に感じている人も多いと思います。
ただ安心してもらってOKです。
アライアンスバーンスタイン米国成長株投信は、今回破綻したSVBファイナンシャル・グループの株式は保有していません。これにより、間接的な影響(連れ安)はあっても、直接の影響はないものと考えます。
AB-Letter_SVB_Weight_20230314.pdf (alliancebernstein.co.jp)
SVBについてはコチラの記事で詳しく解説しておりますので、ご興味ある方はご覧ください。
以上、お役に立てればうれしいです。