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【徹底分析】アライアンスバーンスタイン米国成長株投信が本物の優良アクティブファンドである理由

2024年4月13日

こんにちは。かわ吉です。

『アクティブファンドは長期的にはインデックスファンドに負ける』

これは、巷では1つの常識扱いになっている。

でもこれには違和感を感じる。

大半のアクティブファンドは長期的にはインデックスファンドに勝てない。これは事実。

ただ、長期的にインデックスファンドをアウトパフォームするアクティブファンドもある。でも『これを探すのが難しいから』というのがインデックス派の主張。

優秀なアクティブファンドを探すのは難しい!?そんなわけなかろう。

アクティブファンドも優良ファンドには資金が集まるし、優秀ではないアクティブファンドにはお金は集まらない。

つまり、運用歴が長くて純資産が潤沢にあるアクティブファンドは優良ファンドと言っても過言ではない。そうでなければ、そもそも生き残っていないはず。

その観点で見れば、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信は優秀なファンドと言える。

でも本当にそうなのか?本当に運用歴が長く、純資産が集まっていれば優秀なのか??と疑問を抱く人も多いはず。

そこで今回は、なぜアライアンスバーンスタイン米国成長株投信が本物の優良アクティブファンドである持論をまとめたいと思う。

この記事が読者の資産運用の一助になれば幸い。

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優秀なアクティブファンドの条件とは?

そもそも長期で活躍して生き残ることができるアクティブファンドの条件とは何なのか?

個人的には以下の2つがその条件と考える。

①投資哲学と投資方針が変わらない

②組入銘柄は変わる

①について、投資哲学や投資方針はそのファンドの価値観や信念、戦略を表す。つまり、これはファンドの生き方そのもの。その生き方がブレているファンドはダメ。

そもそもファンドでなく人で考えれば理解しやすい。言っていることとやっていることに一貫性がない人は信用されないし、おそらく何も成し遂げられない。会社でもそれに近い人はいるはず。これについてはファンドも人も同じ。

②については、投資哲学や投資方針は変わってはいけないが個別銘柄は変わった方が良い。てか変わるべき。いや変わらないとおかしい。

ちょっと考えてほしい。基本的に未来永劫成長し続ける企業は存在しない。

年代別の時価総額ランキングを見れば一目瞭然。

1989年は日本企業が上位を独占していたが2024年はTOP50に日本企業は1社しかない。ほぼ入れ替わっている。つまり、1989年にイケイケだった銘柄を継続して保有していたら、良いパフォーマンスは出せない。このようなファンドからお金は出ていく。

つまり、いつまでも昔の人気銘柄を保有しつづけているファンドは、お・し・ま・い・DEATH!(大和田常務)

これは投資以外でも同じ。

たとえば、戦争で使う道具は日々進化している。いつだって戦争のゴールは勝利すること。そのためには相手よりも有利な道具や戦術を活用する必要がある。竹槍で戦車には勝てない。投資も同じ。常に最強の銘柄でポートフォリオを構成できるファンドが勝つ。異論は認めない。

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信の投資哲学と投資方針とは?

優秀なアクティブファンドの条件の1つは、投資哲学と投資方針がブレないこと。これは前述した通り。

では、そもそもアライアンスバーンスタイン米国成長株投信の投資哲学と投資方針とは何なのか?これが認識できていなければ、ブレているかブレていないかそもそも判断することができない。

だから、まずはアライアンスバーンスタイン米国成長株投信の投資哲学と投資方針について再認識して欲しい。既に理解している人には読む必要はないからこのセクションは飛ばしてOK。時間は大切。

投資哲学:利益を将来の為に再投入し、外部環境に左右されにくく、長期にわたって安定成長できる卓越したビジネスに投資

投資方針:主として成長の可能性が高いと判断される米国株式に投資するetc

投資哲学は上記の通り。

それを実践するための投資方針として、主として成長の可能性が高いと判断される米国株式に投資する。中でも今後も長期的に成長が期待できるセクターである、情報技術・ヘルスケア・一般消費財サービスの3セクターの銘柄を中心にポートフォリオを組む。イメージとしてはそんな感じ。これについては先日の特別レポートでアライアンスバーンスタインが述べている。

そもそも世界最強の株価指数とされるS&P500種指数も弱点がある。それはこれらを指数を押し上げるメインエンジンは情報技術・ヘルスケア・一般消費財サービスの3セクターであるということ。つまり、より高いパフォーマンスを狙うならこれらのセクターか業績やビジネスモデルが最強な銘柄を組み合わせれば良いということ。

この戦略がしっかりはまっているからアライアンスバーンスタイン米国成長株投信は長期に渡って生き残っている。と私は考える。

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信の投資哲学と投資方針は一貫している

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信の投資哲学と投資方針は前述したとおり。

一番大切なことは投資哲学と投資方針を知ることではない。これがファンドのポートフォリオにしっかり反映されているかが一番大切。

でも安心して欲しい。

結論、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信の投資哲学と投資方針は間違いなく一貫している。

チェックポイントは、ポートフォリオが米国の中でも今後成長が期待できるセクター(情報技術・ヘルスケア・一般消費財サービス)をメインに構成されているかということ。

この視点をベースに以下のグラフを見て欲しい。

情報技術については、情報技術とコミュニケーションサービスセクターを合計したものでこの表は作成している。ただその比率は5%~8%なので誤差と思ってほしい。

ざっくり見ると、2014年以降情報技術・ヘルスケア・一般消費財サービスの3セクターが60%以上占めている。これは言い換えるなら、ポートフォリオの大半は情報技術・ヘルスケア・一般消費財サービスで構成されていると言いても過言ではない。

つまり、これはアライアンスバーンスタイン米国成長株投信の投資哲学と投資方針が一貫していると判断していいだろう。異論は認めない。

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信の組入銘柄は入れ替わっている?

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信の投資哲学と投資方針が一貫されていることは前述の通り。

これ以外でもうひとつ大切なことがある。

それは組入銘柄は入れ替わっているかどうか。つまり、竹槍で戦車に挑んでいないか確認する必要がある。

結論、組入銘柄は入れ替わっているから安心して欲しい。

まずは以下を見て欲しい。

2014年のポートフォリオ上位10銘柄のうち、2024年3月時点でも上位に組み込まれている銘柄はVISAとアルファベット(グーグル)のみ。

もちろん上位10銘柄でなければ2014年以降も組み入れされている銘柄はあるかもしれない。でも上位に組み込まれていなければポートフォリオに与える影響も小さいと判断するから、上位10銘柄のみの比較しかしない。ちっちゃいことは気にするなワカチコワカチコ。

とりあえず、上位10銘柄で比較すると、組入銘柄はしっかり入れ替わっている。竹槍で戦っていなかったから安心してほしい。

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信は信頼に足る優良ファンド

前述してきた通り、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信の投資哲学と投資方針は一貫されている。さらに組入銘柄もしっかり入れ替わっている。

つまりアライアンスバーンスタイン米国成長株投信は優良なアクティブファンドである。異論は認めない。

今後も長期に渡って生き残るファンドの1つになる。かもしれない。少なくとも米国経済が世界を引っ張っている間は、このファンドは活躍し続けると予想する。優秀な米国株式のアクティブファンドに投資したい人は絶対に検討すべきファンドの1つ。ガンガンキャピタルゲインを狙いたいならBコース、質の高いインカムを狙いたいならDコース。様々なコースが準備されている点も非常に投資家目線のファンド。オススメしたい。でも投資は自己責任。責任は一切取らない。

優良アクティブファンドの運用管理コストは高すぎ

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信は優良アクティブファンドである。異論は(以下省略)

一見、ピカピカの優良アクティブファンドであるアライアンスバーンスタイン米国成長株投信だが、もちろん弱点のある。

それは高すぎる運用管理コスト。

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信の運用管理コストは、年1.727%。これは高いよ~~~。

マジで高い。だって、基準価格が上がっても下がっても絶対に掛かるコストだから。つまりは固定費。

高い固定費は致命的。固定費は圧倒的に安い方がいい。アライアンスバーンスタイン米国成長株投信の運用管理コストは住居費で例えるならタワマン。高すぎ。

ただ、まだ高い固定費でもタワマンに住めればまだ納得できる。それなりの幸福感や優越感を味わうことができるから。

でも投資信託は違う。運用管理コストの高い投資信託を保有して幸福感や優越感を感じる人は病院に行った方がいい。マジで。

投資信託の運用管理コストは間違いなく安い方がいい。

ただ、残念ながら運用管理コストは投資信託毎に決められており、投資家に裁量はない。だから、投資したいファンドがあったとしても、支払うコストはファンドを運用する会社が決める。これは紛れもない事実。

ただ、この事実をただただ受け入れる投資家は三流。

一流の投資家はその事実を踏まえた上で対策を考える。

もちろん、高い運用管理コストの対策方法はある。

そこで最後にその対策方法だけ共有する。

かわ吉ブログを読んでいる読者には是非とも一流投資家になってほしいと思っている。(ジャックバウアー)

松井証券を徹底的に活用しろ

その対策とは、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信などの優良アクティブファンドは松井証券で保有すること。

なぜなら、松井証券には『最大1%貯まる投信残高ポイントサービス』があるから。

このサービスは、松井証券で投資信託を保有するだけ、最大残高の1%のポイント還元を受けることができる。

たとえば、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコースを松井証券で保有すると、年間0.75%のポイント還元を受けることができる。これにより、実質1%程度の運用管理コストでアライアンスバーンスタイン米国成長株投信を保有することが可能。素晴らしい。

さらにこのサービスはインデックスファンドにも適用される。還元率は下がるが、運用管理コストがバリ安のインデックスファンドもポイント還元の対象だから、投資信託を運用するなら松井証券を絶対に活用すべき。アクティブファンドホルダー必須証券会社。

是非、活用を検討してほしい。

クレカのヘビーユーザーが現金払いの人を見るともったいない!!と思うでしょ?

投信で言うならば、ポイント還元率が高い松井証券を使っている人が、思考停止でSBI証券や楽天証券でアクティブファンドを保有している人を見るのと同じ。
同じ買い物をするならより還元率の高いクレジットカードで決済した方がお得でしょ?

これと全く同じ。

是非とも前向きに検討して一流の投資家になってほしい。



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