AB米国成長株投信

【力強く上昇】アライアンスバーンスタイン米国成長株投信の四半期レポート

2024年3月9日

こんにちは。かわ吉です。

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信より四半期レポートが発行された。

レポートの概要は以下。

<概要>

・2023年10-12月期の米国株式市場は、2024年の利下げを織り込む格好で力強く上昇

・当ファンドのパフォーマンスは、主に個別銘柄選択が奏功し、ベンチマークを上回る

・2024年はバリュエーションの大幅な変動は考えにくいことから、3年ぶりに業績相場へ回帰する可能性

・業績相場への回帰が想定される環境下では、外部環境に左右されにくい持続的な成長企業を厳選する当ファンドの優位性は一層高まるとみている

一言でまとめると、今後予想される相場環境と当ファンドの相性は良いということ。

今回は、ひとまず四半期レポートの内容を整理してみようと思う。

この記事が、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信ホルダーの安心に繋がれば幸い。

かわ吉はツイッターもやっておりますので是非フォローをよろしくお願いします!!

2023年10-12月期における米国株式市場の振り返り

高金利環境の継続懸念から一転、2024年の利下げを織り込む格好で力強く上昇

米国株式市場は10月、予想以上に強い経済指標の発表などから、高金利環境が長期化するとの見方が強まった。これに伴い、長期金利が約16年ぶりに5%にタッチするなど大きく上昇したことを受け、株式市場は軟調に推移。
しかしながら、11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)において、9月に続き2会合連続で政策金利が据え置かれると、利上げが最終局面にあるとの見方が急速に広がり長期金利は急低下、株式市場は反転。
その後も10月の消費者物価指数(CPI)が予想を下回りインフレへの懸念が後退したことや、12月のFOMCで米連邦準備制度理事会(FRB)がよりハト派に転じたことなどを受けて長期金利が一段と低下するなか、株式市場は翌年の利下げを織り込む格好で力強く上昇。
このような環境下、S&P 500株価指数は、+11%(2023年10-12月期、米ドルベース)で期を終えた。
セクター別のリターンに目を向けると、金利低下が追い風となる不動産セクターや情報技術セクターを中心に、幅広いセクターが上昇した。

2023年10-12月期におけるパフォーマンス要因分析および主要売買

個別銘柄選択が奏功し、ベンチマークを大きく上回るパフォーマンス

当ファンドの2023年10-12月期におけるパフォーマンスは、ベンチマークを大きく上回る結果となった。
個別銘柄選択では、マイクロソフトやアマゾン・ドットコムがプラスに寄与し、パフォーマンスに貢献した。

セクター配分では、ヘルスケア・セクターのオーバーウェイト等によるマイナス寄与を、エネルギー・セクターのアンダーウェイト等によるプラス寄与が相殺する格好となった。

今後の米国株式市場の見通し

バリュエーションの大幅な変動は考えにくいことから業績相場へと回帰する可能性

足もと、雇用統計などの経済指標が予想を上回る強さを示すなど景気が底堅いなか、市場が織り込む利下げペースはやや後退しつつある。しかしながら、足もとのインフレは、より直近のトレンドを示す過去6カ月年率でみると2%を下回ってきており、5%超の政策金利の引き下げは妥当といえます。これを踏まえると、長期金利主導による大幅なバリュエーション変動の可能性は低いと考えられる。
また、2023年にはマグニフィセント7※(以下、「M7」)を中心に株価が大きく上昇したなか、足もと割高感を警戒する向きもある。しかしながら、S&P 500においてM7以外の495銘柄のバリュエーションに目を向けると、S&P 500の長期平均並みとなっており、大部分の銘柄に割高感はみられないことが分かる。したがって、2024年は個別銘柄のファンダメンタルズを反映した形でバリュエーションが動くと想定される。

企業業績:3年ぶりに2桁成長が見込まれる米国企業の利益

足もと、米国企業全体における2024年通期の利益成長予想は+12%と、3年ぶりの2桁増益が見込まれている。
過去2年にみられた金利主導の大幅なバリュエーション調整などがなければ、2024年の株式市場は個別銘柄の利益成長に沿った展開、つまり3年ぶりの業績相場へ回帰すると考えられる。

今後の投資方針

持続的な成長企業への投資を通じ、ベンチマークを上回るリターンを目指す

業績相場への回帰が想定される環境下では、外部環境に左右されにくい、卓越したビジネスを有する“持続的な成長企業”を見極めて厳選投資を行う当ファンドの優位性が一層高まるとみている。
マザーファンドの組入上位10銘柄(2023年12月末時点)の予想EPS成長率に目を向けると、2024年予想では+22%、2025年では+18%と、いずれもS&P 500株価指数を上回る利益成長が予想される。
引き続き当ファンドでは、 “持続的な成長企業”への厳選投資により、当ファンドのベンチマークであるS&P 500株価指数(配当金込み)を長期的に上回るリターンを目指す。

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信は強い

アライアンスバーン米国成長株投信は米国株投信の中では最強クラス。インカム投信としても最強クラス。いやもはや最強。Top of the top.

この事実は、他のファンドと比較すれば一目瞭然。このファンドとその他のインカムファンドを比較してきた私だから断言できる。

NISAの成長投資枠対象ファンドでも特定口座のアライアンスバーン米国成長株投信に勝てない可能性が高い。それらを比較した記事は以下。

このファンドのホルダーは安心して保有して欲しい。投資対象が米国株であり、インカム面でこのファンドの代わりが務まるファンドはない。今のところ。

最強。



-AB米国成長株投信