AB米国成長株投信

【特別レポート】アライアンスバーンスタイン米国成長株投信の圧倒的な運用実績【本物アクティブファンド】

2024年3月16日

こんにちは。かわ吉です。

アライアンスバーンスタインより特別レポートが発行されたので内容を整理する。

今回の特別レポートの概要は以下。

<概要>

・持続的な成長企業を厳選する当ファンドは、中長期でS&P500株価指数を上回ってきた

・相場動向にかかわらず超過リターンを創出してきた、希少なリターン特性を持つ運用戦略であり、世界屈指の運用実績を有する米国株式アクティブ運用

・構成銘柄の約半分が非成長系セクターから構成される玉石混交のS&P500株価指数に対し、当ファンドは情報技術、ヘルスケア、一般消費財・サービスの3大高成長セクターを中心に構成

『アクティブファンドは長期ではインデックスファンドに負ける』

これは世界の共通認識だけど、思考停止でインデックスファンドを選択するのは大きな機会損失になる。

なぜなら、優秀なアクティブファンドに長期的に投資すればインデックスファンドを大きく上回るリターンを狙える可能性があるから。

その優秀なアクティブファンドの中に、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信がある。

このファンドの実績を知った上でインデックスファンドに投資するか判断してほしい。

少し脱線したが、今回のレポートの内容を順番に整理していく。

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中長期でS&P500株価指数を上回るリターンを実現

50-70銘柄の持続的な成長企業を厳選し、費用控除後でS&P500株価指数を中長期で上回る

当ファンドは、個別企業のファンダメンタルズ分析と株価バリュエーションに基づく銘柄選択を基本としたアクティブ運用を行う。主に米国株式の中から“持続的な成長企業”を発掘し、50-70銘柄の厳選されたポートフォリオを構築する。その結果、ベンチマークであるS&P 500株価指数を、費用控除後で上回るリターンを実現した。特に、現運用体制に移行した2012年4月以降、累積で106%の超過リターンを創出している。

相場動向にかかわらず超過リターンを創出してきた希少な運用戦略

結果として、世界でも屈指の運用実績

外部環境に左右されにくい“持続的な成長企業”から構成される当ファンドは、株式市場の下落相場への耐性がみられる(下落追随率=93.7%*)。同時に成長企業に投資する運用戦略としての特性を発揮し、上昇局面で市場を上回る傾向もある(上昇追随率=106.9%*)。
グローバルのデータベースで米国大型株カテゴリーに属する839戦略の上昇・下落追随率をみると、当ファンドの運用戦略(AB米国大型成長株戦略)のリターン特性は、珍しいことがわかる。

世界でも屈指の運用実績

結果として、2012年4月以降のリターン水準では839戦略の中で上位2%、投資効率を示すシャープレシオでみると上位1%に位置しており、米国株式運用において当戦略は世界屈指の実績を有しているといえる。

超過リターンの源泉は持続的な成長企業

外部環境に左右されにくい、長期にわたり安定成長できる卓越したビジネスを厳選

・超過リターンの主な源泉は持続的な成長企業

2012年4月から2024年1月まで約12年間で創出した超過リターンの大半は、ボトムアップの銘柄選択効果によるもの。投資哲学に沿って“持続的な成長企業”にフォーカスし続けてきた結果であり、意図した成果といえる。
企業リサーチにおいて、3つの特性-①高い投下資本利益率、②高い利益の再投資率、③強固な財務体質-に焦点を絞ることで、“持続的な成長企業”を見極める。

3つの特性を重視する理由

企業が高い投下資本利益率を維持するためには、優秀な経営陣が独自のビジネスモデルを確立し、高い参入障壁を築いて支配的なシェアを維持し、価格決定力を有する必要がある。そのような企業は、投下した資本からより多くの利益を、安定的に創出することができる。
また、同様に重視する点が利益の再投資率が高いこと。利益を事業に再投資することで複利効果を生み出せるから。たとえ安定的に利益を出していても、その利益を配当や自社株買いなど株主に還元する企業は、「将来の成長領域を見つけられず、事業拡大の機会を失っている」と言える。それゆえ、多くの利益を創出していることだけでは不十分で、その利益を将来に向けて再投資している企業こそ、持続的な成長が維持できると考えている。
さらに、財務健全性も重要。借り入れが少なく、キャッシュ創出力の高い強固な財務体質を持つ企業は、景気動向や金利環境、資金調達環境など外部環境の変化に左右されずに、持続的な成長を長期にわたり維持できるから。

超過リターンを創出してきた持続的な成長企業

原則として10年程度先までファンダメンタルズ予測を行い、長期的なホライズンで“持続的な成長企業”に投資することから、銘柄保有期間も中長期に及ぶ傾向がある。実際に、現在の組入上位10銘柄(2024年1月末時点)のうち6銘柄は、2012年4月以降の超過リターン創出に最も大きく貢献してきた銘柄群であり、いずれも“持続的な成長企業”を長期で保有することが有効であることを示している。

超過リターンに最も大きく寄与した“持続的な成長企業”① : ユナイテッドヘルス・グループ(ヘルスケア)

  • 米国医療保険の最大手。薬剤給付管理(PBM)を手掛ける子会社Optumは全米大手3社の一角。米国最大の総合ヘルスケア企業グループ
  • 同社の医療保険サービスに加入する1億人以上の利用者による膨大なデータベースをAI等で分析・活用することで、薬剤給付の収益性を高め、医療保険との相乗効果を高めるビジネスモデルを構築

超過リターンに最も大きく寄与した“持続的な成長企業”➁ :エヌビディア (情報技術)

  • ファブレス半導体メーカー。高性能コンピューターやデータセンター向けの半導体を製造
  • AI(人工知能)向けGPU(画像処理装置)では圧倒的シェアを誇るリーディングカンパニー

超過リターンに最も大きく寄与した“持続的な成長企業”➂ : コストコ・ホールセール (生活必需品)

  • 会員制倉庫型店舗という特徴的なビジネスモデルを築き、グローバルに展開する米国の小売り大手
  • 少品種大量販売モデルにより高い商品調達力と低価格を実現しつつ、会員費収入で収益を確保。また倉庫型販売スタイルにより物流コストを抑え、売れ筋を見極める商品選定力で高い在庫回転率を維持

高成長セクターを中心に構成されたポートフォリオ

情報技術、ヘルスケア、一般消費財の3大高成長セクターで70%を構成

・玉石混交のS&P 500株価指数はその半分が非成長系セクターから構成される

米国株式市場を代表するS&P 500株価指数は、景気循環セクターや高配当セクターが約半分を占めるなど、成長性という観点からは玉石混交といえる。その一方、厳選した“持続的な成長企業”で構成される当ファンドは、セクター構成でみるとその70%が情報技術、ヘルスケア、一般消費財・サービスの3大高成長セクターで占められている。

アライアンスバーンスタインのシンプルな考え方

過去約30年の超長期の各セクター指数リターンをみると、情報技術、ヘルスケア、一般消費財・サービスの3つのセクターがS&P 500を上回ってきた。米国経済の長期的な構造変化を反映しており、長い目でみれば今後もこの傾向は続くことが予想される。

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信の投資戦略を要約した結果が以下。

米国株式市場を長期でけん引してきたのは情報技術、ヘルスケア、一般消費財・サービス。その他のセクターはこれらのセクターと比較するとアンダーパフォームしている。そうであればアンダーパフォームしているセクターを外してTOP3のセクター比率を高めれば良いパフォーマンスが出るんじゃね?

非常にシンプルで分かりやすい。

この考え方についてはホルダーはイメージしておいて損はないと思う。

AB米国成長株投信を保有するなら松井証券

当ブログでは、運用管理コストが高いアクティブファンド中心のポートフォリオの投資家は松井証券を推奨している。

これは松井証券にはSBI証券や楽天証券よりを圧倒するポイント還元サービスがあるから。

還元率はファンドによって異なるが、AB米国成長株投信を保有する場合、年間0.70%のポイント還元を受けることができる。松井証券しゅごい。

さらに還元されたポイント使い方は汎用性が高い。

主な使い方は以下。

①投資信託を積立する

※ポイント積立対象ファンドは3つのみ

②PayPayポイントと交換する

※交換レート:松井証券ポイント100㌽=PayPayポイント90㌽

③dポイントと交換する

※交換レート:松井証券ポイント1㌽=dポイント1㌽

④Amazonギフトカードと交換する

※交換レート:1ポイント=1円

⑤商品と交換する

※3000種類以上の商品を交換可能

個人的にはAmazonギフトカードとの交換がコスパ良好と考えている。

いずれにせよ、どうせ次世代米国代表株ファンドやフィデリティ米国株式Dを長期保有するなら少しでも有利になる証券会社を選択すべき。短期的には大きな差ではないかもしれないけど、長期的に見るとバカにできないくらい大きな差が生まれる。1円を笑う者は1円に泣く。

すでにこれらのファンドを他社で保有している人も安心して欲しい。

他社から移管した投信も対象であり、ポイントの還元率が下がることもない。
当社で買付した投信も、移し替えた投信も同ポイントを付与される。
なお、松井証券には「移管手数料負担サービス」があるので、無料で移管をすることが可能。

是非参考にしてほしい。

以上お役に立てれば幸い。



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