こんにちは。かわ吉です。
アライアンスバーンスタイン米国成長株投信はインカム狙いの投資家には最適なファンドの1つです。
ただ、このファンドに対してなんとなく不安を感じている人もいらっしゃるのではないでしょうか??
たしかに組み込まれている銘柄は優良株ばかりだけどこれ以上の大きな伸びしろは見込めないのかな??
そうですね。ある程度は成熟しているのでここから10倍などのパフォーマンスは期待しにくいかもしれませんね。
しかもアメリカの時価総額TOP10は、20年前と比較すると中身がかなり異なっています。成熟企業は、伸びないどころか後から追いかけてくる新興企業にドンドン抜かれていきます。
そのように考えると優良企業(=成熟企業?)が中心に組み込まれているアライアンスバーンスタイン米国成長株投信は、『面白くない!!』『もっと次のGAFAMに投資したい!!』と感じる人もいらっしゃるのではないでしょうか??
または、ある程度アライアンスバーンスタイン米国成長株投信も普及したと思いますから、もっとリターンが狙える投信を探している人もいらっしゃるかもしれません。
そのような投資家の方に1つ検討していただきたいファンドがあります。
それは『明治安田米国中小型成長株式ファンド』です。
私がこのファンドに注目している理由としては以下になります。
銘柄選定をしているのは、アライアンスバーンスタインの運用チームである!!
アライアンスバーンスタイン米国成長株投信も圧倒的な銘柄選定で高パフォーマンスを長期にわたって発揮しています。このファンドの銘柄選定もアライアンスバーンスタインが行っていますからある程度のパフォーマンスは期待できると思いませんか??ネクストAB米国成長株投信になりうるかもしれません。
そこで今回はネクストAB米国成長株投信(!?)になるかもしれない『明治安田米国中小型株式ファンド』の魅力TOP3を紹介しようと思います。
この記事を読んでいただくと以下のメリットがあります。
明治安田米国中小型株式ファンド の特徴が分かるようになる
自分がこのファンドを買うべきかどうか分かるようになる
AB米国成長株投信と比較しながら解説するので、違いをイメージしやすくなる
この記事が読者の資産運用の一助になれば幸いです。
①中小型株式を主要投資対象をする
このファンドは、米国の成長率の高いと考えられる中小型株式を主要投資対象にします。
主に中小型株式に投資しますからアライアンスバーンスタイン米国成長株投信とは、投資対象が異なっています。
赤色で囲った部分が、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信の投資対象の特色です。このファンドは、主に米国大型グロース株に投資しますから明治安田中小型成長株式ファンドとは投資対象が180°逆になります。
時価総額が小さい企業であるためリスク度合いは高くなるかもしれませんが、成長性という観点では期待はできると思います。
ちなみにリスクを比較してみると以下になります。
案の定、リスクは明治安田中小型成長株式ファンドの方が高いですね。
投資対象は、米国の中小型株式でありリスクは高め!!AB米国成長株投信とは投資対象が180°逆!!
②予想分配金提示型あり
安心して使える分配金が欲しい投資家に欠かせないものは何ですか??
そりゃ予想分配金提示型でしょ!!
このファンドには、予想分配金提示型があります。
分配方針は以下になります。
ちなみにAB米国成長株投信の分配方針と比較すると以下になります。
主な違いとしては以下になります。
①受け取れる最大の分配金は明治安田中小型成長株ファンドの方が100円低い(AB米国成長株投信はMAX500円)
②支払い基準の境目である基準価格が若干違う(ぶっちゃけ大差はないかな)
分配方針に若干の違いはありますが、その差はぶっちゃけどちらでも良いです。インカム狙いの投資家からすれば予想分配金提示型のコースがあるだけで十分です。
成長性の高い米国中小型と予想分配金提示型の仕組みは相性は良いと思います。予想分配金提示型ではない明治安田中小型成長株式ファンドの基準価格を見ていただくと分かりやすいと思います。
しっかり右肩上がりで基準価格も推移していますので、分配金となる運用益は安定していると判断できます。これが横ばいだったり右肩下がりであれば安定した分配金は受け取れない可能性がありますからね。
予想分配金提示型があるのでインカム狙いの投資家との相性はOK!!投資対象との相性もOK!!
③『為替ヘッジあり』選べます
個人的には『長期投資であれば為替ヘッジなしで良い』派ですが、このファンドは為替あり・なしが選べます。
最近は、為替が円安基調ですから円安のタイミングで投資を始めたくない人には為替ヘッジありがあります。
運用期間が5,6年くらいで検討している人は為替ヘッジありでも良いかもしれませんね。ただ、長期で見ると比較的為替ヘッジなしの方がパフォーマンスが良くなる傾向がありますから安易に為替ヘッジありを選ぶと大きな機会損失になる可能性もありますから注意が必要です。
『為替ヘッジあり・なし』が選べる!!ただ個人的には機会損失になる可能性があるから長期投資であれば為替ヘッジなしでOK!!
まとめ
今回は、ネクストAB米国成長株投信(!?)である明治安田中小型成長株式ファンドの魅力TOP3を解説しました。
その魅力TOP3とは以下になります。
①中小型株式を主要投資対象とする:大きなリターンを期待できる??
②予想分配金提示型あり:インカム狙いの投資家には最適な仕組み
③『為替ヘッジあり』選べます:円安のタイミングで投資するのがどうも気持ち悪い人向け
AB米国成長株投信の銘柄も悪くない(むしろ良い)ですが、成長性については中小型ほど期待できない可能性はあります。AB米国成長株投信じゃあなんか面白くないと感じている人や、AB米国成長株投信を既に保有しているけど少し違う投信にも分散投資してみたい方は、一度検討していただくと良いかもしれません。
ただこのファンド(予想分配金提示型の方)の販売会社はまだ1社しかなく、ネット証券では買えないのが玉に瑕です。ただ今後このファンドを組入る販売会社も増える可能性がありますから注目しておきましょう!!
以上、お役に立てれば嬉しいです。
今回の記事を読まれてAB米国成長株投信を良くないファンド??と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、決してそんなことはないですよ!!このファンドの良さは以下のまとめ記事で解説していますから是非ご覧下さい。このファンドの強みがよく分かると思います。