こんにちは。かわ吉です。
アライアンスバーンスタイン米国成長株投信はインカム狙いの投資家にとって最適なファンドの1つです。
でもこのファンドは分配金を狙うのに2つのコースがあるわよね?
そうですね。CコースとDコースがあります。
為替ヘッジがあるCコースと為替リスクを取るDコースということは分かるんだけど、ぶっちゃけ過去の分配金はどちらのコースが多いの??
調べてみましょうか??
ヤッター!!よろしくお願いします。
今回は、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信のCコースとDコースの過去の分配金を比較してみましょう。
過去の分配金実績が未来の分配金を保証するわけではありませんが、コース選びの参考にはなると思います。
この記事を読んでいただくと以下のメリットがあります。
アライアンスバーンスタイン米国株投信のCコースとDコースの分配金が分かる
為替ヘッジありとなしでどのくらいの差が分かる
この記事が読者の方の資産運用の一助になれば幸いです。
ではいきましょう。
各年の分配金比較
では早速2015年以降の年間分配金を比較した結果を見てみましょう。
なんかどちらのコースを選んでもそんなに変わらないようにも見えますね。
そうですね。大きく差が開いているのは2015年・2016年あたりでしょうか??
では次に具体的な数字で比較してみましょう。
2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | |
Cコース | 600 | 600 | 2,400 | 1,600 | 1,100 | 1,600 | 2,900 |
Dコース | 1,800 | 0 | 1,900 | 1,800 | 1,200 | 2,000 | 3,000 |
2015年について、Dコース(1,800円)はCコース(600円)の3倍もありました。
この年の為替の動きは以下になります。
チャートで見ると大きく変動していないように見えますが、2015年の円ドルの最高値と最安値は以下になります。
比較的円安基調の2015年でしたので、このくらいの差が出たのだと思います。
一方で翌年は、Dコースが0円であったの対してCコースは600円出ています。ちなみにこの年の為替はこちらになります。
11月までは円高基調で推移し、12月以降は円安基調になりましたが時すでに遅しでした。このような局面では為替リスクを取るDコースがかなり影響が大きくなりますね。このような相場とDコースは相性が最悪です。
ちなみに2015年以降の分配金の合計は以下になります。
約6年で1万口あたりの分配金の差は900円でした。
年間で比較すると1年あたり150円の差です。ぶっちゃけそこまで変わらないですよね。為替もある程度サイクルがあることを考えると、ぶっちゃけどちらを選んでも大きな差はないと思います。
短期勝負であれば、為替で大ダメージを食らうわけにはいきませんから、為替をヘッジしたCコースを選ぶと良いと思います。
まとめ
今回は、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信CコースとDコースの2015年以降の分配金を比較してみました。
結論としては以下になります。
ぶっちゃけ大差はなし。長期保有であればDコースでOK!!短期勝負で為替でダメージを食らうわけにはいかない投資家はCコース!!
長期投資が前提の投資家はとりあえずDコースでOK!!それもあって純資産はCコースよりもDコースの方が圧倒的に多いのだと思う。
以上、お役に立てれば嬉しいです。