AB米国成長株投信

【10年延長!!】アライアンスバーンスタイン米国成長株投信の信託約款変更キターwww

こんにちは。かわ吉です。

2023年9月15日付でアライアンスバーンスタイン米国成長株投信の信託約款の変更がありました。

信託約款とは、投資信託の契約について規定したもので、単に約款と呼ばれることもあります。

信託約款には、契約期間や分配金の分配方法、手数料など、投資信託を運営していくために必要な条項が記載されており、目論見書で確認することができます。

今回、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信の信託約款で大きな変更が2点ありました。

そこで今回は、信託約款の主な変更点を2つと、この変更についてホルダーがどのように考えれれば良いか解説します。

この記事が読者の資産運用の一助になれば幸いです。

ではいきましょう。

かわ吉はツイッターもやっておりますので是非フォローをよろしくお願いします。

変更点①:信託期間の変更内容

変更点の1つ目は、信託期間の延長です。

投資信託の信託期間とは、設定日から償還日までの期間を指します。信託期間は、投資信託を購入する際に確認する目論見書に記載されています。

一般的に、信託期間が終了するとき、残余財産は信託契約の終了により、資産はホルダーに引き渡されます。つまり、信託期間が終了すると強制解約されて残った資産は投資家に還元されます。

投資家としては解約のタイミングを自分で決めるためには信託期間が長いファンドを選んだ方が賢明です。

前置きが長くなりましたが、今回どのように変更されたかチェックしてみましょう。

今回の変更で信託期間が10年延長されました。

今回の変更によりホルダーは2044年までこのファンドを保有し続けることが可能となりました。このファンドを長期保有したい投資家にとっては朗報ですね。

だた、このファンドの人気がなくなり純資産がガンガン減少して30億円を切り始めると早期償還するリスクもありますのでその点には注意が必要です。今のところはその心配は不要ですが。

変更②:信託金限度額の引き上げ

変更点の2つ目は、信託金限度額の引き上げです。

信託金限度額とは、投資信託のファンド規模の上限額のことで、信託された金額の合計額を指します。これはファンドごとに決められており、投資対象となる株や債券の状況や運用方法などを考慮して決定されます。信託金限度額は、交付目論見書や有価証券届出書に記されています。小型株や店頭株等を対象とする場合は、100億円~200億円程度、アクティブ運用の投資信託では、数千億円程度に設定されることが一般的です。

では、今回どのように変更されたのか確認してみましょう。

今回の変更で信託金限度額が5,000億円も増加しました。

ただこの信託金限度額の変更はBコースのみです。理由としては、Bコースは今後、残高増加が見込まれ、信託金限度額を超える可能性が高まっているからです。

Bコースは、C・Dコースと異なり分配金は年2回で分配金利回りも高くないため、純資産はどうしても増加基調となりやすいですから仕方ないですね。

今回の変更からアライアンスバーンスタイン米国成長株投信の人気度合いが再確認できますね。今後、Dコースも純資産が増加し限度額に近づいたときは同様の対応がされる可能性が高いと思います。

ホルダーはより長期で保有することが可能となった

今回の大きな変更点から分かることは、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信が依然として人気ファンドだということです。

人気ファンドだから、信託期限が延長されます。人気ファンドだから、信託金上限額が増やされてより多くの投資家のお金を受け入れることができます。

ひとまずホルダーの方は継続保有でOKだと思います。分配金が変動するC・Dコースですが、インカムを長期的に狙う方法としては未だに有効だと思います。

ただ、このファンドの信託報酬を含めた運用管理コストは年1.727%と高めになっています。高いコストは運用期間が長期になればなるほど運用収益を圧迫します。

だから運用管理コストは低いに越したことはありません。ただ、運用管理コストはファンドごとに決められているので投資家が自由に決めることはできません。ただ、このファンドを保有する証券会社を工夫することで、高いコストの一部の還元を受けることができます。

その証券会社とは松井証券です。なぜなら松井証券には、『最大1%貯まる投信残高ポイントサービス』があるからです。

このサービスは、松井証券で投資信託を保有するだけ、最大残高の1%のポイント還元を受けることができます。

たとえば、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコースを松井証券で保有すると、年間0.75%のポイント還元を受けることができます。これにより、実質1%程度の運用管理コストでアライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコースを保有することができます。

さらに還元率は下がりますが、運用管理コストがバリ安のインデックスファンドもポイント還元の対象なので、投資信託を運用するなら松井証券を絶対に活用すべきです。使わない意味が分かりません。

是非、活用を検討してみてください。

運用管理コストを下げることも大切ですが、固定費を抑えることも同じくらい大切です。

ただ、全てを節約すると幸福度が下がります。食費や娯楽費がその最たる例です。だから、節約するなら、幸福度が下がらない固定費を見直すべきです。具体的にいうとそれは住宅ローンです。

住宅ローンの金利を見直すだけでトータルで200万円以上返済額を抑えることができます。検討しない手はありません。ただ住宅ローンの借換は非常に手間がかかります。

しかし、あるサービスを活用すれば住宅ローン借り換えに掛かる手間を半分以下にしてくれます。詳細は以下の記事にまとめています。



-AB米国成長株投信