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【これで解決】アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Cコースを選ぶべき人TOP3

2021年10月4日

こんにちは。かわ吉です。

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信C・Dコースはインカム狙いの投資家には最適なファンドの1つです。

このファンドのポイントとしては以下ポイントが挙げられます。

キャピタルゲイン(値上がり益)とインカムゲイン(配当金など)の両取が狙える

予想分配金提示型であることから受け取れる分配金は運用益中心であり比較的安心して使える分配金が受け取れる

投資対象も米国株式であり長期保有にも適している

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信の予想分配金提示型ファンドには、為替ヘッジありのCコースと為替ヘッジなしのDコースがあります。

意外とこのコース選びには迷われてしまう人も多く、自分がどちらを買うべきか判断できないこともよくあります。

ちなみに為替ヘッジあり・なしの特性は以下になります。

為替ヘッジあり(Cコース):為替相場の影響なし(良くも悪くも)でアメリカ株式に投資する

為替ヘッジなし(Dコース):為替相場の影響を受けながらアメリカ株式に投資をする

この特性だけで判断すれば為替の影響を受けたくない人がCコースを買えばよいね。

そうだね。ただそれだけだと判断基準としては弱いと思う。だから自分に合っているかの判断基準はもっと多い方が良いよね。

そこで今回はアライアンスバーンスタイン米国成長株投信Cコースを選ぶべき人TOP3を解説します。

この記事が読者の資産運用のお役に立てれば嬉しいです。

ではいきましょう。

①為替を一切気にしたくない人

とりあえず為替について一切気にしたくない人はCコースを選びましょう。

為替のインパクトって結構バカにならないんです。

出所:住信SBIネット銀行

青丸で囲った民主党政権時代の2011年のときと現在を比較すると為替は約30円円安になっています。パーセンテージにすると、約40%の円安です。もし今のレンジから民主党政権時代に戻るようなことがあればこのくらいの下落幅は考えられないことはないです。

そのようなことも一切気にしたくない人はCコースを選びましょう。

ただ直近10年のパフォーマンスは為替ヘッジなしのDコースの方が良かったことは念頭に置いておきましょう。

出所:楽天証券のデータを元にかわ吉作成

10年間でパフォーマンスの差は約50%です。

100万円を投資した場合、その差は約50万円です。

意外とバカにならないですね。なんとなく為替ヘッジあり(Cコース)を選ぶと大きな機会損失になることもありますから慎重に判断しましょう。

でも無理にDコースを選んで円高局面で怖くなってとパニック売りをするくらいなら為替ヘッジあり(Cコース)を選べば良いね。

為替の動きを気にしすぎてドキドキしながら保有するくらいなら多少のパフォーマンスの悪化は目を瞑って安心を買いに行くのもありです。

為替を一切気にしたくない人はCコースでOK!!ただ直近10年はパフォーマンスに大きな差が出ているけど無理してDコースを選んでドキドキするよりはパフォーマンスの悪化は目を瞑ってCコースを選んで安心を買いにいくのもあり。

②運用期間を5年とかで見ている人

為替は一見ランダムに動いているように見えます。

一応、為替には8年周期というものがあるようです。

簡潔にまとめると以下になります。

米ドルは8年かけて円安に向かい、次の8年にかけて円高に向かう。そして次の円安のピークは2023年になる可能性がある。

始めるタイミングにもよるけど、もし5年くらいの期間で投資を検討しているのであればこのサイクルは気にした方が良いかもしれません。

今くらいのタイミングで5年間運用するのであれば、5年後に円高になっている可能性もあります。もしDコースを選んでいると円高の影響を受けて下がった基準価格で売却をしないといけないかもしれません。

そのようなリスクを避けたいならCコースを選んでおくのもありでしょう。

自分が考えている運用期間に応じてCコースかDコースを選ぶんだね。

そうだね。今回のドル円相場の8年サイクルも必ずしも当たるわけではないけどそれも踏まえてコース選びをするのは賢明だと思うよ。

③円安のタイミングで投資したくない人

株価は下がっているけど、円安局面だから今買うべきかまよっちゃう。。。でもこの株安のチャンスは逃したくないな。

そんな人にもCコースはオススメです。

以前は、株安局面では円高傾向でありましたが最近の相場では必ずしもそうはなっていません。

だからせっかく株安のタイミングで買付けても、その後円高に振れればそのアドバンテージはなくなってしまいます。このようなタイミングでCコースを選べば株安の恩恵だけを狙い円安局面で買うリスクは抑えることができます。

株安と円安になっている今、株安の恩恵だけを狙いたい人はCコースを選べばOK!!

まとめ

今回は、AB米国成長株投信Cコースを選ぶべき人TOP3を紹介しました。

まとめると以下になります。

為替を一切気にしたくない人:無理にDコースを選んで為替変動にドキドキするくらいならCコースを選ぼう

運用期間を5年とかで見ている人:為替にもサイクルがあることを頭の片隅に置いておこう

円安のタイミングで投資したくない人:株安・円安局面ではCコースは役立つ

以上。お役に立てれば嬉しいです。

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信は優秀なファンドですがデメリットもあります。

どんな優秀なファンドでもパフォーマンスが冴えない暗黒期もあります。良い時ばかりをイメージして買うと悪い状況に陥った時に

、パニック売りをしてしまうリスクがあります。そのようなときに備えて暗黒期を振り返っておきましょう。

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