こんにちは。かわ吉です。
前回は、『AB米国成長株投信(Bコース)』と『netWIN GS株式テクノロジーファンド(Bコース)』を比較してみました。
2006年以降で比較すると『netWIN GSテクノロジー株式ファンド(Bコース)』の方が、総合的に見ると良かったんですよね。
意外とこのファンドってバランスが取れているから最近人気である『グローバルAIファンド』と比較しても面白いんじゃないかとふと思いましたので、今回はこの2つのファンドを比較してみようと思います。
ちなみにAB米国成長株投信とグローバルAIファンドは過去に比較していますのでご興味ある方はこちらからご覧ください。
ではよろしくお願いします。
①運用管理コスト
運用管理コストは、絶対に無視はできない重要な要素ですね。
とりあえず2つのファンドの運用管理コストはこちらになります。
その差は年0.165%です。仮に1,000万円の投資をした場合の運用管理コストの差は、16,500円です。ぶっちゃけこの差が大きいのか小さいのかはよく分からないですね。
ちなみにnetWIN GSテクノロジー株式ファンドBコースとAB米国成長株投信Bコースと比較した場合は、年0.363%の差で同じく1,000万円を投資した場合の差は36,300円でしたからそのケースと比較するとその差はそこまで大きくないかもしれませんね。
とりあえず運用管理コスト面で見れば、グローバルAIファンドの勝利です。その差はそこまで大きくないと思いますが。
②パフォーマンス
次にパフォーマンスを比較してみましょう。
コロナショック前までは、『netWIN GSテクノロジー株式ファンドBコース』がリードしていましたが、コロナショック後はグローバルAIファンドが挽回してきましたね。
具体的な数字で比較してみると以下になります。
運用期間が5年でその差は約50%です。かなり大きいですね。グローバルAIファンドは、運用管理コストも安いしパフォーマンスもnetWIN GSテクノロジー株式ファンドBコースを約50%もアウトパフォームしています。
たかが約5年でパフォーマンス比較ですが、一応グローバルAIファンドの圧勝ですね。
③分配金
この2つファンドは、毎月決算型ではないのでインカム狙いの投資家の投資対象にはならないかもしれませんが分配金も比較してみましょう。
分配金はnetWIN GSテクノロジー株式ファンドBコースの圧勝です。
netWIN GSテクノロジー株式ファンドBコースって意外と分配金が多いんですよね。キャピタルだけではなくインカムも年2回くらいがっつりもらいたいなという投資家であれば最適なファンドの1つかもしれません。
『そこそこ値上がりして分配金もぼちぼち出る』と言うと中途半端なファンドに見えますけど、良く言えばキャピタルとインカムがバランス良く狙えるファンドとも言い換えることができるかもしれませんね。
ということで分配金は、netWIN GSテクノロジー株式ファンドBコースの圧勝でした。
まとめ
今回は、netWIN GSテクノロジー株式ファンドBコースとグローバルAIファンドを比較してみました。
パフォーマンスは劣るけど分配金は大量に出る『netWIN GSテクノロジー株式ファンドBコース』はキャピタルと半年に1回少しだけ多めの分配金が欲しい投資家には最適なファンドだと思います。
一方、分配金はあまり出ないけどパフォーマンスはピカ一である『グローバルAIファンド』は、インカムはいらねぇ!!キャピタル命!!という投資家には最適なファンドだ思います。
運用管理コストに大差はないので、あなたが何を狙うために投資するのかで判断していただくと良いと思います。
あなたならどちらを選びますか??
ではまた