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【6つのエース銘柄】2月のアライアンスバーンスタイン米国成長株投信の分配金報告

2024年2月17日

こんにちは。かわ吉です。

2月のアライアンスバーンスタイン米国成長株投信C・D・Eコースの分配金が報告された。

2月は隔月決算型であるEコースの決算月でもある。前回は100円だったので今月の分配金がいくらいになったか注目。

とりあえず2月の分配金実績は以下。

ちなみに1月の分配金実績は以下。

Dコースは、9カ月連続の分配金となり今月はついに300円を記録。ワンチャン400円を狙えたけど米国CPIで夢途絶えた。来月に期待。

Cコースは、2カ月連続の分配金100円。CPIの動きによって為替ヘッジコストに大きな影響を与えるので動向に注視。

Eコースの分配金は200円。前回の100円からジャンプアップ。

分配金の多寡はあるが、いずれのコースも順調。

とりあえず2月もアライアンスバーンスタインよりレポートが発行されているので内容をまとめていく。

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2024年1月の運用状況

1月の運用状況についてまとめる。相場全体だけではなく、このファンドの細かい動きについても把握することは大切。インポータント。

以下はアライアンスバーンスタインのレポートから引用。

◆市況

米国株式市場において、S&P500株価指数は上昇しました(米ドルベース)。月初は、堅調な雇用統計などを背景に利下げ期待が後退し下落しました。しかしその後は、半導体関連銘柄の値上がりや米国経済のソフトランディングへの期待が下支えし、底堅く推移しました。月末にかけても、バリュエーションの高さは疑問視されたものの、実質GDPなどの経済指標や企業決算の堅調さを背景に上昇基調が続きました。
当月末のS&P500株価指数(配当金込み)は、前月末比+3.1%となりました。ラッセル1000グロース指数のパフォーマンスは、同+4.3%、ラッセル1000バリュー指数は、同+0.9%となり、グロース株のパフォーマンスはバリュー株を上回りました。(指数は全て米ドルベース)
米ドル円相場は、前月末比で円安米ドル高となりました。中旬にかけては、堅調な雇用統計を受けて米国の利下げ観測が後退し米国長期金利が上昇したことや、日銀の政策修正観測が後退したことから円安米ドル高が進行しました。月末にかけては、日銀による為替介入が警戒され、横ばいに推移しました。月末の基準価額の算定に使用するレートは1米ドル=147円55銭となりました

◆運用概況

Aコース(為替ヘッジあり)、Bコース(為替ヘッジなし)、Cコース毎月決算型(為替ヘッジあり)予想分配金提示型、Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型、Eコース隔月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型の基準価額は、それぞれ前月末比で上昇しました。いずれのファンドも、保有証券の株価上昇がプラス要因となりました。
また、1月はいずれのファンドもそれぞれのベンチマーク*を上回るパフォーマンスとなりました。
ベンチマークとの相対比較では、情報技術セクターや一般消費財・サービス・セクターの銘柄選択などが主なプラス要因となりました。
一方、ヘルスケア・セクターの銘柄選択や金融セクターのアンダーウェイトなどはマイナス要因となりました。個別銘柄では、エヌビディア(情報技術)、インテュイティブ・サージカル(ヘルスケア)、ネットフリックス(コミュニケーション・サービス)などがプラス要因となった一方、ルルレモン・アスレティカ(一般消費財・サービス)、モンスター・ビバレッジ(生活必需品)、ユナイテッドヘルス・グループ(ヘルスケア)などはマイナス要因となりました。
当月は、メタ・プラットフォームズ(コミュニケーション・サービス)、モンスター・ビバレッジ(生活必需品)、エヌビディア(情報技術)などを買い増しました。一方、ユナイテッドヘルス・グループ(ヘルスケア)、アルファベット(コミュニケーション・サービス)などを一部売却しました。

◆今後の見通しと運用方針

2024年の米国経済は、これまで米国経済を支えてきた個人消費が鈍化することで緩やかに減速するとみています。年内の利下げが見込まれるなか、市場の関心はマクロの金融政策からミクロの企業業績に向くとみています。このように需要鈍化が見込まれる局面では、革新的な商品やサービスを提供することで、外部環境に左右されにくい独自の成長要因をもつ「持続的な成長企業」の優位性が高まると考えます。

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信の高パフォーマンスをけん引する6つのリーダー銘柄

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信は強い。ぶっちゃけ米国株のアクティブファンドの中でトップクラスの運用実績。

なぜここまでアライアンスバーンスタイン米国成長株投信は強いのか?その秘密について追加でアライアンスバーンスタインよりレポートが発行されていたのでその内容についてもまとめてみる。

米国株式市場の長期リターンと当ファンドのパフォーマンス

米国株式市場は、長年にわたって世界の株式市場をリードしてきた。アライアンスバーンスタイン米国成長株投信は、その米国株式市場の中から、『持続的な成長企業』を厳選し、市場平均を上回ることを目指すアクティブ運用をしている。少数精鋭。

結果として、現運用体制での運用開始以来10年超にわたり、世界の株式市場をリードしてきた米国株式市場を上回るパフォーマンスを上げてきた。周知の事実。

幅広い投資機会のなかから “持続的な成長企業”を厳選

ボトムアップ・アプローチで“持続的な成長企業”を厳選した結果、ポートフォリオのセクター構成は、情報技術、ヘルスケア、一般消費財・サービスで約7割を占めている。

1995年以降の米国株式セクター指数の長期リターンをみると、情報技術、ヘルスケア、一般消費財・サービスが上位3つに並んでおり、これらのセクターが長年にわたり米国の成長産業であることを示す。“持続的な成長企業”に厳選投資するアライアンスバーンスタイン米国成長株投信の組入銘柄が、これら3セクターに集中しているのは、米国経済の長期的な構造変化に沿ったものといえる。

一方、セクター指数の各年リターンに目を向けると、上記3セクター間の優劣は年により入れ替わることがわかる。これは、ある程度セクターを分散することも、リターンの安定化には必要となることを示す。

組入上位銘柄と超過収益の貢献上位銘柄

組入上位10銘柄は、主に情報技術やコミュニケーション・サービスなどテクノロジー関連セクター、ヘルスケアセクター、一般消費財や生活必需品など消費関連セクターから構成されている。そのなかでも、赤字で示した6銘柄は、現運用体制での運用開始(2012年4月)から2023年12月末時点で、10年以上の長期にわたり超過収益の獲得に貢献してきた上位10銘柄に含まれる銘柄。

具体的な貢献銘柄の概要は以下。

①ユナイテッドヘルス・グループ(ヘルスケア)

  • 米国医療保険の最大手。薬剤給付管理(PBM)を手掛ける子会社Optumは全米大手3社の一角。米国最大の総合ヘルスケア企業グループ
  • 同社が提供するヘルスケアサービスの1億人以上の利用者から様々なデータを収集・分析することで、持続的に効率化を進めるビジネスモデルを構築

②コストコ・ホールセール(生活必需品)

  • 会員制倉庫型店舗という特徴的なビジネスモデルで幅広い商品を取り扱い、グローバル展開する米国の小売大手
  • 自社ブランド製品の開発と販売にも注力し、訴求力のある商品を低価格で提供

③エヌビディア(情報技術)

  • 半導体メーカー。高性能コンピューターやデータセンター向けの半導体を製造
  • AI(人工知能)向けGPU(画像処理装置)では圧倒的シェアを誇るリーディングカンパニー

圧倒的な優良銘柄選定能力

上位10銘柄のうち6銘柄のパフォーマンスが10年以上アライアンスバーンスタイン米国成長株投信の運用実績に貢献しているのは驚き。

これほど特定の銘柄が10年以上ファンドのパフォーマンスに貢献するケースがあるだろうか?いやない。

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信の強さの源を再認識した。アライアンスバーンスタイン米国成長株投信リスペクト。

引き続き継続保有でOK

2月はC・D・Eコースの3コース全て分配金が出た。Dコースについては300円圏内いや400円圏内も見えてきた。今後に期待したい。

CコースもDコースと比較すると見劣りするが、徐々に調子を上げてきた。

Eコースも200円を記録した。個人的にはポジションが中途半端なファンドという認識。ただ、Eコースの分配金200円はCコースの100円×2か月分と同等。今後、分配金が安定してくるとCコースより多くのインカムを狙えるかもしれない。さらにNISAも使える。とりあえず今後の動きに注目したい。

とりあえずアライアンスバーンスタイン米国成長株投信C・D・Eコースは質の高いインカムを狙うには最適なファンドであることは間違いない。

質が高いインカムを狙える理由は、これらが予想分配金提示型だから。予想分配金提示型は、基準価格に応じて受け取れる分配金が決まる仕組み。この仕組みのお陰で、投資元本を切り崩して分配金を出すたこ足分配を避けることが可能。

ただこのファンドを含めて予想分配金提示型は、信託報酬等の運用管理コストが高い傾向があるんだ。

運用期間が長期になればなるほど高いコストは収益を圧迫してしまう。ジリ貧必須。

だから運用管理コストはなるべく低く抑えたい。ただ、運用管理コストはファンドごとに決められているので投資家が自由に決めることはできないんだ。しかし、このファンドを保有する証券会社を工夫することで、高いコストの一部の還元を受けることが可能。

その証券会社とは松井証券。なぜなら松井証券には、『最大1%貯まる投信残高ポイントサービス』があるから。

このサービスは、松井証券で投資信託を保有するだけ、最大残高の1%のポイント還元を受けることができる。

たとえば、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコースを松井証券で保有すると、年間0.75%のポイント還元を受けることができる。これにより、実質1%程度の運用管理コストでアライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコースを保有することが可能。素晴らしい。

さらにこのサービスはインデックスファンドにも適用される。還元率は下がるが、運用管理コストがバリ安のインデックスファンドもポイント還元の対象だから、投資信託を運用するなら松井証券を絶対に活用すべき。インカム投資家必須証券会社。

是非、活用を検討してほしい。

運用管理コストを下げることも大切だが、固定費を抑えることも同じくらい大切。いやそれ以上に大切。

ただ、全てを節約すると幸福度が下がる。食費や娯楽費がその最たる例。だから、節約するなら、幸福度が下がらない固定費を見直すべき。具体的にいうとそれは住宅ローン。

住宅ローンの金利を見直すだけでトータルで200万円以上返済額を抑えることが可能。検討しない手はない。ただ住宅ローンの借換は非常に手間がかかるのも事実。

しかし、あるサービスを活用すれば住宅ローン借り換えに掛かる手間を半分以下にしてくれる。詳細は以下の記事。



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