経済の話

テスラを買えなかったインデックス投資家へ

2020年12月13日

こんにちは。かわ吉です。

12月11日のWSJに以下のような記事がありした。

テスラ株の爆騰を見逃した? そう気を落とさず - WSJ

内容としては、米テスラ株の株価は、2010年の上場初日の終値から1万2551%も高騰しており、1万ドル(104万円)の投資金額が130万ドルのプール付きの豪邸に化けるほどの威力があったと。

わざわざテスラに投資しなくても、市場全体に投資する、つまりはインデックス投資をしていれば同じリターンを得ることは可能である。(1973年から投資していればという大前提があるが(笑))

たった10年で市場全体のリターン約50年分のリターンと同等ってインデックス投資家は、涙目かもしれせんね。

私も涙目になっている人の一人なんですけどね(笑)

インデックス投資も悪い投資でないですけど、資産が増えるのに時間がかかるというのが難点ですよね。

この記事の内容ってめちゃくちゃ面白くて、単純にテスラ株に投資できなかった人に「残念だったね」とか言っているわけではなくて、テスラ株投資から投資の教訓も学ぶことができます。

今回は、この記事から学べる投資の教訓を2つ紹介したいと思います。

投資家に後悔をしている暇はない

投資でお金持ちになれる人は少なからずいます。私もその一人になりたいものです。お金持ちになるチャンスはあるが、そのチャンスを多くの人は見逃しています。

テスラ株の上昇率は半端ないが、実は値上がり率自体は、トップでないです。

ちなみに、アメリカ市場主要3000銘柄の中で、その名誉を手にしたのは「エクスペル」という車両塗装の保護フィルムを製造する会社のようです。

このような企業の株価って通常は特別なこともなく、売買が難しくかつコストもかさみ、情報も限られ、大きなトラブルをかかえていることも多いようです。そして、その多くは跡形もなく消えている。。。恐ろしい。

少なくとも誰でもチャンスがあったとは言いながら、買える人は限りなく少ないでしょうね。

でもこのようなチャンスもつかみたいものです。

パフォーマンスがバクっているなら、1万とか2万円とか少額で買って放置しておくのも悪くないかもしれませんね。

将来のバクり銘柄を探してみるのも良いと思います。

以下の記事も参考にしてみて!!

過去の話をしても仕方ないですから、次のテスラやエクスペルを探しましょう!!

インデックス投資に+αで、ポートフォリオに楽しむ投資もいれてみるとまた違った見え方があるかもしれませんね。

成功者の下には、大量の敗者がいる

たしかにテスラ株でお金持ちになった投資家もいます。テスラ株以外でもです。

その一歩で大損した人もそれ以上にいます。

ネタとして大損したことを自分から言う人もいるとおもいますが、圧倒的にそれを隠している人の方が多いです。

というか、インデックス投資家からすればそう思うしか自分が救われないですね。

稀な成功例だと割り切って見ないようにするか、少し個別銘柄もポートフォリオに足してみるかのどちらかでしょうね。

ただ投資資金のウェイトとしては、インデックス:個別銘柄=8:2ぐらいがちょうどよいと思います。

まとめ

インデックス投資は、誰にでもできて、再現性の高い投資です。

その一方、個別銘柄へ投資はインデックス投資と比較して、性質は逆の要素が多いですね。

そしてテスラ株のように10年でインデックス投資の約50年分のリターンと同等のパフォーマンスを出す銘柄もあります。

このような銘柄を見た時にインデックス投資家がすべきことは、これらの銘柄を無視してこつこつインデックス投資をするか、インデックス投資は続けながら個別銘柄の可能性にも賭けてみるかのいずれかだと思います。

ただ個別銘柄で一攫千金を狙うとしっぺ返しされる可能性もかなり高いです。

だから投資比率は、自分でコントロールしながら投資していきましょうね。

ではまた

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