AB米国成長株投信 経済の話

【安定のDコース】9月のアライアンスバーンスタイン米国成長株投信C・Dコースの分配金報告

2023年9月21日

こんにちは。かわ吉です。

9月のアライアンスバーンスタイン米国成長株投信C・Dコースの分配金が発表されました。

今月の分配金は以下になります。

ちなみに先月の分配金はこちらです。

Dコースの分配金は4カ月連続の200円となりました。もはや200円が安定になってきましたね(笑)

一方で、Cコースは引き続き無配となりました。為替のヘッジコストが大きな負担となっています。惜しい水準まで回復していますが、もうしばらく時間がかかるかもしません。

現時点でCコースホルダーができる対策は以下の記事で解説しましたのでご興味ある方はご覧ください。

では今月もアライアンスバーンスタインよりレポートが発行されましたので内容をまとめていきます。

この記事が読者の資産運用の一助になれば幸いです。

ではいきましょう。

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直近1か月の米国株式市場

The statue of Liberty, Landmarks of New York City with Manhattan skyscraper background

米国株式市場は、2023年8月末にかけては、エヌビディアの好決算や、ジャクソンホール会議での米連邦準備理事会(FRB)議長の発言が想定内であったこと、軟調な経済指標を受けて利上げ一時停止観測が強まったことから上昇しました。その後は、米国国債金利と原油価格の上昇を嫌気し、上値の重い展開となりました。為替市場では、日米金利差が意識されたことから円安米ドル高となりました。
その結果、2023年9月14日(計算期末の前営業日)の基準価額はCコースが9,369円、Dコースが11,733円となり、基準価額の水準や市場動向等を勘案し、第108期の収益分配金はCコースは0円、Dコースは200円となりました。
米国では、金利の高止まりにより個別の企業によっては利益が圧迫される可能性や、銀行の資本規制強化による信用収縮の影響から負債が調達できずビジネスへの投資が縮小するケースが想定されます。そうした環境下では、負債の調達が困難な環境でもその影響を受けにくい財務体質が良い企業や、自ら創出したキャッシュフローが豊富で設備投資を拡大できる企業に投資することの重要性が高まります。

2023年8月の運用状況

8月の運用概況についてもまとめておきます。相場全体だけではなく、このファンドの細かい動きについても把握しましょう。

■運用状況

Aコース(為替ヘッジあり)、Cコース毎月決算型(為替ヘッジあり)の基準価額は、それぞれ前月末比で下落しました。一方、Bコース(為替ヘッジなし)、予想分配金提示型、Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型の基準価額は、上昇しました。いずれのファンドも、保有証券の株価下落がマイナス要因 となりました。Bコース(為替ヘッジなし)、Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型については、円安米ドル高がプラス要因となりました。
また、8月はいずれのファンドもそれぞれのベンチマーク*を上回るパフォーマンスとなりました。
ベンチマークとの相対比較では、金融セクター、コミュニケーション・サービス・セクター内での銘柄選択や、公益事業関連銘柄を保有していなかったことなどが主なプラス要因となりました。一方、ヘルスケア・セクター内での銘柄選択や、エネルギー銘柄を保有していなかったことなどはマイナス要因となりました。
当月は、アマゾン・ドット・コム(一般消費財・サービス)、エヌビディア(情報技術)、モンスター・ビバレッジ(生活必需品)などを買い増しました。一方、ゾエティス(ヘルスケア)、VISA(金融)、アルファベット(コミュニケーション・サービス)などを一部売却しました。

Dコースの勢いに期待したい

4か月連続で200円の分配金を記録したDコース。この調子で来月も分配金を期待したいところですね。

Cコースについては、もう少し時間がかかりそうですが、基準価格は確実に10,000円に戻りつつあるのでもう少しお待ちください。

C・Dコースに共通して言えることは、質の高いインカムを狙うには最適なファンドだということです。最近のCコースは苦戦していますが。。。

質が高いインカムを狙える理由は、これらが予想分配金提示型だからです。予想分配金提示型は、基準価格に応じて受け取れる分配金が決まる仕組みです。この仕組みのお陰で、投資元本を切り崩して分配金を出すたこ足分配を避けることができます。

ただこのファンドを含めて予想分配金提示型は、信託報酬等の運用管理コストが高い傾向があります。

運用期間が長期になればなるほど高いコストは収益を圧迫してきます。

だから運用管理コストは低いに越したことはありません。ただ、運用管理コストはファンドごとに決められているので投資家が自由に決めることはできません。ただ、このファンドを保有する証券会社を工夫することで、高いコストの一部の還元を受けることができます。

その証券会社とは松井証券です。なぜなら松井証券には、『最大1%貯まる投信残高ポイントサービス』があるからです。

このサービスは、松井証券で投資信託を保有するだけ、最大残高の1%のポイント還元を受けることができます。

たとえば、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコースを松井証券で保有すると、年間0.75%のポイント還元を受けることができます。これにより、実質1%程度の運用管理コストでアライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコースを保有することができます。

さらに還元率は下がりますが、運用管理コストがバリ安のインデックスファンドもポイント還元の対象なので、投資信託を運用するなら松井証券を絶対に活用すべきです。使わない意味が分かりません。

是非、活用を検討してみてください。

運用管理コストを下げることも大切ですが、固定費を抑えることも同じくらい大切です。

ただ、全てを節約すると幸福度が下がります。食費や娯楽費がその最たる例です。だから、節約するなら、幸福度が下がらない固定費を見直すべきです。具体的にいうとそれは住宅ローンです。

住宅ローンの金利を見直すだけでトータルで200万円以上返済額を抑えることができます。検討しない手はありません。ただ住宅ローンの借換は非常に手間がかかります。

しかし、あるサービスを活用すれば住宅ローン借り換えに掛かる手間を半分以下にしてくれます。詳細は以下の記事にまとめています。



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