インカム投資

【毎月決算型】フィデリティUS・ハイ・イールド・ファンドの魅力とは?

こんにちは。かわ吉です。

インカム狙いの投資家のみなさま、『US・ハイ・イールド・ファンド』はご存じですか??

このファンドは、2005年以降毎月決算型に変更され、それ以降分配金が継続して支払われています。インカム狙いの投資家のニーズも強く、純資産は5,000億円を超えており、純資産総額ランキングTOP20にも入っている人気ファンドです。

このファンドがなぜ人気なのか、本当にインカム狙いの投資家にとって最適なファンドなのか分析してみようと思います。

今回の記事は、インカム狙いの投資家で株式以外が投資対象であるファンドを探している人のお役に立てる記事なっています。

ご参考にどうぞ。

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①商品の概要

まずこのファンドの主な概要は以下になります。

委託会社フィデリティ投信株式会社
純資産(11/2)5,303億円
信託報酬年1.738%
出所:フィデリティ投信のデータを元にかわ吉作成

信託報酬は、年1.738%ということで運用管理コストは少し高めに設定されていますね。

ちなみにこのファンドの投資対象は、『USハイイールド債券』です。

『USハイイールド債券』とは、直訳すると『米国の企業が発行する利回りの高い社債』となります。

ハイ・イールド債券は債券の中でも相対的に格付が低く、一般的に発行体企業の信用リスク(=発行体の財務状況の変化等により債務を履行できなくなるリスク)に応じて金利が上乗せされています。

出所:フィデリティ投信

つまり、米国債よりも信用のない企業の社債だから、金利が高く設定されているわけです。相対的に信用がない企業の社債ですから、倒産してお金が返ってこないリスクが米国債よりも高いというわけです。

では、過去に支払いが滞った企業の割合はどのくらいというと、平均で5%未満です。

出所:フィデリティ投信

米国ハイイールド債券の収益の大部分は金利収入が占めており、長期保有による金利収入の積み上がりで投資成果の安定が期待できます。

出所:フィデリティ投信

米国ハイイールド債券価格の動きの特徴は以下になります。

景気拡大期には、発行体企業の業績・財務の改善が見込まれ、価格が上昇する傾向があります。

一方で、景気減速期には価格が下落する傾向がありますが、そのような局面でも高い金利収入がリターンを下支えする効果が期待できます。

出所:フィデリティ投信

米国ハイ・イールド債券の年間騰落率は、過去35年間の実績で、2年連続で下落したことはありませんでした。また、翌年には高いリターンとなる傾向があります。

出所:フィデリティ投信

日本ではあまり馴染みがない米国ハイイールド債券ですが、その市場規模は100兆円を超えています。

米国ハイイールド債券の市場規模は投資家の需要とともに拡大し、2022年6月末時点で約172兆円となっています。

さらに業種構成に偏りはなく、多様な投資機会が存在しています。

出所:フィデリティ投信

米国ハイイールド債券の発行体企業の例として、電子決済を中心にサービスを提供するスクエアや自動運転の先駆者的企業であるテスラなどの有名企業もたくさんあります。

出所:フィデリティ投信

『格付が低い』と聞くと危険な匂いがしますが、実態を見るとそこまで悪くない投資対象とも言えますね。

②分配金実績:分配金利回りは妥当な水準

次に、このファンドの分配金実績についてチェックしてみましょう。

出所:フィデリティ投信のデータを元にかわ吉作成

1万口当たりの分配金は、2007年~2009年2月の95円が最高値となっています。

分配金利回りを計算してみると、直近の基準価格で計算した場合、約7%です。

この分配金利回りの水準は妥当だと考えています。

理由は、このファンドに組み込まれている米国ハイイールド債の最終利回りが約7%だからです。手数料等を考慮しなけば、理論上は分配金の原資は組み込まれているハイイールド債のインカムとキャピタルゲインで対応が可能だからです。

ちなみに1万口当たりの分配金が最高値の期間の分配金利回りは、20%を超えていましたから、そのときは完全なたこ足分配ファンドだったと思います。

今は、適正な水準まで分配金が減配されていると思います。

③リスク・リターン

次に、このファンドのリスクとリターンについて考えてみましょう。

結論から言えば、このファンドのリスクリターンは、『株式と国債の間』に位置しています。

出所:フィデリティ投信

投資対象が株式のファンドではリスクが高すぎるけど、債券ファンドではリターンが小さくて満足なインカム収入が得らないと感じていた投資家には最適な位置づけの投資対象かもしれませんね。

④このファンドが買える販売会社

最後にこのファンドを購入できる販売会社を紹介します。

販売会社は80社を超えていますので、大半の銀行や証券会社で取り扱っているいう認識でOKです。

代表的な販売会社として、野村證券・大和証券などの大手証券会社をはじめSBI証券や楽天証券などのネット証券でも取り扱いがあります。

ただ、このファンドの運用管理コストは、年1.738%と少し高めに設定されていますので、せっかく運用するのであれば有利な証券会社で運用したいですよね??

そのように考える投資家の方には『松井証券』をオススメします。

松井証券で、『フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド』を保有すれば年間0.425%分の現金還元を受けることができます。

つまりはこのファンドを実質年間1.313%のコストで運用することができてお得です。

詳しくは以下の記事で解説しておりますのご参考にどうぞ。

まとめ

今回は、フィデリティ・US・ハイ・イールド・ファンドの魅力について解説しました。

このファンドは、株式と国債の間くらいのリスクリターンで、妥当な分配金利回りを狙えるものだと思います。

分散投資の1つの対象として検討されてみてはいかがでしょうか??

以上、お役に立てれば嬉しいです。

このブログでは、インカムが狙えるファンドの情報を中心に発信しています。

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