こんにちは。かわ吉です。
1/13のWSJでこのような記事がありました。
ファーウェイへの米国による制裁措置によりスマホ業界に大きな変化が起きています。
アイフォンにもヘビーユーザーがいるように、スマホ業界の他ブランドへの乗り換えって中々起こりにくいんですが
米国が主要部品の輸出を禁止したことでファーウェイのスマホ販売は急減しました。
その一方で、サムスンや他の中国スマホが大きな恩恵を受けています。
たとえば、サムスンは四半期の営業利益が25%増加しました。
ファーウェイはサムスンからスマホメーカー首位の座を奪う直前でしたが、7~9月期における同社シェアは15%で前年同期比25%近く縮小しました。
中国の低コストスマホの小米やビーボなどの中国勢もシェアを大きく伸ばしました。
ただ、アップルは恩恵をほとんど受けれていないんです。
おそらく今回は、アンドロイドからアンドロイドの他のメーカーに切り替える人が多かったのだと思われます。
アイフォンは、比較的値段が高めのため、ファーウェイユーザーの受け皿にはなれなかったんですね。
欧米諸国の制裁は強力すぎます。
1社の業績なんて一瞬で悪化してしまうんです。
政治的な問題は、会社を潰せるくらいのパワーがあるんです。
このようなタイミングは、その業界のリーダーが変わるタイミングにもなる可能性があるんです。
ある意味、投資のチャンスにもなるし、制裁される会社のホルダーはかなり慎重にならないといけないですね。
そして、投資のチャンスではありますが、恩恵を受ける会社が一体どこなのかはしっかり吟味する必要があります。
同じ業界でも、狙っているターゲットが被っていなければその代役は務まらないですよね。
今回でいうとアップルがまさにそうです。
しっかり吟味しないと全く見当違いの銘柄に投資してしまい、絶好の投資チャンスを台無しにしてしまいます。
ではまた