経済の話

【危険!!】相場に振り回され『市場に居続けられない』人の末路

2021年2月9日

こんにちは。かわ吉です。

資産運用で重要なことは、『市場に居続けること』です。

逆に言えば、頻繁に売買する人は市場に居続けられない人です。

もちろん市場に居続けられない人は必ず失敗すると言っているわけではありません。相場に振り回されると精神的に辛くなり資産運用を途中で辞めてしまうかもしれません。個人的な意見としては、タイミングを図る投資は、投資が趣味である人以外はオススメできないと考えます。

今回は、相場に振り回され『市場に居続けられない』人の末路と、どのような考え方の人が資産運用を成功させるのか解説します!!

投資初心者の方や、相場に振り回されて疲れてしまっている人のお役に立てれば幸いです。

①市場に振り回され、『市場に居続けられない』人の末路

明日突然、『NYダウ平均が大暴落』となる可能性はあります。理由は、『コロナ第4波』による景気後退懸念かもしれませんし、逆にワクチン普及による景気回復が金利上昇に通じて株価を割高に見せるという理屈かもしれません。

これまでも、何かしらの理由で半ば後付けで『解説』されてきました。しかし、株価や基準価格の水準に感覚的に『もう高い』と売ったり、突然の下落に『ほらやっぱり』と様子を決め込んだりと、市場に『出たり入ったり休んだり』ばかりの人は、結局『うまくいかない人』になりかねないんです。

『小さな利益確定』と『大きな損失確定』と毎回の買付手数料とで結果的に資産を削ってしまうんです。

何より大事な急反発の局面を取り逃がしてしまう可能性があるんです。

去年の3月に株式市場は暴落しました。このタイミングで売却して『もっと下がったところで買いなおそう』と考えていた投資家は完全に急反発の局面を取り逃がしています。

誰も未来が分かる水晶玉は持っていませんから、市場が自分が思うように動くと思わない方が良いと思います。大抵裏切られます。

②『最後に上がっていればいいんだ』と思える人が手にする大成功

出所:GPIF

この約50年のグラフから何か感じますか??

結局多くの資産は多くの時期、概ね同じように動き、市場に『ショック』が走るときには、程度の差こそあれどの資産も下がっています。

ただ長い時間軸で見ればどの資産も右肩上がりになっているんです。

人々が、『前を向いて』経済活動を進めるにつれ、資産価格も立ち直り前進しています。そして、「いったん売って、、、」などといった誘惑に打ち勝ち、「意思ある楽観主義」のもと保有し続けられた人は、この50年間で極めて大きなリターンを得たことが分かります。

外国株式で見ると1969年から50年で100が3537になっています。つまり、「スタート」と「ゴール」から年利回りを計算すると以下のようになります。

将来のために少しでもお金を増やしたい私たちは、こういう大成功を手にしたいからこそ資産運用をしているのではないでしょうか??マーケットを見て売ったり買ったりして神経をすり減らすためではなく。。。

もう一度なぜ資産運用をしているのか確認してみましょう。

まとめ

株価の変動をピンポイントで予測することは難しいです。「安いところで買って高いところで売る」を口で言うのは簡単ですが実践はかなり難しいんです。

長期的な視点で見れば、ほとんどの資産は右肩上がりで成長しています。直近50年保有し続けた人は大成功を収めています。

ただ、市場に居続けられない人は、相場の急反発のタイミングを逃している人も多いかもしれません。

目先の小さい利益を追いかけるのも投資の醍醐味の一つですが、そればかりに拘って将来に大成功するチャンスを逃さないようにしましょう!!

一緒に頑張りましょう!

ではまた

本日のおすすめ書籍はこちら!!


資産運用の基本が詰まっています。少し読みにくいかもしれませんが資産運用の本質を突いてる良本です。

-経済の話