こんにちは。かわ吉です。
『貯金』は大切です。私も親から『貯金はしっかりしなさい』と言われて育てられてきました。
でも社会人になってお金を貯金していると、ふと気づきました。
『お金って貯金だけだと減るくね??』って。
なぜ私がそのように思ったのか解説します。
貯金はしているけど漠然とした不安がある人、これから貯金をしっかり始めようと考えている人のお役に立てればと思います。
①『貯金』って何??
『貯金』と『預金』という言葉があります。
2つとも意味はお金を預けることです。
『貯金』とは、ゆうちょ銀行・JAバンクでお金を預けるときに使う言葉で、
『預金』とは、銀行や信用金庫でお金を預けるときに使います。
結論から言うと、どちらもお金が減ります。
②なぜ、貯金するとお金が減るのか??
銀行にお金を預けるといくら金利がつくかご存じですか??
普通預金の金利は、0.001%です。
1000万円貯金すると1年で100円も増えるんです。
最高ですよね(笑)
私なら絶対に預けないです。。。
ちなみに、ATMってみなさん使われますよね。
あれも実は、ATMを利用する時間によって手数料がかかっています。
平日の時間外は110円だったり、土日の早朝や深夜に利用すると210円とかかかる銀行もあるんです。
つまり、ATMを時間外で1回利用するだけで、1000万円を1年間預けたときにもらえる利息がぶっ飛びます。
あとでインフレについても話そうと思いますが、インフレ以前に、お金の価値が下がるだけではなくて、シンプルにお金が手数料を払うことで減ります。
③インフレと貯金
日本だけではなくアメリカなどの先進国は2%のインフレ目標を掲げています。
なぜインフレを目指すのかというと、政府は自国の景気を良くしたいからです。景気を良くするためには国民がたくさんお金を使わないといけません。お金を使ってもらうためには、毎年お金の価値を下げてあげます。そうすると、国民は預金で置いておくと価値が下がっていくからお金を使い始めます。
という理論のもと各国はインフレ目標を設定しています。
2%のインフレが起こるとすると、今年100万円の車を来年買おうとすると102万円必要になります。
今年貯金していた100万円で買えたものが来年は買えなくなります。
つまり、インフレが起こる社会では貯金しているとお金が勝手に減っていくんです。
④貯金は洗脳
『お金はとりあえず貯金しておきなさい』と親に言われて、その理由を聞いても納得いく答えは返ってきませんでした。
私の親の世代になるとみんな『貯金をしなさい』と口を揃えて言います。でも理由はしっかりしたものがありません。
これって何かおかしいですよね。みんな『貯金しろ』と言うけど、その理由はみんな分かっていないんです。
多分、誰か貯金をみんながすることで得をする人がいるということでしょうか??
誰も貯金することのメリットとデメリットは分かっていなんじゃないかと思いました。
私は金融機関に勤務していますが、金融機関には預金がたくさん集まっています。その情報をもとに私たちはセールスなど情報提供を行っています。
貯金文化を促すことで預金が集まり、その預金を財源に預金以外の運用商品を案内し、手数料を稼いでいるんです。
銀行などの金融機関は貯金文化で得をしていたうちの1つかもしれませんね。
⑤お金を増やすためには??
まずはしっかり『稼ぐ』ことに注力しましょう。
そしてある程度稼いだあとに『そのお金を使って増やす』ことに取り掛かりましょう。
それがいわゆる『投資』ってやつです。
投資も大きく分けると2つあります。
『金融投資』と『自己投資』です。
『金融投資』は、株式や債券などの金融資産に投資することを意味します。『投資』と聞いて思い浮かべるのは『金融投資』ではないでしょうか。
『自己投資』は、言葉通り金融資産ではなく自分自身に投資を行い、稼ぐ力を大きくしたり、時間を節約できるような投資のことを言います。
⑥『投資』とは??
シンプルに『投資』とは、お金を使うことで未来に利益をもたらすものを言います。
たとえば、ガーミンというランニング用のスマートウォッチを買うとします。
買った理由は、マラソンの大会に出場するための日々の練習の質を上げるためです。
質が上がり見事、マラソン大会で良い記録が残し達成感が味わえれば、投資としては成功だと思います。
必ずしも、『将来の利益=お金』とは限らないと思います。お金も大事ですけどね。
もっと広い意味での利益として考えれば、『投資』という言葉の意味が分かりやすいかもしれません。
ちなみにおすすめガーミンは以下の記事をご参考ください(笑)