こんにちは。かわ吉です。
iDeCoってなんでしょうか??ICOCAの仲間ですか??(笑)
違います。勝手に交通カードにしないでください(笑)
『iDeCoって名前は聞いたことあるけど、よく知らない』って思われている人も多いのではないでしょうか??
『でも今更iDeCoって何??』て聞きにくいですよね。
そこで今日は、iDeCoについて解説してみようと思います。
このブログを見て一人でも多くの人にiDeCoについて知ってもらい始めてもらえたら嬉しいです。
①iDeCoとは
一言でいうなら、『個人年金』です。自分で積み立てていく年金のことです。
正式名称は『個人型確定拠出年金』です。
『個人』とは自分で積立て運用することです。
『確定拠出』とは給付金額が決まっていないということです。つまり、これは将来受け取る年金額が決まっていないということです。
『年金』は60歳から受け取れますよってことです。
でもなぜ、給付金額が決まっていないのでしょうか??
それは、iDeCoはお金を積み立てるのではなく、投資商品を買って積み立てるからです。
iDeCoとは、商品ではなく箱なんです。
iDeCoという箱を使って投資商品を買うことでメリットとデメリットがそれぞれあります。
ちなみにiDeCoは銀行や証券会社などで開くことができますが、取り扱いしている投資商品はそれぞれの金融機関でかなり異なります。
投資商品のラインナップで考えるとネット証券が良いですし、細かいコストも安いので、迷った場合はネット証券で間違いないと思います。
個人型確定拠出年金:iDeCo(イデコ) | 楽天証券 (rakuten-sec.co.jp)
個人型確定拠出年金:iDeCo(イデコ)|SBI証券 (sbisec.co.jp)
②iDeCoのメリット
メリットの1つは、運用益が非課税になります。これは積立NISAと同じです。
課税口座で投資をすると、運用益から20.315%の所得税と住民税が課税されます。
一方、iDeCoという箱を通して買った投資商品の運用益には税金がかかりません。
メリットの2つ目は、掛け金が全額控除になります。
税金の計算上、控除という形で所得から掛け金分を引くことができます。
所得が多い人ほど、所得税率も高くなりますからメリットは大きくなります。
ただし、受取時には元本もろとも課税されてしまう点には注意が必要です。
③iDeCoのデメリット
デメリットの一つは、資金が60歳までロックされてしまうということです。
途中解約が基本的にはできません。積立自体をストップさせることは可能です。
デメリットの2つ目は、サラリーマンの方は、会社での手続きが必要になります。
主には、勤務先の人事部や総務部と連携していただく必要があります。勤務先でiDeCo加入者が多ければ、担当者も手続きに慣れていると思いますが、そうでなければ担当者が手続きを嫌がるかもしれません。が、それはしっかり頭を下げて手続きしてもらうようにお願いしましょう(笑)
私の友人の勤務先もそのような感じでした。
あと現在は課税中止されていますが、残高に対して1.173%の税金が課税されます。中止だから復活する可能性もありますが、おそらく復活はしないんじゃないかと思っています。
④iDeCoのその他の特徴
掛け金は、全額控除されます。そのため掛け金には上限が設けられています。
公務員/会社員/主婦:1.2万円~2.3万円/月
自営業:6.8万円
60歳まで積み立てることができ、基本的には60歳から受け取ることができます。
⑤受け取り方は2通り
一時金としてであれば、税務上の退職金として受け取れることができます。たとえば、30年間積立をしていれば1500万円の控除をすることができます。
一括ではなく年金として毎年受け取ることもできます。ただ年金として受け取ると振り込み時にかかる手数料などは高くなります。
税金のかかり方は、一時金(一括)と年金で異なります。
基本的には、一時金(一括)で受け取った方がお得かもしれません。
ただ、この控除は退職金かiDeCoのいずれか大きい方にしか使えません。
つまり、退職金ががっぽりもらえる企業にお勤めの人は、年金で受け取った方がお得になるかもしれません。
しかし、平均の退職金は年々、下がってきているので基本路線は一時金でOKだと思います。
⑥iDeCoをやるべき人
☆iDeCoを理解している人
60歳までは出せないなどの条件もあるので、目先の所得控除や運用益の非課税だけで積立金額を設定すると目先の生活の資金繰りに困る可能性があります。
☆余剰資金がある
投資は余剰資金でやりましょう。余剰資金がなければ、家計を見直すか、転職をして所得を上げましょう。
☆所得税率が高い人
iDeCoの掛け金は所得控除になりますから、所得が多い人はかなり節税になります。
支払った金額が全額控除されるっていうのはめちゃくちゃメリットがあります。
まとめ
細かい規定はまだまだありますが、おおまかには今回のブログの内容を抑えていたら大丈夫です。
将来のためにも、iDeCo始めてみましょう!!
ではまた