コア投資

【機会損失は大敵】一括投資は本当に危険なのか?? 【正しい使い方も解説】

2021年7月4日

こんにちは。かわ吉です。

iDeCoやつみたてNISAの普及により積立投資がリスクが低くて資産形成には役立つことが周知され始めています。

それ自体は良いことなのですが、『積立投資が安全だから一括投資はしない!!』と考える人もいます。まとまった資金があるのにそれを毎月崩しながら積立投資をする人もいるくらいです。

もちろんそれが悪い方法とは思いませんが、せっかくまとまった資金があるのに毎月数万円ずつしか投資資産が増えないのは大きな機会損失になる可能性があります。せっかく大きな上昇相場が来ても数百万円ある資産のうち数十万円しか積み立てれてなければ恩恵も限定的です。

なのになぜ一括投資を怖がる人が多いのも事実です。なぜ怖いのかというと一括投資が危険なものだと考えているからです。

確かに一括投資はまとまった資金を1つのタイミングで投資しますから、投資タイミングを間違うと予想外の含み損を抱えたり長い下落相場を味合わないといけません。

ただ一括投資の特徴と正しい付き合い方をしれば私たちの投資の幅が広がります。相続や宝くじ(笑)でまとまったお金が入ったときなどにも冷静に対応できます。

そこで今回は、一括投資の特徴・注意点と正しい付き合い方を解説します。

ではいきましょう!

一括投資はタイミングが重要

一括投資はタイミングが積立投資より重要になってきます。なぜかというと当たり前ですが一括投資は買ったタイミングよりも相場が上昇しないと基本的には儲からないからです。

たとえば、この絵のように買った直後に相場が大きく下落した場合には買ったときの水準に戻るまで含み損を抱えている悲しい状況になります。

具体的にどのくらい辛い元本割れの期間が続くのかというと、リーマンショックのケースで考えると5年です。

買ってから約5年間含み損という状況は中々耐え難いですね。どのくらい耐え難いかというと、期待していた映画『閃光のハサウェイ』が緊急事態宣言のせいで2回の上映延期を食らったときくらい耐え難いです(笑)

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投資のタイミングが重要と言っても、絶好の買い場かどうかは誰にも正確に判断はできませんから一括投資は難しいんです。

ではどのように一括投資と付き合うのかは後ほど解説します。

リスクの高い金融商品の一括投資は危険

リスクの高い商品を一括投資するとめちゃくちゃ危険です。どのくらい危険かというと、投資ブロガーやYouTuberの勧める個別銘柄を買いつづけることくらい危険です(笑)もちろん誠実な投資ブロガーやYouTuberの方もたくさんいらっしゃいますけどね。

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なぜ危険なのかというと投資するタイミング次第では、想定外の含み損と元の水準に戻るまでかなりの時間を要する可能性があるからです。

リスクの低い商品であれば、投資タイミングをミスしたとしても致命的な怪我をしなくて済むかもしれませんが、リスクの高い商品でそれをやってしまうと取り返しのつかない怪我を負ってしまうかもしれません。

正しい一括投資との付き合い方とは??

一括投資は、タイミングが重要でありリスクの高い商品と合わせると致命的な怪我を負う可能性があることは解説しました。

では『一括投資ってどうやれば良いの??』ということについて解説します。

一括投資との正しい付き合い方は2種類しかないです。

1つは、『リスクがしっかりコントロールされた商品を買うこと』。2つ目は、『リスクが高い商品は複数回に分けてまとまった資金を投資する』です。

1つ目のリスクがしっかりコントロールされている商品とは、ファンドラップであったり株式や債券で構成されるバランス型投資信託、もしくは自分のリスク許容度に合った商品といったところでしょうか?

2つ目の複数回に分けて投資するというのは、もし一括投資をするタイミングを間違えて高値掴みをしてしまったときに押し目買いをするということです。

安いところでもう一度追加購入することで平均単価を下げることができて、含み損を抱える期間が追加購入しないときと比較して短くなる可能性があります。

『そんなの当たり前じゃん!!』と思われる人も多いかもしれませんが意外とできていない人が多いです。

なぜできないのかというと、そもそもリスクがコントロールされている商品を知らないことと追加購入するための資金を準備していないことが考えられます。

あとは、下がったタイミングで買おうと思っていてもいざ下がると怖くて買えないというのもあると思います。

追加購入資金がないのは、最初の投資で全力を出し過ぎているためです。相場が下がったのに買えないのは、その商品性を理解できていないか未来に希望が持てていないからです。

そのような方はまずこちらをお読み下さい。これで投資の基本が理解できます。投資の基本を理解せずに投資をするのは間違いなくしんどい未来しか待っていません。

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まとめ

ある程度まとまった資金がある人は、積立投資ではなく一括投資の方が期間損失を小さくすることができます。

ただ一括投資には注意点もあり、投資するタイミングが重要であることと、一括投資して良い商品としてはファンドラップなどのしっかり分散されリスクがコントロールされた商品もしくは、買う回数を複数回に分けることが大切です。

しっかり特徴やメリットを理解して投資の幅を広げましょう!!

ではまた

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