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【知らないと損】銀行に資産運用を相談するメリット TOP3

2021年7月30日

こんにちは。かわ吉です。

『銀行に資産運用を相談するな!!』、『銀行の売りたい手数料の高い商品を売りつけられる!!』というのはもはや一般的な常識になっています。

銀行で働いているかわ吉からすれば、この常識は完全に営業妨害なわけですが、ただ少し見方を変えれば銀行で資産運用するってメリットはかなりあります。

そこで今回は、銀行で資産運用を相談するメリットを3つ解説します。

この記事を読んでいただくことで、銀行で資産運用をしたことがない人はきっと銀行で資産運用を相談をしたくなります。銀行に資産運用を相談して失敗した経験がある人は、少しだけ銀行の見方が変わるかもしれません。

あなたをトータルで見てくれる

世界であなたの口座明細をチェックできる第三者は銀行員しかいません。水道光熱費やカード支払いの金額、ローンの内容、支払っている保険料などあなたのメインバンクの行員はお金の流れのすべてが分かります。

お金の流れを見ればその人がどのようなお金の使い方をしているのかなんとなく分かります。車や高級時計店のローン返済、塾代、スイミング代などからその人の趣味や家族構成なども見えてきます。

お金の相談って結構ハードルが高いと思うんです。自分のお金の使い方を見られるって裸を見られるのと同じくらい恥ずかしいことな気がします。

あなたのメインバンクからすれば、あなたが相談するまでもなくあなたのことが大方分かります。

どうせあなたが言わなくても、向こうは全て分かっているんだから諦めて相談してみるのも良いと思います。相談してみて良い担当者であれば乗っかってみれば良いし、ダメならそれ以上踏み込まなければ良いだけです。

金融商品仲介で幅広い提案を受けることができる

銀行単独で、お客様に提案できる商品は決まっています。それは例えば、投資信託や外貨建保険、保険です。この3種類の商品でお客様の資産運用をサポートするのはほぼ不可能です。

銀行が幅広い提案をできるようにするのが金融商品仲介です。

出所:みずほ銀行

銀行は証券会社と業務委託契約を締結することで、銀行単独で証券会社の商品をお客様に提案することができます。

金融商品仲介のおかげで、リスクを徹底的にコントロールできるファンドラップや、様々な種類の投資信託や債券を銀行の窓口で案内できるようになりました。販売側の視点で見ても、よりお客様目線で資産運用のサポートをしやすくなりました。

手数料の高さの課題はまだ残っていますが、昔からあるテーマ型ファンドの回転売買手法をする銀行員はかなり減っている印象です。『お客様には長期保有して欲しいけど、取り扱っている商品がテーマ型ファンドしかないからしょうがなく売っている』とあきらめていた担当者も多かったと思いますが、金融商品仲介のおかげで長期運用も案内できるようになりました。

人事評価で長期保有する商品を販売する担当者を評価する銀行もありますから、信用できる担当者もこれからは増えてくると思います。

あの時、銀行で苦い思いをしたあなた!!もう一度銀行の窓口に相談しに行ってみませんか??

自分が亡くなったときも安心

万が一、自分が亡くなったときに残された家族に迷惑を掛けたくないとみんな思うものです。銀行で資産運用をすれば残された家族に迷惑を掛けずに済みます。

なぜなら銀行はあなたのお金のこと全般を管理してくれているからです。資産運用をして相続が発生すると、保有している金融商品の名義書換などが必要になります。

銀行とは全く関係のない証券会社で資産運用をしていて相続が発生した場合は、銀行の預金の相続とは別に証券会社で相続の手続きが必要になります。これでは残された家族は銀行や証券会社巡りをしなければいけません。

一方、あなたのメインバンクである銀行で資産運用をすれば、相続発生時は相続人がとりあえず銀行の窓口に行けば相続の手続きは全て完了します。

相続の手続き問題は、かわ吉が担当しているお客様も気にされる人が多いです。

万が一のことを考えると、銀行で資産運用をするということは残された家族の負担を小さくすることができます。

まとめ:良い担当者に出会えれば最高の相談相手

銀行員は玉石混合です。あなたのことをしっかり考えてくれる担当者と自分の数字に重点を置いている担当者はもちろんいます。

その見極めは少し難しいかもしれません。ただ銀行員を取り巻く環境も変わりつつあります。

その変化のおかげで本気であなたのことを考えてくれる担当者もこれから多くなるはずです。そうじゃないと銀行側も生き残ることができません。

金融機関の中であなたと一番結びつきが強いのは銀行のはずです。その銀行をしっかり使い倒してみませんか??

ご来店を心からお待ちしております。

ではまた

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