こんにちは。かわ吉です。
今回は、インカムファンドとして現在(2023年8月時点)一番勢いのあるファンドと言っても過言ではない、『インベスコ世界厳選株式オープン＜為替ヘッジなし＞(毎月決算型)』はいつ買うべきかについて解説します。
今回の記事は、このファンドにまだ投資しておらず、どのタイミングでこのファンドに投資すべきか悩んでいる人向けの内容となっています。
結論！悩んでいる暇があったら今すぐ買え！！ただこれは相場的なタイミングではありません。商品特性を考慮した上で個人的にこのように考えています。
この記事を読んでいただくだけで、あなたが生涯受け取れるインカム収入を最大化できる可能性があります！！
この記事が読者の資産運用の一助になれば幸いです。
今回の記事は、このファンドの注意点について読者が理解していることを前提に書いています。
もしこのファンドの注意点が現時点でイメージできていない人は必ず以下の記事を読んでください。
ではいきましょう。
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なぜ今すぐ買うべきなのか？？
個人的な見解としては、このファンドをインカム狙いで買うのであれば、今すぐ買ってよいと考えています。
なぜなら、早く買った方が将来的に受け取れる分配金の合計額が多くなる可能性が高いからです。
このファンドの一番の魅力は、安定した分配金です。まずはコチラをご覧ください。
今のところ、2017年1月から2023年8月まで分配金(1万口あたり)が150円を下回ったことはありません。このようなファンドって意外と多くありません。
一時的に高い分配金利回りを出していても、それを持続できるファンドは非常に少ないです。分配金は年々減少して、今では投資したときと比較して分配金が半分以下になりましたということも珍しくありません。
このようなファンドを掴んでしまうと、あなたがイメージしていた分配金は手に入らず予定が狂います。それを調整するためには、新しいファンドを探して切り替えるしかありません。
でもそれって時間の無駄ですよね。そのような失敗をしたくなければ最初からある程度、分配金実績が安定しているファンドを選別して投資しておくべきです。
インベスコ世界厳選株式オープン＜為替ヘッジなし＞(毎月決算型)がベストな選択肢かどうかは分かりませんが、インカム狙いの投資家にとって80点以上のファンドであることは間違いないと思います。
少し、話が脱線しました。
言いたかったことは、『このファンドの魅力は分配金が安定している！！だから、インカムが欲しいならとりあえず買っておけば、毎月安定したインカムは確保できる！！逆に投資しなけば、インカムを得ることはできない！！少しでも多くの分配金が欲しいなら早めに投資した方がお得！！』ということです。
とはいえ、投資の基本は分散投資です。有り金を一度に突っ込むのはリスクが高くなりますので、買うタイミングを複数回に分けて購入することをオススメします。投資するか迷っているなら、まずは一部資金を入れてみるという温度感です。
とりあえず受け取れるインカムを最大化するという観点でみると、このファンドは1日でも早く投資を検討すべきだと思います。
とはいえ、インカムの量だけで投資判断を下すの危険です。このファンドが自分の投資意向と合っているか判断した上で、投資判断を下してください。
参考でこのファンドを検討すべき人を整理しておきます。
このファンドを検討すべき人
①分配金の変動を許容できる人
『ん？？なぜ分配金が安定していることが魅力のファンドなのに、分配金の変動を許容できる人が適しているの？？』と感じた読者の方も多いかもしれません。
その理由は、このファンドの分配金が設定来ずっと安定していたわけではないからです。
これについてイメージしていただくには、過去の分配金推移をチェックしていただくのが手っ取り早いです。
では、まず良い期間から見てみましょう。
インベスコ世界厳選株式オープン(毎月決算型)の分配金は、2017年1月から一度も150円を下回ったことがありません。
(表示が2か月置きになっていますが、1度も150円は切っていませんのでご安心を)
この期間だけ判断すれば、分配金の面で見ると、非常に魅力的なファンドですね。
ではもう少し遡って分配金の実績をチェックしてみましょう。
ん？？少し景色が変わってきましたね。
2017年以降、2023年8月まで毎月分配金が発生しています。
一方でそれ以前については分配金は全く安定していません。なんなら2005年から2008年の間は、分配金の頻度が6か月に1回となっていました。
このファンドは1999年に設定されており、分配方針については必ずしも変動がないわけではありませんでした。
つまり、現時点では相場環境が悪化していても毎月分配を継続していますが、今後も継続する保証はありません。
だから、このファンドを分配金目的で投資するならこのファンドの分配方針に変化はないかチェックする必要があると思います。分配金の頻度に変化を感じたときはこのファンドを損切する必要もあるかもしれません。
このファンドの動向のチェックは、かわ吉ブログで月に1回ほど分配金報告という形で記事にしていますので、そちらで確認してもらえれば大丈夫です！！
②分配金は『質より量』派の人
このファンドの分配金の原資は収益ではなく、元本の一部を取り戻した元本払戻金である可能性が高いです。
このファンドの現時点の分配方針は、『毎月安定した分配金を支払う』といったところだと思います。
いかなる相場でも分配金が安定しているということは、少なからずその原資は元本部分が含まれている可能性が高いです。
いわゆる『たこ足分配』というやつですね。これ自体は、別に悪いことでないと思います。安定したインカムが欲しい投資家であれば、この仕組みである程度のニーズは満たせると思います。
ただ安定した分配金と代償のして、分配金によって投資元本を崩すことは避けて通れないと思います。
つまりは、分配金について『質より量だ！！』と考えている投資家であればこのファンドに投資するメリットはあると思います。
③運用管理コストの高さを許容できる人
このファンドの運用管理コストは、投資信託全体のそれと比較するとめちゃくちゃ高いです。
このファンドは、運用管理コストは年1.903%とかなり高めに設定されています。比較的、1990年代に設定されたファンドの信託報酬は高めに設定されています。これは、当時、銀行や証券会社が投資信託を販売する際に、信託報酬の高いファンドの販売に注力していました。その結果、投資信託の委託会社も信託報酬が高めのファンドを作ったほうが、銀行や証券会社が多く販売してくれるのでそのようなファンドを多く作ったと言われています。
だから、歴史のあるファンドは、長期的に投資家から信頼され続けている反面、当時の投信事情からコストが高めに設定されているデメリットがあります。
このインベスコ世界厳選株式＜為替ヘッジなし＞(毎月分配型)も例外ではないと思います。
このファンドに投資する方は、この運用管理コストの高さを許容できることが大切です。
とはいえ、誰も高い運用管理コストなんか許容したくないですよね(笑)
『低いコストで運用して、なおかつ多くの分配金を受け取りたい！！』というのが、投資家の本音です(笑)
そのような投資家のために、このファンドをお得に保有できる証券会社を最後に紹介します。
松井証券で保有すると圧倒的にお得
このファンドを保有するなら松井証券が圧倒的にお得です。
なぜなら松井証券でこのファンドを保有すると、毎年残高の0.5％分を現金還元されるからです。
たとえばこのファンドを松井証券で1,000万円保有した場合の現金還元額は以下になります。
なぜこのような現金還元を受けることができるのでしょうか？？それは、松井証券では、販売会社が受け取る信託報酬のうち0.3％を超える部分を全て投資家に還元する『投信毎月ポイント・現金還元サービス』という最強のサービスがあるからです。
もちろん、松井証券を使わずにSBI証券や楽天証券を使ってもいいんです。ただ、還元率はこれらの証券会社と比較して松井証券が圧倒的に高いので、長期保有するのであれば、松井証券を使うか使わないかで大きな差が出ると思います。
仮にこのファンド1,000万円分を5年間保有すると50万円以上の差が出る可能性があります。この差はかなり大きいですよ。
どうせ同じ商品を保有するのであれば、少しでもお得な証券会社で保有した方が良いと思います。もちろん、このファンド以外の商品も現金還元の対象になるファンドもありますから、運用管理コストの高いファンドをまとめて松井証券で保有すれば、もっとお得になります。
このサービスを受けるためには、松井証券でファンドを保有する以外の条件はありません。こんなにシンプルなサービス設計で恩恵が大きいサービスは珍しいと思います。
是非、松井証券を活用してみてください。
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以上、お役に立てればうれしいです。
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