銀行員としての生き方

【要チェック】銀行員に向いていない人TOP3

2023年8月10日

こんにちは。かわ吉です。

私は、地方銀行の現役銀行員です。新卒で入社し約10年間勤務しています。

業務は、個人営業と法人営業に従事してきました。さまざまな業務を経験していく中で、銀行員に向いている人と向いていない人がざっくり私の中でイメージできるようになりました。

そこで、今回は現役銀行員であるかわ吉が、銀行員に向いていない人TOP3を紹介します。

この記事が、これから銀行員を目指している人の参考になれば幸いです。あと、現役銀行員だけど居心地悪いなと感じている人の不安解消もしくは課題解決になれば嬉しいです。

ではいきましょう。

かわ吉はツイッターもやっておりますので是非フォローをよろしくお願いします。

①自分の守備範囲を決めたい人

自分の守備範囲外の仕事をしたくない人は銀行員に向いていませんので、他の仕事にチャレンジしてください。

銀行業務には、大きな垣根がありません。それぞれの担当業務はありますが、若干被っている部分も多々あります。たとえば、預金を集めるノルマ(目標)があったときに、預金を集めることができるのは、預金係だけではなく、個人営業や法人営業全員で取り組むことができます。

だから本来は各係で協力しながらノルマ(目標)を達成しなければならないのですが、ここでどうしても自分の守備範囲を勝手に決める人が出てきます。『預金は預金係や個人営業が集めた方が効率が良いから、法人営業である俺はやらないよ』てきな奴です。

これはシンプルに支店の雰囲気が悪くなります。さらにその人はその支店で浮きます。そうなるとその支店にいずらくなります。

銀行の文化として、目標については全員で達成することを大切にする部分があるので、単独プレーをする人は嫌われる可能性があります。

単独プレーで自分の成績ばかり上げても、チームとして貢献していなければ高評価してもらえないリスクもあります。

だから、銀行において、自分の守備範囲を自分で決めて仕事をしたい人は、銀行に長くいることは難しいと思いますからご注意ください。

②仕事を自己完結させたい人

仕事を自己完結させたい人は銀行員に向いていませんで、他の仕事にチャレンジしてください。

銀行業務は多岐に渡ります。預金・融資・資産運用・不動産などです。これらは単独の問題ではなく、複雑に絡み合っています。ということは、物事を1面ではなく、様々な方向から見る必要があります。

『様々な方向から物事を見る』と口で言うことは簡単ですが、実践するのはかなり難しいです。なぜなら、物事を1人の視点で見ると、どうしても視野が狭くなってしまうからです。物事を考えるとき、その人の経験や考えが反映されてしまうので仕方がないことですが。

では物事を様々な方向から見るにはどのようにすればよいでしょうか??

これは、シンプルに他の人の力を借りるしかありません。他の人というのは、同僚だけではなく、取引先の社長や従業員さま、提携先の士業(弁護士・司法書士など)のことを指します。

様々な人と連携することで、物事を様々な視点で見ることができ、課題解決できるようになります。

つまり、1人で仕事を自己完結させたい人は、銀行業務において効率の悪い働き方をする可能性が高いです。そうなると実績が上がらず、職場にいずらいと感じるようになるかもしれません。

時には自己完結させることも必要ですが、しっかり他者と連携できればよりクオリティの高いかつ効率的な仕事ができるようになると思います。

③圧倒的に個人成績で勝負したい人

チーム成績より個人成績で勝負したい人は銀行員に向いていませんので、他の仕事にチャレンジしてください。

銀行はバリバリの営業会社です。ただ、外資系の保険会社や不動産会社とは少し求められているものが違うかもしれません。

銀行では、本部が設定する各ブロックや各支店の目標と個人成績として計上される実績のベクトルが完全に一致していないことが多々あります。だから、個人成績には大きく反映されるけど、チームの実績としては貢献度が低い仕事がかなりあります。その逆もまたしかりです。この点が大きな問題点だと認識していますが、なかなか改善されないのもまた事実です。

しかし、そんなことは関係なく銀行員の成果は、個人実績とチームに対する貢献度それぞれで評価されます。個人成績だけ上げてもチームとしての貢献度が低ければ、良い評価はもらえません。一方でチームへの貢献度が高くても個人成績が冴えなけば、こちらも良い評価はもらえません。強いて言うなら、チームへの貢献を無視して個人成績のみに走った場合よりは、個人成績はぼちぼちでチームへの貢献度が高い時の方が評価は良かったりします。

だから、銀行員として活躍するためには、チームへの貢献と個人成績の実績をバランスよく上げることが大切です。どちらか一方だけで勝負すると中々良い評価は得にくいです。

個人成績だけで評価されたい人は、銀行以外にチャレンジした方が効率的だと思います。

まとめ

今回は現役銀行員であるかわ吉が、銀行員に向いていない人TOP3を紹介しました。

TOP3は以下になります。

①自分の守備範囲を決めたい人

②仕事を自己完結させたい人

③圧倒的に個人成績で勝負したい人

他の業界でも同じことが言えるかもしれませんが、銀行業界では少なくともこのような傾向があることは知っておいて損はないと思います。

以上、お役に立てれば嬉しいです。



-銀行員としての生き方