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【知らないと死亡!?】アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコースの注意点と対策

2023年8月12日

こんにちは。かわ吉です。

今回は、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコースの注意点と対策について解説します。

インカムファンドとして一世を風靡したアライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコースですが、妄信すると危険です。しっかり注意点を把握した上で、保有しましょう。対策が可能である問題点については対策するとなおよいと思います。

この記事が読者の資産運用の一助になれば幸いです。

ではいきましょう。

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①分配金が不安定

【注意点①】

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコースの分配金は安定していません。(分かりやすく説明するために、年間の分配金でグラフを作成しています)

2021年は1万口あたりの分配金が3,000円を超えました。一方で2016年の分配金は0円でした。落差が半端ないですよね。なぜこのように年によって分配金が大きく変動するのでしょうか??

それは、このファンドが予想分配金提示型を採用しているからです。

予想分配金提示型とは、決算時の基準価格の水準に応じて投資家が受け取れる分配金が決まる仕組みです。たとえば、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコースの分配方針は以下になります。

仮に決算日の前営業日の基準価格が11,500円だった場合、分配金は200円に可能性が高いです。このように、決算日の前営業日の基準価格の水準で受け取れる分配金は予想できるので、『予想』分配金提示型と呼ばれています。

予想分配金提示型が導入されているため、基準価格に応じて分配金が大きく変動してしまうのです。雑な言い方をすると、相場が上昇して基準価格が高いときは分配金を多めにし、相場が下落して基準価格が下がっているときは分配金を少なめもしくは0にする仕組みです。

分配金にメリハリをつけることで投資家にもメリットはありますが、今回はテーマから外れますので詳しくは語りません。

少なくとも、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコースが採用している予想分配金提示型は、分配金が安定しないことを念頭に置いておくべきです。

【対策①】

分配金が安定しないことへの対策としては、他のインカムが狙える商品と組み合わせることが有効です。ベターな商品は、分配金が安定している商品です。しかし、分配金が安定しているファンドを探すのは大変です。なぜなら大半の商品は分配金が安定していないからです。

ただしっかり探せば長期間、分配金が安定している商品もあります。それは、『インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)』です。このファンドは、2017年以降150円(1万口当たり)の分配金を出し続けています。投資対象も全世界株式なので、分散投資もできて安心です。

詳細は以下の記事で解説しておりますのでご興味がある方は、これらをご覧ください。

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このサービスは、松井証券で該当の投資信託を保有する人は誰でも無条件で受けられる最強のサービスです。具体的に言うと、保有する投資信託の信託報酬のうち、販売会社が受け取る手数料の0.3%を超える部分を投資家に還元してくれるものです。

たとえば、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコース1,000万円を松井証券で保有した場合の還元額は以下になります。

もちろん、この還元を受け取ることで分配金には一切影響はありません。還元率は信託報酬が高いファンドほど高くなるので、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコースなどの信託報酬が高いファンドを松井証券で保有しない手はないと思います。(もちろんすべての投資信託の購入時手数料は無料です)

正直、これらのファンドをSBI証券や楽天証券で保有するのはもったいないです。なぜ松井証券を活用しないのか意味が分かりません。

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②米国株への集中投資

【注意点②】

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコースのポートフォリオは米国株100%です。つまり、このファンドの基準価格は米国の動向によって大きく左右されます。

このポートフォリオの状態で、米国から投資マネーが大きく逃げる現象が起きるとこのファンドの基準価格は大きく下落するリスクがあります。今のところはその心配をする必要はないと考えますが。。。

ポートフォリオが米国に関する資産100%で構成されていることもリスクの1つですが、株式のみという点にも注意が必要です。なぜなら、株式100%のポートフォリオは、債券や株式&債券のポートフォリオと比較してリスクが高くなる傾向があるからです。

上の図は、先進国株式と先進国債券、先進国株式50%・先進国債券50%の3つのリターンを比較したものです。

一番左の1年間で比較すると、先進国株のみのポートフォリオの変動幅が一番大きくなっています。一方で、先進国債券100%のポートフォリオの変動幅は一番小さくなっています。それぞれ長期で保有すれば、変動幅は小さくなる傾向がありますが、短期的には大きく変動することを念頭に置いておくべきでしょう。特に株式100%の場合は。

【対策②】

米国株100%のポートフォリオの対策としては、主に2つあります。

1つ目は、長期投資です。長期投資はあなたのポートフォリオを癒してくれます。

先ほどの図にもありましたが、短期的で見ると、良い時と悪い時の変動幅が大きくなる傾向があります。しかし、長期で保有するとその変動幅は小さくなります。

なので、このファンドを保有する際、短期的には大きく変動するリスクがありますが、しっかり長期で保有すれば比較的変動幅はマイルドになってくる可能性が高いです。

このファンドを長期で保有することが、米国株集中投資の注意点をカバーしてくれる可能性は高いです。

2つ目は、分散投資です。分散投資もあなたのポートフォリオを癒してくれます。

分散投資のポイントは何に投資するかです。

まずは下の表をご覧ください。

これは各資産の相関関係を示したものです。結論から言うと、意味のある分散投資をしたいのであれば、相関係数が『-1』に近い資産を組み入れましょう。それらの資産は米国株と逆の動きをします。そうすれば、あなたのポートフォリオのリスクを小さくすることができます。

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコースの投資対象である米国株式と比較的反対の動きをする傾向がある資産は、ドル円・日本国債・J-REITあたりとなります。ただ、相関係数はドル円以外はプラスとなっています。ということは逆の動きをする資産は少ないということです。これは経済がグローバル化しているため、あらゆる資産が連動して同じ方向に動いているということです。

そのように考えると、昔ほど分散効果は期待できないのかもしれません。

仮にそうであれば、開き直って分散投資する資産は、今後大きく成長が期待できるものにするのはどうでしょうか??具体的な投資対象としては、今後人口が増加傾向にある国々の株式が面白いと思います。ブラジルやインドなどがこれに該当すると思います。

ただ、これらの国々の株式へ個別で投資するのは手間がかかりますし、リスクが高いと考えます。そのように考えるとこのような国々の株式に投資する際は、投資信託が有効だと思います。

具体的には、ピクテ・グローイング新興国株式ファンド(毎月決算・予想分配金提示型)が面白いと考えています。このファンドに関する記事は多数更新しておりますのでご興味ある方は是非読んでみてください。このファンドであれば、今後成長が期待できる国々の株式に投資をしながら、インカムを狙うことも可能だと考えています。

しかし、大前提としてはいくらこれらの株式に対して投資信託で投資したとしてもリスクが高いことに変わりありませんので、投資比率はあまり高めない方が良いです。

③運用管理コストが高い

【注意点③】

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコースの運用管理コストである年1.727%は、全体的に高めとなっています。

アクティブファンドと比較すると少し高い水準ですが、インデックスファンドの業界最低水準のeMAXIS Slim米国株式を比較すると年1.5%以上の差があります。10年間保有すれば、コストの差は15%を超えます。この差は馬鹿にできないと思います。

銘柄選定やコンセプトが良い点は非常に魅力的なファンドですが、その代償として投資家は高いコストを支払う必要があるということです。

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコースは、分配金目的で興味を持たれる投資家が多いので、運用管理コストは意外とノーマークのケースが多いと思います。

ただ、運用管理コストについては投資パフォーマンスに大きな影響を与えますので、コストが高い点には注意したいところです。

【対策③】

運用管理コストは、ファンド毎に決まっています。これについて基本的に投資家はコントロールできません。ただ、1つだけ運用管理コストを下げる方法があります。

それはこのファンドを松井証券で保有することです。この理由は、【対策①】でも解説しましたが、松井証券には『投信毎月現金・ポイント還元サービス』があるからです。

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たとえば、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコース1,000万円を松井証券で保有した場合の還元額は以下になります。

もちろん、この還元を受け取ることで分配金には一切影響はありません。還元率は信託報酬が高いファンドほど高くなるので、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコースなどの信託報酬が高いファンドを松井証券で保有しない手はないと思います。(もちろんすべての投資信託の購入時手数料は無料です)

正直、これらのファンドをSBI証券や楽天証券で保有するのはもったいないです。なぜ松井証券を活用しないのか意味が分かりません。

是非、松井証券を活用してみてください。すでにこれらのファンドを他の証券会社で保有している場合も安心してください。そのファンドを移管すれば同サービスを誰でも受けることができます。

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まとめ~松井証券は活用すべし~

今回は、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコースの注意点と対策について解説しました。

今回の内容をまとめると以下になります。

【注意点①】分配金が不安定 

【対策①】他のインカム商品と組み合わせるor松井証券の投信毎月現金・ポイント還元サービスを活用

【注意点②】米国株への集中投資

【対策②】長期投資&分散投資

【注意点③】運用管理コストが高い

【対策③】松井証券の投信毎月現金・ポイント還元サービスを活用

注意点3つのうち、2つは松井証券の投信毎月現金・ポイント還元を活用することで解決できます。しかもノーリスクで。

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコースを保有するなら、松井証券を活用しない手はないと心の底からそのように思います。

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコースを保有するならまずは松井証券を活用することを第一に考えてみてください。

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以上、お役に立てればうれしいです。



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