こんにちは。かわ吉です。
預貯金の比率が高い日本人が、リスクのある商品を使って資産運用を始めるのはかなりハードルが高いです。
だから本当に始めてもいいか心配だから誰かに聞くことも多いと思います。それ自体は悪いことではありません。
ただ聞く相手はかなり重要なファクターです。これ次第でせっかくの資産運用を始めようとする勇気が台無しなる可能性があります。
そこで今回は、資産運用を始めるときに絶対に相談してはいけない人を3名ご紹介します。
投資経験のない家族・友人
おそらくあなたにとっての身近な人の一人は家族だと思います。ただ預貯金の比率が50%を超える日本で、自分の家族が資産運用している人はかなりの少数派だと思います。それはあなたの友人も同じことがいえると思います。
何か相談するときって、それについて詳しい人に相談しますよね。自分と同じもしくはそれ以下の知識の人に聞くことはあまりないと思います。なぜかというと参考になる回答が返ってこないことを分かっているからです。
あなたがサッカー歴10年で、ある少年がサッカーをやったことない人に『サッカーやりたいけど楽しい??』と聞いてその人が『サッカー流行らない方がいいよ』と回答しているところを見ると、『やったことないのに何が分かるんだ』って思いますよね。
資産運用も同じことがいえるんですが、でもなぜか投資経験のない家族や友人に相談して『良く分からないからやらない方がいい』と言われて資産運用を始めない人もかなり多いです。
聞かれた側も、『よく資産運用ってよく分からないし、変に進めて失敗されて恨まれても困るからとりあえず否定しておこう』となります。よく分からないものを肯定するメリットって基本的にないですからね。
将来、老後資金に困って過去に相談した人に『なんであの時、資産運用するの反対したんだ!!』と怒るのはお門違いですから止めましょう。
あとは資産運用を始めることを誰かに相談するということは、あなたは資産運用に対して疑心暗鬼ということです。ある意味反対派の人です。
それなのに反対派の人に意見を求めれば、そりゃ反対の意見が返ってきますから『資産運用は始めない方がいい』という結論になるに決まっています。
あなたがすべきことは、資産運用推進派を話を聞いて自分自身で吟味することです。メリット・デメリットをしっかり理解して始めるべきかどうかを判断すべきです。
過去に投資して大失敗した人
このような人はかなり厄介です。あなたに資産運用を絶対にススメることはまずあり得ません。なぜなら自分が大失敗しているから。
ただ資産運用って『長期&分散』を基本として実践していれば大失敗する可能性ってかなり低いです。
もし相談した人が、この基本を守らずに『短期&集中投資』をしていれば、大失敗する可能性はあります。大失敗した理由は、資産運用をしたこと自体ではなく資産運用の基本を守らなかったからです。
特に今の60代や70代の方は、証券会社や銀行でかなりの回転売買をしてきた経験がある人が多いですから、無意識に短期&集中投資をしてきています。
だから『資産運用=短期&集中投資』という考え方が植え付けられています。そのような経験をされた方に聞いて肯定的な意見は返ってきません。
『投資はギャンブルだ!!勝ったり負けたりで最後は負けて終わるからやらない方がいい』と言われるのが関の山です。
銀行・証券の窓口
銀行や証券会社の社員の全員が資産運用のプロかというとそんなことはありません。個人でしっかり資産運用している担当者もいれば、自分ではまったく資産運用はしていないけど資産運用のアドバイス業務をしていますという担当者はかなりいます。
このような担当者には要注意です。なぜなら資産運用の基本である『長期&分散』も守らないし手数料を稼がないといけないのでどんな商品を売ってくるかも分かりません。ある意味一番相談してはいけない人かもしれません。
しっかり自分のことを考えて提案してくれる担当者かどうかを見極めるために有効な質問があります。
『あなたはどのような目的でどのような商品を使って資産運用していますか?』という質問です。
資産運用の方針はその人の考え方が強く反映されています。『老後資金のためにキャピタル狙い中心の商品をメインに使っている』だったり『将来だけではなく今を楽しむお金も必要だから配当金や分配金などのインカム商品も組み合わせている』などです。
ただなんとなく商品を買っている担当者はこの質問に答えることはできません。この質問に答えられない担当者は商品の使い方なども理解していない可能性が高いですからあなたのことをしっかり考えて良い提案ができるかどうかは少し疑問です。
本当に相談すべき担当者かどうかをしっかり見極めましょう。
まとめ
私は、一人でも多くの人に資産運用を始めて欲しいです。なぜなら資産運用は人生を豊かにしてくれるものだからです。
だからそれを邪魔するものは徹底的に排除していきたいんです。その代表格として、間違えた相談相手があります。
相談してはいけない相手として投資経験のない家族・友人や過去に投資で大失敗した人、銀行・証券の窓口です。
前半の2人はそもそも経験がないもしくは誤った資産運用をしてきた人ですから否定的な意見しか返ってきません。
銀行・証券の窓口は、信頼できる担当者かどうかの見極めが重要です。あなたのことをしっかり考えてくれる担当者か判断しましょう。
ではまた