経済の話

【見極めろ!!】個別銘柄を卒業すべき人 TOP3

2021年7月18日

こんにちは。かわ吉です。

個別銘柄に投資すべきか投資信託などの分散されて商品に投資すべきかは永遠の課題です。

ただ投資を始めたてのときは、個別銘柄に憧れます。私のそのうちの1人でした。

『投資と言えば株でしょ!!』、『投資信託なんて良く分からないし儲かりそうになくない??』と当時の私は考えていました。

それもあながち間違いではなかったですが、ただ個別銘柄に投資を始めて感じることもあります。

それは、『私には個別銘柄は合わないかもしれない』と。

もちろん、個別銘柄に投資している人からすれば、『それは投資の仕方が分かっていないだけ!!やり方さえ理解すれば個別銘柄も簡単!!』と思われる人もいると思います。

ただ投資のやり方以前に、個別銘柄に投資する必要がない人もいることに気づきました。

そこで今回は、個別銘柄を卒業して投資信託などの分散された商品に投資すべき人TOP3を解説します。

この記事を読んでいただくと、自分が個別銘柄に投資すべきかどうか判断できるようになります。もしかしたらあなたは投資は好きではないかもしれません。もっと自分の好きなことに時間を使えるようになるかもしれません。

ではいきましょう。

企業の業績や経済にあまり興味はない人

個別銘柄への投資は、投資信託などの分散された商品と比較すると、管理に手間がかかります。

たとえばそれは、決算ごとに業績をチェックして継続保有していいかの判断であったり、社長の交代などの影響を考えたりする必要もあります。

投資信託等であれば個別の企業の決算がポートフォリオに与える影響って限定的ですからそこまで気にする必要はないと思います。

企業の分析自体は、面白いとは思います。財務内容を分析すると、その業界や企業の全体像が見えてきます。売り上げの比率や客層などを知ればいろいろな仮説を立てることができるようになり、投資だけではなく世の中の仕組みも知ることができて楽しいです。

たとえば、コンビニは長時間労働の改善などの理由から24時間営業を見直す傾向にある中で、ドン・キホーテは24時間営業を続けています。コンビニの24時間営業するメリットは薄れていますが、ドン・キホーテは深夜営業をするメリットがあります。それはなぜでしょうか??その理由は決算書や説明資料に答えが載っています。

そのようなことを調べていくと、意外とお金が増える・増えない以外の楽しみがあります。決算書などの見方をしっかり勉強したい人はこちらの書籍をご覧ください。

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感想(17件)

この本を読んでも、企業自体に興味が湧かなければ、個別銘柄を卒業しましょう(笑)

そこへの熱量が無ければ、個別銘柄の管理が精神的な負担になります。そのような状態で安心して長期投資は難しいと思います。

自分で投資判断を下せない人

最近は、YouTuberや投資ブロガーの発信されている情報の質が良いので『彼らのオススメする銘柄をオススメするタイミングで買っておけばうまくいくだろう』と考え、投資判断を全て別の人に委ねる人も多いと思います。

そのような人はさっさと個別銘柄を卒業しましょう。理由は、お金の面だけではなく人生面でおいても得がないからです。

未来を正確に予想でできる人はまずいませんから誰かの言うことを聞いていれば、すべてが上手くいくわけはないです。そのYouTuberや投資ブロガーも外すことはありますし、彼らがいなくなればあなたは急に投資判断ができなくなります。

人生面においても、『自分で決めて自分で実践したこと』が重要であって、成功するか失敗するかは副産物です。『自分で決めて自分で実践したこと』は失敗しても成功しても記憶に良くも悪くも残ります。

何も考えずに人が言ったことをやって得た結果ってあまり記憶に残っていないことが多いです。ましてや誰かに言われたことをそのままやって失敗したときは、その誰かを逆恨みする人もいるくらいです。

それが良いか悪いかは別として、それはかなり寂しいことだなと感じます。

人の言うことばかり聞いていると、自分自身で判断ができなくなりますから、個別銘柄においても誰かの言われたことだけで投資判断をしているのであればそれを止めて自分で判断するようにするか、個別銘柄を卒業して投資信託などの商品をメインで投資しましょう。

短期的な相場に振り回されてしまう人

短期的な相場変動で誤った投資判断ばかりしてしまう人も個別銘柄を卒業しましょう。投資はメンタルが重要です。毎日、株価の変動が気になって株価をチェックしたりしているなら、それは距離感が近すぎるかもしれません。

距離感が近すぎると、個別銘柄を保有していること自体がしんどくなる可能性があります。そうなると冷静な判断が下せず、短期的な相場変動に振り回されてしまいます。

ほどよい距離感に修正できれば良いですが、それが難しいようであれば個別銘柄のウエイトを下げて、投資信託などの分散された商品に切り替えるのもありです。

もしかしたら、そのような商品の方が合っているかもしれません。

まとめ

今回は個別銘柄を卒業すべき人TOP3を解説しました。卒業した方が良い人は、企業の業績や経済にあまり興味はない人・自分で投資判断を下せない人・短期的な相場に振り回されてしまう人でした。

資産運用や投資は、人生を豊かにするためのツールです。それをやっているのが楽しいのであれば良いですが、そこまでやりたいことではないのに個別銘柄への投資に時間を費やしているのであればそこから卒業して、投資信託などの手間がかからない商品へウエイトを高めて時間を浮かし、本当に自分のやりたいことをやった方が将来後悔しなくて済むと思います。

ではまた

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