こんにちは。かわ吉です。
前回のブログでもお伝えしたように資産運用に関しては、『資産運用のブレない土台』や『インカム』、『サテライト』といったシンプルなコンセプトで考えると自分がどのような目的でどのような資産を持っているのか分かりやすくなります。
それだけではなく同時にマーケット(市場環境)の見方も『シンプル化』しておくと迷いがなくなるんです。
個人の資産運用は、大きな川の流れのような経済の『トレンド』とその背景にある経済は右肩上がりという『信念』を支えに行うものです。ところが多くの人は経済ニュースを見て売買することが投資だと思っていることが多いんですね。
でも実際は逆が正解で、そうした景気循環の『サイクル』や『ノイズ』をいかに無視できるかが、成功の鍵を握っているんです。
資産運用で大切なのは赤のラインを表している『トレンド』です。これが右肩上がりかどうかだけ判断すればそれ以外は無視するのが無難だと思います。
サイクルとノイズは無視するスタンスがおそらく正解
昨年の3月は新型コロナウイルスの影響で大暴落し、その後は急上昇するなど株式市場は大きく変動しました。
もっと遡れば、まさかのトランプ大統領の誕生やブレグジットなど様々なイベントがありました。
ただ長期の資産運用という視点で見ればそれらはやや大きめの『ノイズ』でしかなかったことがチャートを見ると分かります。
2001年から2002年にかけてのITバブルや2008年から2009年にかけてのリーマンショックは長期的な視点で見ても大きな下落だと言えそうです。一方、トランプ大統領誕生やブレグジットはそこまで大きな下落には見えません。そう考えるとこれらのイベントは『ノイズ』であり無視すべきものだったということができるんです。
どの期間で区切るかでそれぞれの資産のパフォーマンスは異なります。なので、目先の勢いや人気だけではなく『長期&分散』で資産運用は考えるべきです。
まとめ
資産運用で意識することは大きな川の流れのような経済の『トレンド』であり、景気循環などの『サイクル』や、政治家の発言などによる変動の『ノイズ』は無視するのが資産運用で成功するコツなんです。
そして経済は右肩上がりであるという信念を支えに資産運用を行えばいいんです。
長期的な視点で見れば、期間によってそれぞれの資産のパフォーマンスは大きく異なります。だから、目先の勢いや人気に惑わされないように『長期&分散』で資産運用を行っていきましょう!!
ではまた
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