こんにちは。かわ吉です。
ファンドラップって金融商品としてはかなり有能だと思います。
でも意外とこのファンドラップって知られていないんです。
そこで今日は、このファンドラップを解説してみます。
このブログを読むことでファンドラップの概要が分かり、自分がファンドラップを持つべきかそうでないかが分かるようになりますので是非最後までお付き合いください。
①ファンドラップとは何??
そもそもファンドラップとは、プロがあなたに代わって運用をしてくれる運用全自動サービスです。
コースが複数あり、あなたのリスク許容度に合わせたコースを選ぶことができます。
あなたがすることは、『どのくらいのリターンが欲しいのかとそのリターンを得るのにどこまでリスクが取れるのか』を決めることです。
そして、そのあとに運用の基盤となる資産配分を決めます。つまり、その目標を達成するために株式や債券の比率をどうするか決めるんです。比率なんて難しいことはプロに決めてもらいます。
比率が決まれば、具体的にどの商品を買うか決めるわけですが、投資信託って日本に6000本あります。この中から商品を選ぶのは大変です。だから、この商品選びもプロに任せましょう。
最後に、リバランスも忘れずにしないといけません。リバランスとは、自動配分調整のことです。時間が経過するとポートフォリオのバランスが崩れてしまいます。これをそのままにするとポートフォリオのリスクが大きくなりますので、早急に元に戻します。これも、地味な作業で分かりにくいのでプロにお任せしましょう。
以上のようにファンドラップって投資家の人は何もしなくていいんです。
②ファンドラップのメリット
ファンドラップのメリットはたくさんあります。
買付時と売却時に手数料が発生しません。投資信託であれば、銀行や証券の窓口で買うと3%(税別)の買付手数料が発生します。しかし、ファンドラップはこれがかかりませんので、これから投資を始めてみようと考えている人の投資へのハードルは下がると思います。
あとは、一部解約や増額ができます。長期的に見れば、株式相場や債券相場は右肩上がりです。だから、売却するタイミングって基本的には存在しないと思っていて、ファンドラップの売却のタイミングはあなたがその資金が必要になった時だと思います。だから、必要な時に必要な分だけ解約できます。
そして、運用の手間がかかりません。これが全てですね。
③ファンドラップのデメリット
ファンドラップの保有時には、手数料がかかります。1商品によって異なりますが年間1.5%~3%くらいのコストがかかってしまいます。インデックスファンドの安いコストと比較するとかなり高く感じてしまうかもしれません。
短期的に大きなリターンを狙いたいひとは、ファンドラップを買ってはダメです。きっと後悔します。ファンドラップ自体は、長期的な運用をするためのサービスなので、短期勝負には不向きです。すぐにお金持ちになりたい人は、個別銘柄に集中投資をしましょう。おすすめはできませんが。
④ファンドラップをおすすめできる人
ファンドラップをおすすめできる人を解説します。
まずは、投資初心者です。ある程度は運用をプロに任せられるサービスなので、投資初心者の知識・経験不足を商品性でカバーすることができます。
そして、投資経験はあるがうまくいった試しがない人です。このような人は、偏ったリスク度合いの高い投資で失敗されている人が多いですから、長期投資の再現性の高さを理解して投資に対して良いイメージを持てるかもしれません。
あとは、過度に大きなリターンを狙わない人ですね。リスクを抑えてほどほどに運用したい人にはうってつけです。
最後は、運用に手間を掛けたくない人です。手間をかけたい人は、投資が趣味の人だけです(笑)
⑤ラップをおすすめできない人
④の逆になりますね。
まずは、短期的に大きなリターンを狙いたい人です。長期投資向けのサービスですから短期勝負がしたい人は買っちゃだめです。
あとは、保有期間にかかるコストを嫌う人です。ただ、いくらコストが安くてもアドバイスしてくれる人がおらず間違った投資判断を繰り返すくらいなら少し高いコストを払ってでもリターンが出せる方が、トータルで見た時に説くかもしれません。
⑥おすすめ書籍
ファンドラップって投資の基本が詰まっている最高のサービスだと思います。
投資を始めたいけど何を買えばいいか分からない人は、ファンドラップから始めてみるとよいでしょう。
そして、そこからいろいろ勉強して投資信託や個別銘柄を組み合わせて自分のポートフォリオを作っていけばよいと思います。
最後に投資の基本を学べる書籍をご紹介します。
専門用語も少なめで非常に分かりやすくまとめられています。是非一読ください。
絶対に役立ちます。
ではまた